- 2019-11-20 22:41
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Slim Harpo- スリム・ハーポ - "THE BEST OF SLIM HARPO"
USA / LP / Mono / Rhino RNLP106 / Rec 1950s, 60s / Pub 1983
ジャケット擦れほぼ無し、しみわずか、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■ブルース・シンガー、スリム・ハーポのベスト編集盤。
シブイというのとはちょっと違う、ナヨっとした味が実はすごくいいブルースマン、スリム・ハーポのベスト編集盤。ミック・ジャガーも"スリム・ハーポのキング・ビーが聞けるんなら俺らのカバーなんか聞かなくていいだろ"としゃっぽを脱いだ、元祖キング・ビー。ルイジアナ出身で、50年代にエクセロ・レコードからデビュー、なんとも個性的なブルース・ヒットを連発。ダンボールを叩いているようなドラムに気の抜けたムードの「Baby Scratch My Back」、やはりストーンズがカバーした性急な「Shake Your Hips」、スワップ・ポップ調バラード「I've Been A Good Thing」などなど14曲。ライノ・レコードからで音もいい一枚。【曲】「Baby Scratch My Back」「Got Love If You Want It」「I'm A King Bee」「Shake Your Hips」「Te Ni Nee Ni Nu」「I've Been A Good Thing (For You)」「Raining In My Heart」「The Music's Hot」「Mohair Sam」「Tip On In」「Moody Blues」「The Hippy Song」「Don't Start Crying Now」「Rock Me, Baby」
- 2019-11-18 22:38
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Slim And Slam- スリム&スラム - "SLIM AND SLAM"
USA / LP / Mono / Tax M8028 / Rec 1938 / Pub ?
ジャケット擦れわずか、裏面ぽつぽつとしみ、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
3.5~4 / Sound
3.5~4 2480 yen
■スリム・ゲイラード&スラム・ステュワートのジャイヴ・デュオ、スリム&スラムの音源集。
雑食性の高い、ヒップを絵に描いたような音楽性で、当時のリアル・ビート族やバップで踊っていたような先端な人達をとりこにしたジャイヴ・ヒップスター、スリム・ゲイラード。そしてビバップ・シーンでも八面六腑の活躍をした元祖ボウイン&シンギン・ベーシスト、スラム・ステュワート。この二人がソロ・デビュー前に組んでいたのがこの最強のジャイヴ・デュオ、スリム&スラム。これはその時代のデュオ音源を16曲収録した編集盤。【曲】「Flat Fleet Floogie」「Chinatown, My Chinatown」「That's What You Call Romance」「Ti-Pi-Tin」「8, 9, And 10」「Dancing On The Beach」「Oh, Lady Be Good」「Ferdinand The Bull」「Tutti Frutti(試聴)」「Look-A There」「Humpty Dumpty」「Jump Session」「Laughin' In Rhythm」「Vol Vist Du Gaily Star」「Dopey Joe(試聴)」「Sweet Safrona」
- 2019-07-03 21:10
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Stefan Grossman, Aurora Bloack- ステファン・グロスマン、オーロラ・ブロック - "HOW TO PLAY BLUES GUITAR"
U.K. / LP / Stereo / Xtra 1113 / Rec 1966 / Pub 1971
コーティング・ジャケット擦れ少々、右上折れ目、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか、ブックレットきれい
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ステファン・グロスマンとロリー・ブロックの共演盤。
ブルーグースからLPも出ている女性ギタリスト、ロリー・ブロックの瑞々しく、しかもブルースを達観したようにも聞こえる共演も最高な、ステファン・グロスマンによる戦前ブルースのフィンガー・ピッキング盤傑作。これが彼のファーストです(オリジナルは66年、これは74年のキッキング・ミュール盤)。教則レコードなのに名盤というのはこれいかに。過剰な主張のない自然体の演奏がカントリー・ブルースの深遠さを現しているのですが、この味わいは聞いていただくしかありません。、床屋さんだったウイリアム・ムーアの名曲「Old Country Rock」、「Freight Train」で有名な女性ギタリスト、エリザベス・コットン、国会図書館に録音された幻の名曲「Mississippi Blues」などなど収録。これは初めて入荷した71年英盤で、10インチLPほどの解説/タブ譜ブックレット付きのエディション。【曲】「Old Country Rock(試聴)」「Future Blues」「Turn Your Money Green」「God Moves On The Water」「Monday Morning Blues」「M & O Blues」「Whistling Blues」「Candyman」「Banty Rooster」「Save Up Your Money」「Canned Heat」「Vestapol」「Brownsville Blues」「Police Dog Blues」「You Got The Pocketbook, I Got The Key」「Mississippi Blues(試聴)」
