- 2021-02-13 23:38
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Jimmy O'Bryants Washboard Wonders- ジミー・オブライアンツ・ウォッシュボード・ワンダーズ - "BACK ALLEY RUB 1924-26"
USA / LP / Mono / Biograph BLP12002 / Rec mid1920s / Pub 1968
ジャケットシュリンク入り、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■初期シカゴの名ジャズ・クラ奏者ジミー・オブライアント。彼のウォッシュボード・バンドを収録した一枚。
ジェリー・ロール・モートン、WCハンディ、キング・オリバーetc..と活動したアーリー・ジャズの名クラリネット奏者ジミー・オブライアント。これは彼のウォッシュボード・バンドの音源を収録したバイオグラフ・レーベルからの編集盤。68年。ジョニー・ドッズと瓜二つといわれたそのプレイ、下の
ピアノ・ロール盤にも収録されたジミー・ブライスの弾けるピアノ、神業を聞かせるジャスパー・テイラーのウォッシュボードというトリオ。24年から26年というかなり初期の音源集。【曲】「Red Hot Mama(試聴)」「Skoodlum Blues(試聴)」「Washboard Blues」「Midnight Strutters」「Georgia Breakdown」「Blue Eyed Sally」「Three J Blues」「Steppin' On The Gas」「Back Alley Rub」「The Joys」「Shake That Thing」
- 2021-02-08 20:35
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Aurele Nicolet, Heinz Holliger, Eduard Brunner, Oleg Mainsenberg- オーレル・ニコレ、ハインツ・ホルガー、エドゥアルト・ブルンナー、オレグ・マイセンベルク - "DARIUS MILHAUD : CHAMBER MUSIC FOR WINDS AND PIANO"
Germany / LP / Stereo / Orfeo S060831 / Rec 1983 / Pub 1983
ジャケット擦れわずか、レーベルひげなし、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■ミヨーの木管とピアノの室内楽を収録した一枚。
ドビュッシーの『弦楽四重奏』の譜面を見て音楽を志し、サティやコクトーとの出会いからフランス6人組として活躍、第一次世界大戦後のフランス音楽界で最重要作曲家の一人となったダリウス・ミヨー(1892-1974)。アメリカでバート・バカラック、デイヴ・ブルーベックetcを教え、ジャズ、ポップス界にも影響を持った音楽家。本作はミヨーが残した4作の木管とピアノのための室内楽を収録した83年のアルバム、ドイツ盤。さて、やはりA面全てを占める、ミヨーの作品の中でも最も深い情感を持った作といわれる、4曲からなる『フルート、オーボエ、クラリネットとピアノのためのソナタ(試聴)』(1918年)の素晴らしさが圧倒的。この曲、いろいろ探したのですが、これともう一枚しかアナログはないんじゃないでしょうか?(あったらすみません)B面には『フルートとピアノのためのソナチネ』(1922)『クラリネットとピアノのためのソナチネ(試聴)』(1927年)『オーボエとピアノのためのソナチネ』(1954年)を収録。どれも透明感溢れる幻想的な響きで統一された美しい作。ドイツ、スイスのミュージシャンによる演奏。解説入りのオリジナル・インサート付き。
- 2021-02-07 20:00
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Domaine Musical Ensemble, Pierre Boulez(Cond.)- ドメーヌ・ミュジカル・アンサンブル、ピエール・ブーレーズ(指揮) - "SCHOENBERG : SERENADE OP 24"
USA / LP / Stereo / Everest 3175 / Rec 1962 / Pub 1970s
ジャケット擦れわずか、裏面小はがれ、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3~3.5 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■シェーンベルクの室内楽『セレナード』。
シェーンベルク(1874-1951)が20年から24年の間に作曲した室内楽作『セレナード』を、ブーレーズ指揮の仏の室内楽団が演奏した一枚。12音技法の様々な実験をしていた頃のシェーンベルクの作品で、唯一歌の入る第4楽章が12音で作られているのだそう。クラ、バスクラ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギター、マンドリンのセプテットによる全7楽章。快活な2ビートのリズムで奏でられる、それぞれの楽器の肉感的な演奏に言葉を無くす第一楽章「マーチ(試聴)」、スローな出だしから結びに向けてめくるめくドラマが展開される「メヌエット」、12ではなく11音で作られていると言う「変奏」、唯一バリトンの歌が入る「ペトラルカのソネット」は、原詩の構成のせいで生じるずれを表現の一つにしたというナンバー。全曲中最もポップな印象を受けるワルツの「舞踏の情景」、音列を使わずフリー・スタイルで作曲された柔らかな「無言歌(試聴)」、ラストの「フィナーレ」は最初の「マーチ」をすっきりと再演した曲で、全てをまとめる役割を果たすナンバー。
