- 2021-04-21 00:13
- Permalink
Roger Williams- ロジャー・ウィリアムス - "SONGS OF THE FABULOUS FIFTIES"
USA / LP / Mono / Kapp KXL5000 / Rec 1956 / Pub 1956
見開きジャケット擦れ少々、内側きれい、レーベル二枚ともひげ無し、盤二枚とも極浅い擦れほんのわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■「枯葉」で知られるロジャー・ウィリアムスが50年代ヒット・ソングを演奏したムード・ピアノ作。
55年、ポロポロポロと絶え間ないハープのようなアルペジオで弾いた「枯葉」が大ヒットしたピアニスト、ロジャー・ウィリアムス。ムード・ピアノの巨匠として多くのレコードを出しました。これは、ストリングスとの王道ピアノ・ムードものやジャジーなスモール・コンボで、50年代のヒット曲を25曲演奏した2LP。ラストにはその「枯葉」も収録。オリジナル盤。
※本日のアップはこれで終了です
- 2021-04-18 22:26
- Permalink
Earl Hines- アール・ハインズ - "QUINTESSENTIAL EARL HINES RECORDING SESSION"
USA / LP / Stereo / Chiaroscuro 101 / Rec ? / Pub 1974
ジャケット擦れわずか、レーベルひげわずか、盤擦れほぼ無し
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■アール・ハインズの未発ピアノ・ソロを収録した一枚。
ジャズの花形、ラッパのフレーズをピアノで弾き世間をあっと言わせたアール・ハインズ。(楽器の特性のことを考えるとチャーリー・クリスチャンよりスゴイかもしれない)黄金期のサッチモ楽団を実質的に切り盛りしていたハインズ、大かたのジャズ・マンは戦後しぼんでいくわけですが、50年代以降が全盛期と言ってしまいたいほど充実したレコードをリリース。これは、ちょっと時代がわからないのですが、もしかすると60年代後半とかかもしれません、ハインズのピアノ・ソロの埋もれた未発表を収録した一枚。埋もれたと言ってもピアノを前にしたらこのぐらいはいくらでもできたのかも、と思わせるミュージシャンのオーラがスゴイ。左手をばっさり切り落とした"Chime In Blues"などを聞いていると、技術だけではなくて、創造力も最高潮だったのではと思ってしまいます。アルバム・タイトルは"典型的なアール・ハインズの録音セッション"。最高!【曲】「My Monday Date」「Off Time Blues」「Just Too Soon」「Chimes In Blues(試聴)」「Chicago High Life」「Blues In Thirds」「Stow Away」「Panther Rag(試聴)」
※今日のアップはこの二枚です
- 2021-04-16 23:14
- Permalink
Erno Szegedi(P), Tatrai Quartet, etc.- エルノ・ゼゲディ(ピアノ)、タートライ四重奏団、etc. - "ERNO DOHNANYI : QUINTET IN E FLAT MAJOR, SEXTET IN C MAJOR"
Hungary / LP / Stereo / Hungaroton SLPX11624 / Rec 1978 / Pub 1978
コーティング・ジャケット擦れ極わずか、表面コーティング材のはがれわずか、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ハンガリーの作曲家ドホナーニの室内楽二作を収録した一枚。
バルトークと同時代の作曲家で、現代音楽の方向へは行かず、ブラームスから大きな影響を受けロマン派の路線で作曲を続けたハンガリーの作曲家ドホナーニ(1877-1960)。3楽章からなる、ピアノと弦楽四重奏の編成の『ピアノ五重奏曲第2番(試聴第2楽章)』(1914年)をAに、4楽章からなる『ピアノ、クラリネット、ホルン、弦楽のための六重奏曲(試聴第3、4楽章)』(1935年)を収録した一枚。時に軽やかで時に肉厚でロマンチックな、ジプシー音楽や20年代アメリカン・ポップスの香りも漂ってくる内容。エルノ・ゼゲディ(ピアノ)、ハンガリーを代表するタートライ四重奏団などによる演奏。
- 2021-04-16 23:08
- Permalink
Boaz Sharon- ボーツ・シャロン - "PIANO WORKS BY CHARLES KOECHLIN"
USA / LP / Stereo / Orion ORS79332 / Rec 1978 / Pub 1978
ジャケット擦れ少々、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■仏の作曲家シャルル・ケクランのピアノ曲集。
フランス6人組のプーランクやタイユフェールらのお師匠でもあった作曲家シャルル・ケクラン(1857-1950)のピアノ曲を三作収録した一枚。山と海の風景をメロディにした、ニューエイジ・ミュージックを先取りしたような透明感のある12曲の『陸景と海景』。やはり12曲の『パストラール』は、『陸景』よりもぐっと近景を切り取ったような親密な作。ラストは組曲『ペルシャの時』から「深い谷間のみずみずしい朝」。ペルシャの旅行記から着想を得たという作で、静謐で重みのある、後期ドビュッシーが新感覚で生まれ変わったようなナンバー。演奏はドビュッシーやこのケクランを得意としたイスラエルのピアニスト、ボーツ・シャロン。試聴のような淡いピアノがぽつぽつ弾かれる感じが好きな方はずっと聞ける一枚になると思います。