※本日のアップはこれで終了です
- 2019-06-17 21:14
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Sidney Bechet- シドニー・ベシェ - "AT STORYVILLE"
Germany / LP / Mono / Black Lion BLP60902 / Rec 1953 / Pub 1988
コーティング・ジャケット擦れわずか、左上小折れ目、レーベルひげ少々、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■R&Rが霞んでしまうような凄まじいライブ。
ニューオーリンズ・ジャズの草創期から活躍した偉大なクラリネット、ソプラノ・サックス奏者シドニー・ベシェ。自身のリーダー作、数多くのセッションのみならず、NYではブルーノートの初のヒット「Summertime」を生み、多重録音を初めて敢行etc...あまりに伝説の多い人。これは53年、ヴィック・ディッケンソンを始めとするボストンの一派とのライブを収録した一枚。ベシェ、ディッケンソンとリズム隊のまさにミラクルな噛み合いっぷり、とにかくみなぎる、鬼気迫る演奏。特にラストの「Lady Be Good」はもう怖いぐらい。【曲】「C Jam Blues」「Crazy Rhythm」「Jazz Me Blues」「Basin Street Blues」「Indiana(試聴)」「Bugle Blues」「Honeysuckle Rose」「On The Sunny Side Of The Street」「Oh! Lady Be Good(試聴)」
- 2019-06-14 20:53
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Stefan Grossman, Aurora Bloack- ステファン・グロスマン、オーロラ・ブロック - "HOW TO PLAY BLUES GUITAR"
U.K. / LP / Stereo / Kicking Mule SNKF-150 / Rec 1966 / Pub 1968
ジャケット擦れわずか、左下に小はがれ、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3~3.5 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■ステファン・グロスマンとロリー・ブロックの共演盤。
ブルーグースからLPも出ている女性ギタリスト、ロリー・ブロックの瑞々しく、しかもブルースを達観したようにも聞こえる共演も最高な、ステファン・グロスマンによる戦前ブルースのフィンガー・ピッキング盤傑作。これが彼のファーストです(オリジナルは66年、これは68年のキッキング・ミュール盤)。教則レコードなのに名盤というのはこれいかに。過剰な主張のない自然体の演奏がカントリー・ブルースの深遠さを現しているのですが、この味わいは聞いていただくしかありません。、床屋さんだったウイリアム・ムーアの名曲「Old Country Rock」、「Freight Train」で有名な女性ギタリスト、エリザベス・コットン、国会図書館に録音された幻の名曲「Mississippi Blues」などなど収録。この英盤はブックレットは最初から付いておらず別売りでした。【曲】「Old Country Rock」「Future Blues」「Turn Your Money Green(試聴)」「God Moves On The Water」「Monday Morning Blues」「M & O Blues」「Whistling Blues」「Candyman」「Banty Rooster」「Save Up Your Money」「Canned Heat(試聴)」「Vestapol」「Brownsville Blues」「Police Dog Blues」「You Got The Pocketbook, I Got The Key」「Mississippi Blues」
- 2019-06-10 21:37
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Sidney Bechet- シドニー・ベシェ - "HAITIAN MOODS"
USA / LP / Stereo / Stinson SLPS-46 / Rec 1938 / Pub 1962
ジャケット表裏擦れ少々、下部中央に縁裂け、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか、音量レベル高いところで若干びりつきあり
Jacket
3 / Disc
3.5~4 / Sound
3~3.5 2680 yen
■39年のセッションを収録したスティンソン盤。早すぎたカリブ・ジャズ。