- 2021-01-18 20:35
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Jimmy Giuffre- ジミー・ジュフリー - "THE FOUR BROTHERS SOUND"
USA / LP / Stereo / Atlantic 1295 / Rec 1958 / Pub 1958
コーティング・ジャケット擦れ少々、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
3.5~4 / Sound
3.5~4 4500 yen
■異端の傑作。8CHのマルチ・テープ・デッキの多重録音で丹念に録音されたジュフリー3+3。
ジミー・ジュフリー3が邪道ならば、これは邪道を極めた一枚。ボブ・ブルックマイヤー(TB)、ジム・ホール(G)、他はジュフリーがテナーサックスを都合4本多重録音し作り上げた、数少ない50年代マルチプル録音ジャズの逸品。基本の‘3’のサウンドに、ジュフリーの強めのサブ・トーン・テナーが重なりあったハーモニーとソロが織り合わさった、空気感一杯の不思議なサウンド。あの「Four Brothers」でこのサウンドのスゴサを立証、オリジナルで固めたA面に、涙があふれそうな多幸感に包まれる「Memphis In June」等のスタンダード集なB面。緑DGのステレオ・オリジナル・レーベル。【曲】「Four Brothers(試聴)」「Ode To Switzerland」「Blues In The Barn」「Space」「I Gotta Right To Sing The Blues(試聴)」「Come Rain Or Come Shine」「Memphis In June」「Cabin In The Sky」「Ol' Folks」
※本日のアップはこれで終了です
- 2021-01-03 22:09
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Sam Manning, Wilmoth Houdini- サム・マニング、ウィルマス・フーディニ - "BARBADOS BLUES"
USA / LP / Mono / Collectors Items 015 / Rec 2,30s / Pub 1984
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■NYで活躍した戦前カリプソニアン、マニングとフーディニを収録した一枚。
戦前20年代NYでカリプソを広めた伝道師サム・マニングと、よりオーセンテイックなカリプソを紹介したフーディニの二人のSP音源を編集した珍しい一枚。マニングはヴォードビルテイストと、カリプソとストリング・バンドをまぜたようなサウンドを作り、カリプソをアメリカで一般的に広めた大功労者。26,27年録音のOKEH盤から8曲を表面に。マニングに数年遅れてNY入りしたベテラン・カリプソソニアン、フーディニはジェラルド・クラーク率いるナイト・オウルズをバックに数多くの吹き込みを行い、カリプソの黄金時代を築きました。31年NY録音の音源を8曲収録、いわゆるド・カリプソではなくて、ジャズとカリプソをミックスしたようなサウンドになっているのがこれまたミソ。エメット・ミラーみたいにも聞こえてきます。どこから聞いても最高。【曲】「Sam Manning / Sweet Mama Ring-Ding-Ding」「Barbados Blues」「Keep Your Hands Off That(試聴)」「Go, I Got Someone Sweeter Than You」「Bongo」「Pepper Pot」「Lignum Vitae」「Emily」「Wilmoth Houdini / No Mo Bench And Board」「Sweet Papa Willie(試聴)」「Honey I'm Bound To Go」「The Cooks In Trinidad」「Arima Tonight」「Black But Sweet」「I Need A Man」「Stop Coming And Come」
- 2020-12-21 22:32
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Herb Wiedoeft's Cinderella Roof Orchestra, etc.- ハーブ・ウィードーフズ・シンデレラ・ルーフ・オーケストラ、etc. - "TOE TAPPIN RAGTIME"
USA / LP / Mono / Folkways RBF25 / Rec 1920s, 30s / Pub 1974
ジャケットシュリンク入り、レーベルひげ少々、盤極浅い擦れわずか、インサートしみ少々
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 3800 yen
■デイヴ・ジェイセンによるラグタイムのバンドもの編集盤。
