- 2020-07-26 23:35
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Dodo Marmarosa- ドド・マーマローサ - "DODO MARMAROSA"
USA / LP / Mono / Spotlite 108 / Rec 1947 / Pub 1975
ジャケット擦れわずか、下部中央と上部右側縁裂け、レーベルひげ無し、盤浅い擦れわずか
Jacket
2.5~3 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■47年のダイアル録音をまとめたうれしい編集盤。未発の4曲も素晴らしい。
チャーリー・パーカーを始め参加したセッションの多彩さ重要さ、またそこでの演奏の素晴らしさは誰にも負けない最高のバップ・ピアニスト、ドド・マーマローサ。本作はビバップ最重要レーベル、ダイアルへの録音をまとめたもの。47年の12月3日の1日で録音されたもので、オリジナルは、ダイアルの10インチLPと、そこに漏れたものはSP盤としてリリースされました。それを全て収録。ダイアルのセッションは、全てハリー・ババシン(B)、ジャッキー・ミルズ(D)とのトリオ。両面のラストにはリリースされる予定の無かったスタジオでのピアノ・ソロ演奏を収録。A面は「Tone Paintings」と題された、ビックス・バイダーベック「In A Mist」系のクラシックとジャズをミックスした素晴らしい2曲。裏面は「Deep Purple」と「Tea For Two」で、特にはじけるストライドの「Tea For Two」がグレイト。【曲・曲目がかさなっているのはテイク違い】「Bopmatism」「Dodo's Dance」「Trade Winds」「Dary Departs(試聴)」「Cosmo Street」「Tone Paintings 1」「Tone Paintings 2(試聴)」「Bopmatism」「Dodo's Dance」「Trade Winds」「Dary Departs」「Dary Departs」「Cosmo Street」「Deep Purple」「Tea For Two」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-07-10 00:33
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Brother Bones- ブラザー・ボーンズ - "SWEET GEORGIA BROWN cw POOR BUTTERFLY"
USA / 45rpm / Mono / Harem Globetrotters 45HGT300 / Rec 1949 / Pub 1970s
スリーブ小やぶれ、くたびれあり、レーベルきれい、盤極浅い擦れ少し
Jacket
2.5~3 / Disc
3.5~4 / Sound
3.5~4 1980 yen
■口笛R&Bの名曲。このチームのテーマソングなのでした。
アラバマで靴磨きをしていた少年フリーマン・デイヴィス。 靴磨きをしながら口笛は吹くは、ブラシでリズムは取るはで地元ではウイッスリング・サムという名で通っていたという有名人。その後ロスの中華料理屋で「Sweet Georgia Brown」をプレイした所、大評判に。たちまち録音、40年代から50年代にかけて7、8枚のSPを録音。これはその「Sweet...」をテーマ・ソングにした、バスケ曲芸エギジヴィジョン・チーム、ハーレム・グローブトロッターズが出した一枚。裏の写真はエイブ・セイパースタインというチームの創始者で、バスケから人種の垣根を取っ払った人なのだそう。
- 2020-07-02 00:52
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Duke Ellington, Andre Previn, Art Tatum, etc.- デューク・エリントン、アンドレ・プレヴィン、アート・テイタム、etc. - "MODERN JAZZ PIANO"
USA / 10LP / Mono / RCA Victor LPT31 / Rec 1940s / Pub 1951
ジャケット擦れ、下部中央縁裂け、裏面しみ、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ、プツ音でる小スクラッチ
Jacket
2.5~3 / Disc
2.5~3 / Sound
3 2980 yen
■SP盤時代のぶっ飛んだモダン・ジャズ・ピアノ曲を集めた10インチLP。
RCAが51年に、自社と関連レーベルのまさに"モダーン"なジャズ・ピアノ名演を選りすぐった10インチ。全員がエポックメイキングな天才・奇才プレイヤーオンリーの全8曲。エリントンとビリー・ストレイホーンの奇天烈連弾「TONK」に始まり、ギターとベース、ボンゴがはいったアンドレ・プレヴィン、バップの母メアリー・ルー・ウィリアムスの「FIFTH DIMENSION」、スラム・スチュートのトリオに参加する前後の46年のこれまた女性ベリル・ブッカー、ほとんどジャズの神秘レニー・トリスターノ等、今の耳にも未来を感じさせるナンバーを収録。【曲】「Duke Ellington And Billy Strayhorn / Tonk(試聴)」「Andre Previn / Indiana」「Art Tatum / Cherokee」「Mary Lou Williams / Fifth Dimension」「Oscar Peterson / Margie」「Beryl Booker / I Only Have Eyes For You」「Erroll Garner / Erroll's Bounce(試聴)」「Lennie Tristano / I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You」