稀にこういうのが生まれるオールド・ジャズの面白さ。自身のリーダー作、数多くのセッションのみならず、NYではブルーノートの初のヒット「Summertime」を生み、多重録音を初めて敢行etc...あまりに伝説の多いシドニー・ベシェ。本作は39年のカリブ・ジャズ・セッションを収録した一枚で、ルンバとメレンゲのナンバーのみで固められた作品。メンバーは、ウィリー・ザ・ライオン・スミス(P)、ケネス・ローン(TP)、オリン・アルダーホルド(B)、ズティ・シングルトン(D)。シングルトンの強力無比なドラミングも度肝抜かれますが、ドラム・スティックで叩いて音を出しているというベースやら、まるでモード抜きのハービー・ハンコックのような覚醒的にリズミックなピアノもすごい。シングルトンは後にスリム・ゲイラードのバンドでこの手のルンバなどプレイすることになります。赤盤。【曲】「Tropical Mood Rhumba(試聴)」「Original #1」「Sous Les Palmiers(試聴)」「Ti Palph」「Baba Rhumba」「Magic Island Meringue」「Meyette Meringue」「Rosa Rhumba」
- 2019-06-04 20:48
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Smoky Babe- スモーキー・ベイブ - "HOT BLUES"
USA / LP / Stereo / Arhoolie 2019 / Rec 2019 / Pub 1970s
ジャケット擦れ極わずか、しみわずか、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 3680 yen
■ミシシッピのブルースマン、スモーキー・ベイブ60年録音のアルバム。
ミシシッピ生まれで、ルイジアナを拠点にブルースを歌ったスモーキー・ベイブ。ロバート・ピート・ウィリアムスなどを見つけ録音したルイジアナ民謡の研究家ハリー・オスターが60年に録音したもので、オリジナルはそのオスターがルイジアナで興したフォークリリック・レコードからで、これはアーフーリーからのリイシュー。さらりモダンさも混ざったなんとも独特な響きのする、バックワーズ・サム・ファークなど白人系の香りもあるギターに、少しヨタったいい味の歌。これ、かなりいいです。【曲】「Too Many Women」「Two Wings」「I'm Broke And I'm Hungry」「Mississippi River」「My Baby She Told Me」「Rabbit Blues」「Black Ghost」「Ain't Got No Rabbit Dog」「Bad Whiskey」「My Baby Put Me Down」「Going Back Home」
※本日のアップはこれで終了です
- 2019-05-01 20:39
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Sandy Bull- サンディ・バル - "INVENTIONS"
USA / LP / Stereo / Vanguard VSD79191 / Rec 1965 / Pub 1965
ジャケットシュリンク入り、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか、若干のプレスミス、ほぼ音に出ません
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 3800 yen
■ギタリスト、サンディ・バルのセカンド・アルバム。
ジョン・フェイヒー、ロビー・バショーなどタコマ・レーベルのギタリストと同じ資質を持ち、彼らと同時期もしくはそれ以前から演奏していたサンディ・バル。アジアの民俗音楽にも傾倒、モード的な演奏を積極的に取り入れ、ギターのみならずエレキ・ベースやウードもプレイ(多分ジャケットの楽器が使われているもの全部だと思います)。これはセカンド・アルバムで、自作曲やバッハ、さらに古いルネサンスの音楽、チャック・ベリーの「Memphis Tennessee」などを演奏。ドラムはオーネット・コールマン・グループのビリー・ヒギンズ。【曲】「Blend II(試聴)」「Gavotte No. 2 Take 1」「Gavotte No. 2 Take 2」「Manha de Carnival」「Triple Ballade」「Memphis, Tennessee(試聴)」
- 2019-04-24 20:54
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Storyville Stompers- ストーリーヴィル・ストンパーズ - "NEW ORLEANS JAZZ"
USA / LP / Mono / Tropicana 1204 / Rec 1957 / Pub 1957
ジャケット擦れ少々、下部中央小縁裂け、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3~3.5 / Disc
3.5~4 / Sound
3.5~4 2980 yen
■本格派ニューオーリンズ・ジャズ・バンド、ストーリーヴィル・ストンパーズの唯一のアルバム。
他のどこよりもニューオーリンズ・ジャズのリバイバルが盛んだったウエストコーストの白人マイナー・グループ。演奏は本格志向、自由度高いアンサンブル、ウォッシュボードが入った編成でかなり黒い。キング・オリバーやジミー・ブライス、マ・レイニーのブルース等を10曲演奏。このレーベル、円盤レコードを作ったエミール・ベルリナーのお孫さんがやっていたレーベルだそう。リイシューもありますがこれは57年のオリジナル。【曲】「Dippermounth Blues(試聴)」「Storyville Strut」「Doctor Jazz」「All The Girls Go Crazy」「Canal Street Blues」「Snake Rag」「Storyville Blues」「Oriental Man」「See See Rider(試聴)」「Stock Yard's Strut」
- 2019-04-22 21:35
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Sinfonieorchester Des Hessischen Rundfunks- ヘッシェン放送交響楽団 - "MAURICIO KAGEL : HETEROPHONIE"