本来ピアノのために書かれたラグタイムを中・小のバンド編成のアレンジに取り込んだ作品を希少なSPでよってまとめた一枚。いわゆるダンス・バンドによる解釈とジャズ・バンドによる解釈で裏表の面を分けています。歴史的にはラグの楽譜が出る前からミリタリー・バンドなどで演奏されていたようで、録音もピアノ・ラグタイムより古くからあります。(ピアノはロールがありましたので、録音は遅れました)。1920年代アコースティツク期のダンス・バンドに夢中な方には是非聞いていただきたい最高のアーリー・ダンス・バンドのラグがたっぷり聞けます。なんと!!ラグ・バンジョーのハリー・レッサーの「LOLLYPOPS」がバンド・アレンジで本人の演奏ありで収録。こりゃスゴイ。ニューオーリンズの黒人ジャズ・バンド、フェイト・マラブルの、ロイ・バージー「Pianoflage」のジャズ・バージョン、アール・フラー楽団の木琴ラグ・バンド、ラストには40年代ボブ・ザーク楽団の、ラグ回顧スウィングナンバーもあり、これがまたムチャクチャカッコいい。盤おこしはヤズーのニック・パールズで音もばっちり。【曲】「Herb Wiedoeft's Cinderella Roof Orchestra / Maple Leaf Rag」「Gene Rodemich's Orchestra / Tenth Interval Rag」「Fate Marable's Society Syncopators / Pianoflage」「Vic Meyers And His Orchestra / Springtime Rag」「Earl Fuller's Rector Novelty Orchestra / Pork And Beans」「Vincent Lopez' Hotel Pennsylvania Orchestra / Gloria」「Guy Lombardo And His Royal Canadians / Cannonball Rag」「Rosario Bourdon & His Orchestra / Ginger Snaps」「Arcadia Peacock Orchestra Of St. Louis / Dog On The Piano」「Tuxedo Orchestra / Lolly Pops(試聴)」「Hitch's Happy Harmonists / Nightingale Rag Blues」Hitch's Happy Harmonists / Catarac Rag Blues「Jimmie Johnson's Jazz Boys / Carolina Shout」「Bennie Moten's Kansas City Orchestra / Goofy Dust」「Clarence M. Jones And His Wonder Orchestra* / The Arm Breaker」「Bob Zurke & His Orchestra / Hobson Street Blues(試聴)」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-11-26 23:21
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Henry Lange And His Orchestra, Clarie Hull And His Boys, etc.- ヘンリー・レンジ&ヒズ・オーケストラ、クレイリー・ハル&ヒズ・ボーイズ、etc. - "A BAG OF SLEEPERS VOLUME 2 - HOT LICKS"
USA / LP / Mono / Arcadia 2004 / Rec 1928-30 / Pub 1970s
ジャケット擦れ少々、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■ジャズの歴史的名演を数多く録音したジェネット・レコードのホワイト・ジャズ集。
線路わきの掘っ立て小屋のようなスタジオ(電車の音を避けるため時刻表とにらめっこで録音してたらしいです)で、サッチモ、ビックス、ホーギーの初録音を始め、ヒルビリー、カントリー・ブルースの歴史的名演を数多く録音し出したジェネットとその兄弟レーベル。これは、そのジェネットに残された貴重なホワイト・ジャズ、しかも知られざる、ホットなリック満開の名演を収録した、アルカディアというレーベルの三枚あるうちの二枚目。メンバー不明のグループ多し、判明していても知らない人ばかり、地元の大学生のジャズ・バンド(やみくもに突っ走るスゴイ曲。試聴一曲目です)なんていうのもあります。録音風景見たいもんです。
- 2020-11-25 22:55
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Dennis Budimir- デニス・バディマー - "ALONE TOGETHER"
USA / LP / Stereo / Revelation 1 / Rec 1967 / Pub 1967
ジャケット擦れほぼ無し、小折れ目、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 4500 yen
■ジャズ・ギタリスト、デニス・バディマーの67年作。