- 2020-06-04 00:11
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Charles Lloyd - チャールス・ロイド - "MOON MAN"
USA / Stereo / LP / Kapp KS3634 / Rec 1970 / Pub 1970
見開きジャケット擦れほぼ無し、内側きれい、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■チコ・ハミルトン→アダレー→キース・ジャレットらと活動をともにしてきたリード奏者、チャーズ・ロイド。
距離を置くにしろ中に入っていくにしろ、新しいロック、意識拡大の流れを無視することは出来なかったこの時代にロイドが作り上げたのは、ロックンロールとジャズの下世話で痛快な融合。200点満点を挙げたいこのバサバサの唄いまくるロッキン・ドラムに歪んだエレキ、ほんとに楽しいメロディをロイドが唄うタイトル曲「Moon Man」を筆頭に、かなり異色のジャズ~ロックンロールが目白押し。キャプテン・ビーフハートとジョン・サイモンが共演したらこんなのが出来そう、というような不思議な世界。大フェイヴァリット。【曲】「Moonman I(試聴)」「I Don't Care What You Tell Me」「Sermon」「Sweet Juvenia」「Heavy Karma(試聴)」「Hejira」「Ship」「Moonman II」
※本日のアップはこの一枚です
- 2020-05-21 22:59
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Ralph Burns And His Ensemble- ラルフ・バーンズ&ヒズ・アンサンブル - "SPRING SEQUENCE"
USA / 10LP / Mono / Period SPL1105 / Rec 1955 / Pub 1955
ジャケット下部にはがれ、縁にほころび、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ
Jacket
2 / Disc
3.5 / Sound
3.5 2980 yen
■ジャズ・アレンジャー、ラルフ・バーンズが、春にちなんだ曲をピアノで弾いた一枚。
ラルフ・バーンズというと縦横にビッグ・バンドに駆使して室内楽ジャズの新たな領域に突入した天才アレンジャーというイメージがありますが、これはバーンズのピアノを聞く一枚。トリオ、もしくはそれにギターが入った編成で、春の名が付く曲を穏やかに演奏したアルバム。ウィリー・ザ・ライオン・スミスの「
Echoes Of Spring」のカバーもあり。55年の10インチ・アルバム。すぐ直後にジャズトーンというレーベルでリイシューされますが、これはピリオドのオリジナル。【曲】「Spring Sequence(試聴)」「It Might As Well Be Spring(試聴)」「Spring Is Here」「Sprang」「Echo Of Spring」
- 2020-04-27 14:48
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Francois Rabbath- フランソワ・ラッバート(ラバト) - "BASS NO TETSUJIN"
Japan / LP / Stereo / Moshe Naim P10100H / Rec P10100H / Pub 1970s
ジャケット擦れ極わずか、しみ少々、レーベルひげ極わずか、盤擦れほぼ無し、帯、インサートきれい
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 3800 yen
■ベーシスト、フランソワ・ラバトの73年のアルバム。
シリア生まれ、独学でコントラバスを始めクラシックをマスター、その後プロとしてキャリアをスタート。数枚のソロ作を発表、エディット・ピアフやバルバラなどの歌伴もこなした彼の73年のアルバム。様々な奏法で一本のベースをフルバンドのように鳴らし多重録音、それに数人の打楽器奏者が参加、アラブやインド音楽のエッセンスも散りばめたイマジナティブな名盤。日本盤、帯・解説付き。【曲】「L'odysee D'eau(試聴)」「Poucha-Bass」「Incantation Pour Junon」「Horda」「Breiz」「Mutants D'eau Pale」「Thyossane(試聴)」「Equation」「Embruns」「Chagall De Basse」
- 2020-04-21 22:53