Germany / LP / Stereo / Wergo WER60043 / Rec 1969 / Pub 1969
見開きジャケット表面はがれ、しみ、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し、オリジナルのインサートしみ、日本語解説シート色あせ少々
Jacket
2~2.5 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■アルゼンチン生まれでドイツで活躍した前衛音楽作曲家カーゲルの管弦楽作。
アルゼンチン生まれでドイツに渡り創作した前衛作曲家マウリシオ・カーゲル(1931-2008)。ティンパニの中に演奏者が飛び込む、指揮者が倒れる、オルガンの音栓を開け閉めする、など劇的要素も作曲に取り入れた問題作を作った人。これは61年完成の管弦楽"ヘテロフォニー"を収録した一枚。同じかもしくは似た形のメロディを演奏する時のそれぞれの違いから響きの内部構造を明らかにするという作で、30分以上の大作でありながら盛り上がりも起承転結も無く、試聴のような断片的な演奏が最後まで続きます。試聴は両面の冒頭。ジャケットダメージあり、直輸入盤で、日本語解説シート付き。
- 2019-04-09 20:38
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Sam Collins, Freddie Spruell, Johnny Temple, etc.- サム・コリンズ、フレディ・スプルエル、ジョニー・テンプル、etc. - "LONESOME ROAD BLUES : 15 YEARS IN THE MISSISSIPPI DELTA 1926-1941 "
USA / LP / Mono / Yazoo -1038 / Rec 1926 to 1941 / Pub 1991
ケース擦れほぼ無し、ブックレット、盤面ともにきれい
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■さすがはヤズーというミシシッピ・ブルースの編集盤。
1926年(これはミシシッピのブルースマンのレコードとしては大変古い)から1941年の、ミシシッピ・ブルースを集めたヤズーの編集盤。よくある戦前ミシシッピのカントリー・ブルース集にはなかなか収録されない、ミシシッピらしさから少し離れた独自のスタイルを持った曲をたっぷり収録。バックワーズ・サム・ファークもカヴァーしたスキップ・ジェイムス「I'm So Glad」、そのスキップ・ジェイムスの「Devil Got My Woman」を淀んだギターと祈るような歌で塗り替えたジョニー・テンプル、2本のギターがグシャっと絡み合うミシシッピ・ブレイシー「Cherry Ball」などなど収録。ライナーはステファン・カルトとジョン・ミラー。【曲】「Big Joe Williams / Little Leg Woman」「Arthur Pettis / Good Boy Blues」「Sonny Boy Nelson / Street Walkin'」「Sam Collins / Lonesome Road Blues(試聴)」「Mississippi Bracey / Cherry Ball」「Robert Petway / Catfish Blues」「Freddie Spruell / Tom Cat Blues」「The Mississippi Moaner / It's Cold In China」「Johnny Temple / The Evil Devil Blues(試聴)」「Robert Lockwood / Take A Little Walk With Me」「Sam Collins / My Road Is Rough And Rocky」「Mississippi Bracey / Stered Ga(試聴)l」「Freddie Spruell / Milk Cow Blues」「Skip James / I'm So Glad」
- 2019-04-08 20:50
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Sonny Boy Williamson- サニー・ボーイ・ウィリアムソン - "THE REAL FOLK BLUES / MORE REAL FOLK BLUES"
France / LP / Mono / Chess 515010-018 / Rec 1950s, 1960s / Pub 1981
ジャケット二枚とも擦れほぼ無し、レーベル二枚ともひげわずか、盤二枚とも極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 3980 yen
■65・66年作の仏盤リイシュー二枚セット。
既に30年代にはブラインド・レモン・ジェファーソン、エルモア・ジェイムス出会い技に磨きをかけ、その後、アーカンソウのブルース番組"キング・ビスケット・タイム"に出演、レコードは出してはいませんでしたが、徐々に人気が出るように。そして51年にミシシッピのマイナー・レーベル、トランペットと契約、ようやく初録音。そしてシカゴへ移り、一時代を築きました。これは、マディ、ジョン・リー・フッカー、ハウリン・ウルフ等チェスの看板ブルース・マン達が出したリアル・フォーク・ブルース・シリーズの中の盤で、65・66年作二枚のセット。バディ・ガイらのギター炸裂のワイルドなシカゴ・ブルースからニューオーリンズと思わせるようなダンサブルなヘヴィ級ナンバー、ブラックR&R系、ブルース・ハープ・インストなどなど二枚通して全編強力無比。仏盤リイシュー。
※本日のアップはこれで終了です