- 2021-03-05 23:57
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Eddy Duchin- エディ・デューチン - "DUCHIN PLAYS TCHAIKOVSKY"
USA / 10LP / Mono / Columbia CL6022 / Rec 1948 / Pub 1948
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ無し、盤浅い擦れ、極表層のスクラッチわずか
Jacket
3.5 / Disc
3.5 / Sound
3.5 2980 yen
■エディ・デューチンがチャイコフスキーのメロディをイージー・リスニング風に演奏した10インチLP。
30~40年代に活躍したピアニスト&バンド・リーダー、エディ・デューチン。20年代に流行ったホットなダンス・バンドではなく、大恐慌以降のスウィート・バンド・スタイルの名作を多く残した人。しかし51年に41歳という若さで亡くなってしまいます。さて本作は、LPとしては当店で入荷したもので最も古い48年の10インチ・アルバムで、デューチンのピアノ、小リズム、薄いコーラスで、「ロミオとジュリエット」、「アンダンテ・カンタービレ」、「ただ憧れを知る者だけが」などチャイコフスキーの数々の名曲を静かに演奏した一枚。【曲】「Secrets」「Moon Love(試聴)」「Concerto For Two」「Our Love」「None But The Lonely Heart」「The Story Of A Starry Night」「On The Isle Of May(試聴)」「Save Me A Dream」
※今日のアップはこの一枚です
- 2021-03-04 00:05
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Rosario Marciano, Eddie Frankie, Freddy Leon, etc.- ロザリオ・マルシアノ、エディ・フランキー、フレディ・レオン、etc. - "GRANDES JOROPOS DE VENEZUELA"
Venezuela / LP / Stereo / Saviluz LP3380 / Rec 1970s / Pub 1977
ジャケット表裏擦れ少々、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ベネズエラの伝統音楽ホローポを収録したオムニバス盤。
アフリカ音楽の要素をワルツに組み込んだ躍動感あふれるダンス音楽、ホローポ。ベネズエラでは最もメジャーな伝統音楽なのだそう。これは、ベネズエラのホローポのグループ7組の14曲を収録した一枚。全曲インスト。ちょっとこれが驚きの内容。エディ・フランキーという、テクも熱もすごいが両手の劇的なコンビネーションにもほんとに驚くピアニスト、シンセサイザーとスキャット・コーラスを散りばめた、もしかして有名な盤の一曲?と思わせるフレディ・レオン、さらに軽音楽オーケストラが白熱するホローポを演奏するナンバー、千切りのようなクアトロ(ギター)のストロークで圧倒するホローポを代表する兄弟グループ、エルマノス・チリノス、ハープを豪快なリズムギターのように弾くエドムンド・ラ・ローザなどなど。全曲強烈な三拍子ナンバーが延々。ベネズエラ盤。【曲】「Rosario Marciano / Joropo」「Eddie Frankie / Marisela(試聴)」「Freddy Leon / El Burrito」「Orquesta Galantes De Venezuela / Urquia(試聴)」「Eddie Frankie / Jarro Mocho」「Freddy Leon / Cari Cari」「Orquesta Galantes De Venezuela / Amalia」「Hermanos Chirinos / Pajarillo」「Edmundo La Rosa / Quirpa」「Hermanos Chirinos / Quitapesares」「Hermanos Chirinos / Seis Numerao Y Corrio」「Orquesta Pinceladas Criollas / El Maraquero」「Orquesta Pinceladas Criollas / La Catira」「Hermanos Chirinos / Alma Llanera」
- 2021-03-01 21:58
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Gabriel Tacchino- ガブリエル・タッキーノ - "FRANCIS POULENC : SUITE FRANCAISE / MOUVEMENTS PERPETUELS....."
France / LP / Stereo / EMI 2C009-73134 / Rec 1968 / Pub 1982
見開きコーティング・ジャケット擦れ極わずか、内側きれい、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■短く簡潔にまとまったプーランクのピアノ曲を24曲収録した一枚。
フランス6人組の一人で、20世紀の新鮮な音のみならず、モーツァルトを深く愛したということから察せられる親しみやすい作品も多く残したフランシス・プーランク(1899-1963)。これは彼のピアノ曲、組曲を収録した一枚。曲でいうと、2分前後の短くコンパクトにまとまった曲を24収録しています。基本、非常に親しみやすく聞きやすい曲が多いのですが、一曲一曲の世界観の違い、幅広さに驚きます。宮廷音楽の近代版のような曲、バルトークなどを思わせる民俗音楽的なモーダルな曲、80年代のチェンバー・ロックやニューウェーブに直結するムードの曲、子供のための練習曲のようなもの、あきらかにブギウギを意識したマッドなナンバー、もうリチャード・クレイダーマンのようなイージー・リスニング風の曲などなど....演奏はプーランクの唯一の弟子だったフランス人ピアニスト、ガブリエル・タッキーノ。オリジナルは68年、これは82年のリイシュー。
- 2021-02-28 22:19
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James P. Johnson, Mary Lou Williams, Bennie Morton- ジェームスPジョンソン、メアリー・ルー・ウィリアムス、ベニー・モートン - "JAZZ VARIATIONS VOL.2"
USA / LP / Mono / Stinson SLP29 / Rec 1940s / Pub 1962