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Jimmy Raney- ジミー・レイニー - "FEATURING BOB BROOKMEYER"
Japan / LP / Mono / ABC SRM3033 / Rec 1956 / Pub 1969
ジャケット擦れほぼ無し、しみ少々、帯小汚れ、レーベルひげ少々、盤極浅い擦れわずか、インサート極小書き込み
Jacket
3~3.5 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■ジャズ・ギタリスト、ジミー・レイニーとヴァルヴ・トロンボーン奏者ボブ・ブルックマイヤーの双頭アルバム。
バーニー・ケッセル、タル・ファーロウ、ジョニー・スミスなど個性的なギタリストが多くいた50年代の中でも、洗練された演奏で多くの歴史的セッションに参加してきた随一の名手ジミー・レイニー。これは西海岸のトロンボーン奏者ボブ・ブルックマイヤーを迎えて出された56年のアルバム。どこか暗さをたたえた熱のこもったギターと風通しのいいトロンボーンの意外なコンビネーションがいい一枚。日本盤、帯・解説付き。【曲】「Isn't It Romantic(試聴)」「How Long Has This Been Going On?」「No Male For Me」「The Flag Is Up」「Get Off That Roof」「Jim's Tune(試聴)」「No One But Me」「Too Late Now」
※本日のアップはこの二枚です
- 2020-04-21 22:51
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Jimmy Raney- ジミー・レイニー - "STRINGS AND SWINGS"
USA / LP / Stereo / Muse 5004 / Rec 1957, 69 / Pub 1972
コーティング・ジャケット擦れ少々、裏面書き込み、右上小カット、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ少々、A4に小プツ音でるスクラッチ
Jacket
3 / Disc
3.5 / Sound
3.5 2680 yen
■クラシックとジャズの融合を試みたジミー・レイニーの意欲作。
64年にズート・シムズらとの共演盤を出した後しばらくリーダー作の録音は無かった彼の、72年に出たあっと驚く内容の一枚。57年に録音されていたA面は、『Suite For Guitar Quintet』と題された、クラシック弦楽トリオとの演奏で、レイニーの書下ろし。トリスターノ一派のゾクゾクするような響きが好きな人に大推薦の全5曲。裏面は「Round Midnight」「Stella By Starlight」などおなじみのレパートリーを詩的に演奏。【曲】「Homage To Bartok(試聴)」「Miracle On Main Street」「Pari Passu」「A La Belle Etoile」「Finale: Presto」「Bernie's Tune」「Darn That Dream(試聴)」「Stella By Starlight」「'Round Midnight」
- 2020-04-18 00:10
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Sonny Rollins- ソニー・ロリンズ - "A NIGHT AT THE VILLAGE VANGUARD"
Japan / LP / Mono / King Blue Note GXK8101 / Rec 1957 / Pub 1978
ジャケット擦れ少々、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか、インサート色あせ
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■モダン・ジャズ・テナー・サックスの王者ソニー・ロリンズの鉄壁の名盤。
「Saxophone Colossus」やコンテンポラリーの盤もグレイト、しかし生々しさ、臨場感、バンドメンバーを含めた研ぎ澄まされた演奏でこれが一番という人も多いと思います。海外でも音がいいと評判の日キング盤。この生唾のむドラムはエルヴィン・ジョーンズ、ベースはウィルバー・ウエア。帯無し、解説付き。【曲】「Old Devil Moon(試聴)」「Softly As In A Morning Sunrise(試聴)」「Striver's Row」「Sonnymoon For Two」「A Night In Tunisia」「I Can't Get Started」
- 2020-04-10 23:26
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Billy Byers- ビリー・バイヤーズ - "THE RCA VICTOR JAZZ WORKSHOP"
USA / LP / Mono / RCA Victor LPM1269 / Rec 1956 / Pub 1956
ジャケット擦れ少々、上下取り出し口に小縁裂け、裏面に書き込み、レーベルひげ極わずか、盤浅いすれわずか
Jacket