- 2021-04-13 21:42
- Permalink
Beatriz Emparan- ベアトリス・エンパラン - "LA MUSICA DE LARA"
Mexico / LP / Mono / Son Art D55 / Rec 1960s / Pub 1960s
ジャケット擦れ極わずか、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
3.5~4 / Sound
3.5~4 3480 yen
■メキシコの作曲家アグスティン・ララの曲をピアノ+リズムで演奏した夢見心地の一枚。
1897年生まれ、10代からプロのピアニストとして夜な夜なクラブで演奏、その後クラシックの世界でも取り上げられることの多い「グラナダ」はじめ、メキシコのポップ・ソング、ボレーロ、ジャズまで数百曲の曲を残したメキシコの国民的作曲家、アグスティン・ララ。これは、恐らくはメキシコの女性ピアニスト、ベアトリス・エンパランが、ララの曲を小リズムと演奏した絶品の一枚。落ち着いたボレーロ、ゆるく引き伸ばした2ビートで演奏されるティンパンアレイ系のジャズ、可愛らしいワルツ、どの曲も試聴のような雰囲気。遠くで鳴るかぐわしいトランペットがまたいい....メキシコ産ムード・ミュージックの名作。【曲】「Senora Tentacion」「Te Quiero」「Farolito」「Rosa(試聴)」「Tus Pupilas(試聴)」「Hastio」「Palmeras」「Noche de Ronda」「Mi Novia」「Santa」「Mujer」
- 2021-04-01 00:06
- Permalink
Lazar Berman- ラザール・ベルマン - "THE LEGENDARY LAZAR BERMAN PLAYS LISZT"
USA / LP / Stereo / Columbia M33927 / Rec 1976 / Pub 1976
ジャケットシュリンク入り、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れほんのわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■米ツアー直後に出されたリスト集。
ロシア生まれのピアニスト、ラザール・ベルマン(1930-2005)。幼少期から並々ならぬ才能を発揮し、50年代にはロシア~東欧では有名な演奏家となり(ハンガリーでは"リストの再来"と言われていたのだそう)、75年にリストを弾きアメリカ・デビューをした際は凄まじい衝撃で迎えられました。これは恐らくその米デビューの大評判をうけ米コロンビアがリリースした76年の一枚で、リストの三作を収録。『Sonata In B Minor』(試聴)、ピアノ組曲"巡礼の年"から3曲の『ヴェネツィアとナポリ』、「メフィスト・ワルツ第一番(試聴)」。
※本日のアップはの一枚です
- 2021-03-29 22:25
- Permalink
Prague Wind Quintet, Zdenek Jilek(P), etc.- プラハ木管五重奏団、ズデニェク・イーレク(ピアノ)、etc. - "MARTINU : JAZZ INSPIRED COMPOSITIONS"
Czechoslovakia / LP / Stereo / Supraphon 11101014 / Rec 1972 / Pub 1972
コーティング・ジャケット擦れ少々、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■20世紀チェコの作曲家マルティヌーの、ジャズの影響を受けて作られた作品を収録した一枚。
ドビュッシー、ルーセル等の印象派、フランス6人組やストラヴィンスキーに影響を受け、多くの作品を残した、20世紀のチェコを代表する作曲家マルティヌー(1890-1959)。これは、ジャズに影響を受けた6作品を収録した一枚。「Prelude」「Musique D'Entrance : Tempo Di Blues」「Musique D'Entrance : Boston」「Finale」からなる『Jazz Suite』は18世紀的な色もある管弦楽のジャズ組曲。続いてCL、Basoon、TP、Vln、Cello、Pの6人編成で、「Prologue」「Tango(試聴)」「Charleston」「Final」のやはりジャズ組曲『La Revue De Cuisine』。ジャズとストラヴィンスキーの出会い的な室内楽。B面頭はピアノ曲で、「Tempo Blues(試聴)」「Tempo Tango」「Tempo Charleston」の三曲からなる『Trois Esquisses』。続いて、5曲からなる『Sextet For Wind And Piano』。これもやはり、ラグタイムやブルースの影響を受けた室内楽作。続いて管弦楽2作続きます。まずは『Shimmy Fox Trot』で、これはかなりクルト・ワイル風のナンバー。ラストはその名も『Le Jazz』。ダンス・バンドのバンジョー2ビートを取り入れためくるめくオーケストラ曲。
※今日のアップはこの一枚です
- 2021-03-20 23:39
- Permalink