ロスの自主ジャズ・レーベル、リベレイションから数枚のリーダー作を出したポスト・バップ・ギタリスト、デニス・バディマー。50年代後半のドルフィー在籍時のチコ・ハミルトン・グループに参加(『Gongs East』に入ってます)、オーネットやゲイリー・ピーコックと知り合い、そのつてでバド・シャンク・グループに加入。ジュリー・ロンドンやペギー・リーの歌伴なども担当。そんな時期にこのレーべル・オーナーと出会い、個人的な録音を開始。これはその頃のアルバムで、ギブソンのアコギを自宅に持ってきてもらい、2CHのテープレコーダーで録音したという一枚。これがすばらしい演奏。最初にリズム・ギターを録音、そのあとソロを、という風に自分で伴奏とソロを多重録音しているのですが、機械のようなレス・ポールなどとは全く正反対の、デニスの分身が本物のデニスと向き合って演奏しているようなジャズ・ギター・デュエットと言えそうなもの。さらにありがたいのはサックスで、彼もまたあまり録音が多くないしかし非常に人気のあるサックス奏者ゲイリー・フォスターが、何曲かで参加、それがまた素晴らしい。毛筆のような太く温かいブロウとサラっとした音色のリズム・ギターのみで録音しています。戦前ジャズ・ギター(写真でもってるヤツです、まさにラングとかがもってたギブソンL-5です)の音色で演奏されるポスト・モダンなジャズ・ギター。すばらしいです。【曲】「Blues For Ray(試聴)」「Embraceable You」「East of the Sun」「No Cover, No Minimum(試聴)」「I Can't Get Started」「All The Things You Are」
- 2020-11-22 22:00
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Charles Mingus, Lee Konitz, Paul Bley, Max Roach, etc.- チャールズ・ミンガス、リー・コニッツ、ポール・ブレイ、マックス・ローチ、etc. - "AUTOBIOGRAPHY IN JAZZ"
USA / LP / Mono / Debut DEB-198 / Rec early50s / Pub 1955
ジャケット擦れ少々、下部中央小縁裂け、レーベルが盤からはがれています、盤浅い擦れ、表層スクラッチ少々、B1に3回大き目のプツ音入る極小スクラッチ
Jacket
3~3.5 / Disc
3~3.5 / Sound
3~3.5 3980 yen
■チャールズ・ミンガス夫妻とマックス・ローチらで、52年に立ち上げられた自主ジャズ・レーベル、デビュー。
インディペンデントであることを意識的に展開し、先鋭的なジャズを世に放ったこのレーベルの発展、足取りを掴むのに最高なオムニバス、全曲未発音源。ハード・バップをさらに洗練させた云わばハード・ハード・バップから、ジャズと現代音楽を融合させた作品等、濃厚なNYのアングラ・モダン・ジャズの軌跡が刻まれています。録音は主に52年、53年。リー・コニッツとミンガスの初共演作、現代音楽的アプローチの女性ボーカル曲ジャネット・サーロウの素晴らしすぎる「Eclipse」、ミンガス、アート・ブレイキーが入ったポール・ブレイのトリオなど、ESPディスクへとつながっていく源流のウルトラ傑作。リイシューや日本盤もありますがこれはフラットエッジ、スチレンのオリジナル盤。※レーベルが盤から剥がれています。この盤のオリジナルはかなりの確率でこうなっています【曲】「Max Roach Septet / Orientation」「Jackie Paris With Charles Mingus Quintet / Paris In Blue」「Lee Konitz With Charles Mingus Quintet / Extrasensory Perception(試聴)」「Janet Thurlow With Charles Mingus Octet / Eclipse(試聴)」「Paul Bley Trio / Santa Claus Is Coming To Town」「Gordons With Hank Jones Trio / Bebopper」「Jazz Workshop / Kai's Day」「Thad Jones With Stings / Portrait」「Honey Gordon With Hank Jones Trio / Can You Blame Me」「Sam Most Quartet / Notes To You」「Don Sevnay With Strings / Makin' Whoopie」「Hank Jones / Medley」「Max Roach / Drum Conversatoin」「Bud Powell Trio / I've Got You Under My Skin」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-10-04 22:36
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El Cota, Clyde Doerr, Gene Greene, etc.- エル・コータ、クライド・ドアー、ジーン・グリーン、etc. - "RAGTIME ENTERTAINMENT"
USA / LP / Mono / RBF Folkways 22 / Rec pre1920s / Pub 1973
ジャケット擦れほぼ無し、下部中央縁裂け、背部色あせ、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れ、極表層のスクラッチわずか、インサート色あせ少々