3 / Disc
3.5~4 / Sound
3.5~4 3680 yen
■ジョージ・ラッセルやハル・マキュージックでしられるRCAワークショップ・シリーズの傑作。
トロンボーン奏者としてもアレンジャーとしてもベテランでしたが彼はこのワークショップ・シリーズがデビュー。チェンバーなストリング・カルテットや、ビブラフォン、セロを加えた10人程度の編成で、ソーター・フィネガン楽団等を彷彿とさせるユニークなアレンジと、各人のソロも大フィーチュアしたジャズの旨味が味わえる素晴らしい一枚。ジョー・ヴェヌートのマリンバやチューブラ・ベルと、3台のチェロのアンサンブルをフィーチャーしたスタンダードA1やボイド・レーバーン風に未来的に決めたA5、日曜のお昼から土曜夜の月曜朝まで連続的に表現した驚きのナンバーB3等、書ききれないほどのアイデアが詰まった作品。オリジナル盤。【曲】「Alone Together」「The Tickler(試聴)」「Billy Bones」「Chinese Water Torture」「I See A Million People」「Back In Your Own Back Yard」「The Funky Music Box」「The Great Rationalization」「Sunday」「Misty Osie」「Thou Swell(試聴)」「You're Mine You」
- 2020-04-05 21:53
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Mat Mathews- マット・マシューズ - "THE GENTLE ART OF LOVE"
USA / LP / Mono / Dawn DLP1111 / Rec 1956 / Pub 1956
コーティング・ジャケット擦れ少々、下部取り出し口小縁裂け、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ、表層スクラッチ少々
Jacket
3~3.5 / Disc
3.5 / Sound
3.5 5980 yen
■ジャズ・アコーディオン奏者、マット・マシューズの傑作。
ギタリストのジョー・プーマ、ハービー・マンらと結成したカルテットでのいくつかの作、そして数少ない自作ソロで聞ける彼の演奏は、バップ・ジャズを基本にチェンバー風、ムード風なものを割合幅狭めに趣味よく演奏する人。そのバップを聴きたい方には同じドーン・レーベルの『Modern Art Of Jazz』がお薦めですが、この作品はその対極にあるような、天国の様な黄昏ムード・ジャズの大傑作。全て一曲も例外なく最後までこのペース、これ以上は考えられないソフトで浮遊感に溢れるサウンドでさしものクロード・ソーンヒルもジェラシーすると思います。オリジナル盤。【曲】「If You Were The Only Girl In The World(試聴)」「I'll Be Around」「You Call It Madness(But I Call It Love)」「The Gentle Art Of Love」「Two Sleepy People」「My Heart And I Decided」「It Could Happen To You(試聴)」「My Love Is A Fountain」「When Your Lover Has Gone」「A Foggy Day」「Indian Summer」「There Will Never Be Another You」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-04-02 01:49
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Ralph Burns- ラルフ・バーンズ - "FREE FORMS"
USA / 10LP / Mono / Mercury MGC115 / Rec 1952 / Pub 1952
コーティング・ジャケット擦れ少々、色あせ、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ、表層スクラッチ少々、曲により時々サーノイズ入る曲あり
Jacket
3~3.5 / Disc
3.5 / Sound
3 2980 yen
■アレンジャー、ラルフ・バーンズの1stアルバム。室内楽ジャズの名盤。
モダン・ジャズ・アレンジャー、ラルフ・バーンズの52年の室内楽ジャズ作。ライナーによれば、バッハ、ヴェルディー、エリントン、パーカー等に影響された曲を軽い感覚で書き出したということですが、ほんとでしょうか。話半分で読んでしまいます。弦楽、木管の小編成の室内楽団にフレンチ・ホルン、リズム隊を加えた編成で、聴感は極めて洗練され優雅ながら、巧妙に野心的なフレーズを繰り出してくる手腕に惚れ惚れ。ストリングスがこれほど雄弁なジャズ作もそうないのでは。全曲バーンズの自作で、各々の見せ場はありつつも基本全てアンサンブル。アルトのソロはリー・コニッツ。【曲】「Terrisita(試聴)」「Lileth」「Vignette At Verney's」「Cameo」「Places Please」「Tantallon(試聴)」「Spring Is」「Someday, Somewhere」