Teddy Wilson, Mary Lou Williams, Errol Garner, etc.- テディ・ウィルソン、メアリー・ルー・ウィリアムス、エロール・ガーナー、etc. - "JAZZ PIANO GREATS"
USA / LP / Mono / Folkways FJ2852 / Rec 1944, 45 / Pub 1974
ジャケット円状の擦れ少々、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ、極小のスクラッチわずか、解説シート色あせ、小やぶれ
Jacket
3.5 / Disc
3.5 / Sound
3.5 3480 yen
■アッシュ・レコードに残されたジャズ・ピアノ・ソロ名演を収録した一枚。
フォークウェイズの前にモーゼス・アッシュがやっていたアッシュ・レコードのジャズ・ピアノ・ソロ集。自分でも素晴らしいレコードを残したラグタイム/ジャズ研究家デイヴ・ジェイセンがこれぞというものを選んでいます。最初の二曲だけでもう吹っ飛ばされました...まずテディ・ウィルソン、参加したBグッドマンのトリオでもこの曲をやっているのですが、それを下敷きにさらに八面六臂の激しい演奏で聞かせる"I Know That You Know"、続いてバップの母メアリー・ルー・ウィリアムス三曲で、三曲とも異世界に突入するようなスタンダード・カバー。次はエロール・ガーナー、トレードマークのねちっこいビートとは真逆の機械のようなブギウギ・ピアノで驚き。ジャイヴ誕生にも寄与した名手ウィリー・ザ・ライオン・スミスは、クラシック・ピアノとジャズを掛け合わせた異色の自作"Echoes Of Spring"路線の夢のようなナンバー。A面最後はブギウギのミード・ラックス・ルイス2曲で、彼の代表作"Honky Tonk..."の熱い再演とライブ音源。裏面はすべて神様アート・テイタム絶頂期の名演5曲。アツくなれます!【曲】「Teddy Wilson / I Know That You Know」「Mary Lou Williams / Blue Skies」「Caravan(試聴)」「Yesterdays」「Erroll Garner / Lady Be Good」「Willie The "Lion" Smith* / Woodland Fantasy」「Meade "Lux" Lewis / Honky Tonk Train Blues」「Medium Blues」「Art Tatum / Fine & Dandy(試聴)」「Danny Boy」「Ja-Da」「Where Or When」「It Had To Be You」
※今日のアップはこれで終了です
- 2021-03-20 23:36
- Permalink
Grant Johannesen, Mildred Natwick- グラント・ヨハネセン、ミルドレッド・ナトウィック - "POULENC : THE STORY OF BARBAR / SATIE : SPORTS AND DIVERSIONS"
USA / LP / Stereo / Golden Crest CRS4133 / Rec 1974 / Pub 1974
コーティング・ジャケット擦れ極わずか、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■プーランク、サティの風変りなピアノ作を収録した一枚。
中身、音質、使われる盤の材質も他のレーベルとは違うこだわりのゴールデン・クレスト。ここのジャズやポピュラーのレコードは一枚一枚が存在感のある魅力的なものばかりですが、それはクラシックも同様。ほとんどが(全て?)室内楽、器楽で、アヴァンギャルドは極わずか、近代と現代の狭間のものが多く、また他のレーベルではリリースされていないものも多々あり。この一枚もまたそんなレコード。A面には、プーランクが友人の作家ジャン・ド・ブリュノフ作の絵本"小象ババールの物語"に音楽を付けたピアノ+物語を収録。ドビュッシーの"子供の領分"のような胸躍るおとぎ話的な音楽と、英訳された物語がはまった作品。裏面はサティの"スポーツと気晴らし"で、数十秒から一分ほどの短い21曲からなるピアノ曲集。全曲にサティの詩的なコメントが付いていて、通常この曲のレコードはそのコメントは省略されるかブックレットに入るのですが、これは朗読で各曲冒頭に収録されています。ピアノはカサドシュの弟子でこのレーベルのクラシックの常連グラント・ヨハネセン、朗読は女優ミルドレッド・ナトウィック。
- 2021-03-18 00:00
- Permalink
Huey Piano Smith And His Crowns- ヒューイ・ピアノ・スミス&ヒズ・クラウンズ - "ROCKIN' PNEUMONIA AND BOOGIE WOOGIE FLU"
U.K. / LP / Mono / Ace CH9 / Rec late50s / Pub 1978
ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ヒューイ・ピアノ・スミスの決定盤コンピレーション。英エイスから。
(