Jacket
3~3.5 / Disc
3.5 / Sound
3.5~4 3680 yen
■ラグタイム、ティン・パン・アレイの研究家デイヴ・ジェイセンが編集した変り種ラグタイム集。
ラッパ録音時代の変り種を集めた超レア・ラグタイム・コンピ。ジャズではなくヴォードビルに由来するものや19世期のブラス・バンドの伝統に直結したものがメイン。当時有名だったヴォードビリアンによる超絶木琴インスト、クライド・ドアーによるまるでマルセル・ミュールのようなサックス・ラグ、シンコペーションのリズムをボーカルに適用した最も初期のボーカル・ラグといわれているジーン・グリーン、マンドリン・ラグの最高峰クラレンス・ペニー、1902年の録音で、小型の笛でピーヒャラとラグを吹くジョージ・シュウェイフェスト、ドラマーのジャネット・レントによるドラムのラグタイムなどなど珍曲オンパレード。【曲】「El Cota / Black And White Rag」「Clyde Doerr / Saxanola」「Gene Greene / King Of The Bungaloos」「Dr. Clarence Penney / Toots(試聴)」「George Schweinfest / Ragtime Skedaddle(試聴)」「Six Brown Brothers / Smiles And Chuckles」「James Lent / Ragtime Drummer」「Signor Grinderino / Georgia Grind」「Walter B. Rogers' Band / Haunting Rag」「Prince's Band / Whoa! You Heifer」「National Promenade Band / Pastime Rag」「Conway's Band / Bantam Step」「Pryor's Band / Frozen Bill」「Rishell Band / Zam-A-Zam Rag」「Zon-O-Phone Concert Orch. / Belle Of The Philippines」「Conway's Band / Hungarian Rag」
- 2020-09-11 22:59
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Groupe Les Chleu-Chleu- グループ・レス・シュレ・シュレ - "HAITI, MON PAYS"
USA / LP / Stereo / Ibo 139 / Rec 1967 / Pub 1970s
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ハイチのコンパの名グループ、シュレ・シュレのファースト・アルバム。
ハイチの宗教音楽とドミニカのメレンゲをルーツにした、50年代に始まったハイチのモダン・ダンス・ミュージック、コンパの名バンド、レス・シュレ・シュレの67年の恐らくはファースト・アルバム。軽めでゆるいリズム、アフリカ風エレキ、もろにシドニー・ベシェのようなアルト・サックス、まったりしたボーカル&コーラスで、踊るというよりじっくり聞けるほんといい一枚。数曲ある、黄金期のホワイト・ドゥワップのようなメロウ・オールディーズ風ナンバーにしびれました。オリジナルは恐らくプリントが紺のジャケット、これは70年代リイシュー盤。【曲】「Vacances(試聴)」「Alfredo」「Colline」「Destinee」「Haiti, Mon Pays」「Peche A La Ligne」「Dada's 4-3」「Christiane」「Compas X」「Baisers D'Adieu(試聴)」「Maria Del Alma」「Valley-Ball」
- 2020-08-31 21:32
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Lotte Lenya, Erika Helmke, Lewis Ruth Band, etc.- ロッテ・レーニャ、エリカ・ヘルムケ、ルイス・ルース・バンドetc. - "DIE DREIGROSCHENOPER"
Germany / LP / Mono / Eterna 820440 / Rec 1930 / Pub 1970s
ジャケット色あせ少々、擦れわずか、レーベルひげ極わずか、盤浅い擦れわずか、試聴のようなチリ音
Jacket
3.5 / Disc
3.5~4 / Sound
3~3.5 2980 yen
■『三文オペラ』の初録音を収録した一枚。
シェーンベルク等の前衛的なクラシックの手法をマスター、それにアメリカのジャズから影響受け出来上がったアヴァンギャルドな大衆娯楽音楽がクルト・ワイルの芝居音楽。そして、「Moritat(Mack The Knife)」等を含む『三文オペラ』は、ワイル、詩のブレヒトともに自身の生涯の代表作といえる傑作。これは、28年の舞台初演時のキャストそのまま、30年に録音された歴史的な作品で、『三文オペラ』の最も古い録音。ワイルの妻でもある、ワイル曲の最高の歌い手ロッテ・レーニャ、やはり本作の録音が代表作となったソプラノ歌手エリカ・ヘルムケ、そしてドイツ・ジャズ・バンド、ルイス・ルース楽団らによる演奏。他、その少し後に、三文オペラのフィルムのために録音された4曲、中では最も古い『マハゴニー』(「アラバマ・ソング」の最高のヴァージョン収録!)など貴重な音源を収録。独エテルナ盤。