こちらもどうぞ、試聴は違う曲です)プロフェッサー・ロングヘア等のニューオリンズR&Bピアノの伝統を引き継ぎ、リトル・リチャードやロイド・プライス等のニューオリンズR&Rを影から支えつつ、50年代後半には自身のバンドで大ブレイクしたヒューイ・スミス。これは59年リリースのエイスからの1stLPを軸に、そのアルバムから漏れていたヒット曲等を収録した英エイスからの濃縮編集盤。タイトル曲を初め「Don't You Just Know It」「High Blood Pressure」などなど代表曲はもちろん、ニューオリンズのスラングを連発する「Don't You Know Yockomo」などなど、体の休まるヒマの無いニューオーリンズR&Bダンス大会。アルヴィン・タイラー、リー・アレン、ロバート・パーカー(SAX)、Drジョン、ロイ・モントレル(G)、そしてやっぱりあの半熟な8ビートを叩くドラマー、チャールズ・ハングリー・ウィリアムスの存在がデカイ。ほんと何番煎じでも聞きたくなるようなグレイトなビート感。【曲】「Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu (Pt.1)」「Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu (Pt. 2)」「Little Chicken Wah Wah」「Little Liza Jane」「Just A Lonely Clown」「Hush Your Mouth」「Don't You Know Yockomo」「High Blood Pressure(試聴)」「Don't You Just Know It(試聴)」「Well I'll Be John Brown」「Tu-Ber-Cu-Lucas And Sinus Blues」「Dearest Darling」「She Got Low Down」「Second Line」
※本日のアップはこの一枚です
- 2021-03-08 22:10
- Permalink
Cecil Gant- セシル・ギャント - "KILLER DILLER BOOGIE"
U.K. / LP / Mono / Magpie PY1816 / Rec 1940s / Pub 1979
ジャケット擦れ少々、レーベルひげ少々、盤擦れほぼ無し
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■R&Bピアニスト、セシル・ギャントの音源集。
ハウリン・ウルフばりの強烈なダミ声を持ち、真っ黒なブギウギ~ジャイヴ、ブルースを濃く煮詰めた強烈な音楽をやっていたピアニスト&シンガー、セシル・ギャント。テネシー生まれで、30年代中期にはクラブでプレイ、その後徴兵され音楽活動をストップさせますが、終戦も近くなった頃、ようやくレコーディング・デビュー。これはそのデビューの44年から49年までの音源を選りすぐった一枚。おもにカントリーブルースの編集盤を出していたマグピー・レコードからの一枚で、これまで入った彼の編集盤と内容ほぼ重なりなし。ギャントが黒人街を連れまわしたという白人の友達に片手で参加させた三手ピアノのインスト・ロッキン・ブギのタイトル曲を皮切りに、得意のどっぷり落ち込むような濃密スローブルース、さらに、なんと白人版ギャントとも言えそうなウィンギー・マノンがトランペットで参加した美メロジャズVoものもあり。【曲】「Killer Diller Boogie」「Little Baby, You're Running Wild」「Fare Thee My Baby」「I'll Remember You」「I'm Losing You」「Lost Baby Blues」「Goodbye Baby」「What's The Matter(試聴)」「Original Cecils Boogie」「Sooner Or Later」「Baby I'm Losing You」「My Baby's Changed」「I've Heard That Jive Before」「Wake Up Cecil Wake Up(試聴)」「You Can't Do Me Right」「It's All Over Darlin'」
- 2021-03-05 23:57
- Permalink
Eddy Duchin- エディ・デューチン - "DUCHIN PLAYS TCHAIKOVSKY"
USA / 10LP / Mono / Columbia CL6022 / Rec 1948 / Pub 1948
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ無し、盤浅い擦れ、極表層のスクラッチわずか
Jacket
3.5 / Disc
3.5 / Sound
3.5 2980 yen
■エディ・デューチンがチャイコフスキーのメロディをイージー・リスニング風に演奏した10インチLP。
30~40年代に活躍したピアニスト&バンド・リーダー、エディ・デューチン。20年代に流行ったホットなダンス・バンドではなく、大恐慌以降のスウィート・バンド・スタイルの名作を多く残した人。しかし51年に41歳という若さで亡くなってしまいます。さて本作は、LPとしては当店で入荷したもので最も古い48年の10インチ・アルバムで、デューチンのピアノ、小リズム、薄いコーラスで、「ロミオとジュリエット」、「アンダンテ・カンタービレ」、「ただ憧れを知る者だけが」などチャイコフスキーの数々の名曲を静かに演奏した一枚。【曲】「Secrets」「Moon Love(試聴)」「Concerto For Two」「Our Love」「None But The Lonely Heart」「The Story Of A Starry Night」「On The Isle Of May(試聴)」「Save Me A Dream」
※今日のアップはこの一枚です