ジャケット擦れわずか、裏面しみわずか、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■アッシュに残されたブギウギ、ジャズSP盤のLP化。
旧ソ連のSP盤をNYで売っていたハーバート・ハリスが、後にフォークウェイズを始めるモーゼス・アッシュと43年に始めたアッシュ・スティンソン。LP時代に入るとアッシュはフォークウェイズを立ち上げ、ハリスはそのままスティンソンのSP盤のLP化などを続行。これはこの時代のジャズの多彩さを楽しむ一枚で、ブギウギ、プログレッシヴなスウィング、バップの誕生の辺りをまとめた内容。まずはジャズ・ピアノの父ジェームスPジョンソンの最高の二曲。力強くも異様な左手のベースラインと弾けるメロディの「Boogie Woogie Stride(試聴)」に、クレオール的な美麗スローブルースの「Impressions」。そしてバップの母メアリー・ルー・ウィリアムスの、モンクへの影響もひしひし感じさせる(彼女はモンクのお師匠)2曲「Song In My Soul(試聴)」「This And That」。トロンボーンのベニー・モートンのバンド・ブギ「Boogie」にバップとスウィングの境界線上の「Williphant Willie」。これも斬新。スティンソン・オリジナル赤盤。
- 2021-02-19 23:16
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Herman Chittison- ハーマン・チティソン - "MASTER OF THE STRIDE PIANO 1933-41"
USA / LP / Mono / Meritt 20 / Rec 1933-41 / Pub 1983
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れほんのわずか、インサートきれい
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ストライド・ピアニスト、ハーマン・チティソンの戦前ピアノ・ソロを全て収録した一枚。
20年代からオハイオのジャズ・バンドでピアノを弾きはじめ、ジャズ・ボーカルの先駆エセル・ウォーターズやクラレンス・ウィリアムスと共演、その後30年代にサッチモが渡仏した際の伴奏を担当、戦後もいい録音を残しました。彼は、戦前はほとんどがバンド内での録音だったのですが、その渡仏した際、パリでピアノ・ソロを多数録音、仏盤SPのみで発売されました。これは、戦前の彼のソロ音源を全て収録した一枚。33年の初録音と41年の戦前最後のみNY録音、他全てがフランスでのものです。聞いていただければ何も言うことございません。テクニックは神クラス、それでいてファッツ・ウォーラーやJPジョンソンとはまた一味違う、モダンでナイーヴな宝石のようなナンバーの数々。初録音の2曲では、なんとバンジョー・アイキー・ロビンソンとのデュエットで、ロビンソンのジャズ・ブルース・ギター&ボーカルも最高にいいです。全19曲収録。
※本日のアップはこの一枚です
- 2021-02-17 23:21
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Freddie Slack- フレディ・スラック - "BOOGIE WOOGIE ON THE 88"
Denmark / LP / Mono / Official 12000 / Rec 1956 / Pub 1988
ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し、音若干びり付き感じます
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
3.5 2680 yen
■これぞ皆を狂わせた名盤。フレディ・スラックの代表作。
デンマーク・オフィシャルのリイシュー盤。40年代ブギの代名詞にもなったナンバー「Beat Me Daddy, 8 To The Bar」をヒットさせた楽団で、そのピアノを弾いていたのがこのスラック。また、黒人だと思われた白人R&Bレディー、エラ・メー・モースをフィーチャーした「Cow Cow Boogie」なんかでも知られているスラック。さてこれは彼が50年代にだした彼の集大成のような一枚。ルンバとブギウギを組み合わせた斬新なベースライン、レイジーでジャイビーな歌がヤバイ「Rhumboogie」、脱力系の女性シンガー、テルマ・グレースンが歌う「Cow Cow Boogie」、体育館の片隅にある音痴なピアノを極ヘヴィーに弾いた「After Sours」、etcetc文句なし。【曲】「Rockin' The Boogie」「Cow Cow Boogie(試聴)」「Humoresquire」「Down The Road A Piece」「After Sours」「Between 18th & 19th On Chestnot St」「Rhum Boogie」「Bolero」「Pig Foot Pete(試聴)」「Rain Drops」「Beat Me Daddy Eight To The Bar」「Beating With Chopsticks」
※本日のアップはこれで終了です
- 2021-02-15 20:10
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Aloys Kontarsky(P, Perc), Karlheintz Stockhausen(Cel), etc.- アロイス・コンタルスキー(ピアノ、打楽器)、カールハインツ・シュトックハウゼン(チェレスタ)、etc. - "STOCKHAUSEN : KONTAKTE / REFRAIN"
Japan / LP / Stereo / Columbia OW7574VX / Rec 1970s? / Pub 1975
ジャケットシュリンク入り、レーベルひげ極わずか、盤擦れほぼ無し
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■60年頃の代表作二作を収録した一枚。
ベルクらが音楽のルールの幅を広げたならば、作曲の行為の幅をひろげ、作曲方法自体が作品というような音楽を作ってきたシュトックハウゼン(1928-2007)の二作を収録。日本コロンビアが現代音楽の歴史的名盤をシリーズで出したものの中の一枚。A面は、電子音楽第一号作曲家の彼の代表作で、電子音と生楽器演奏の接触をテーマにした「コンタクテ」。B面は、ジョン・ケージの偶然性の音楽を彼流に編んだ「ルフラン」。書かれた音符が可動式になるようなからくり楽譜を作り、それを見て演奏するという決まったかたちを持たない曲。時代によって移り変わる彼の音楽テーマの中でも特に重要な、瞬間瞬間のつながりを大切にする"モメンテ"のはしりの曲だそう。アロイス・コンタルスキー(ピアノ、打楽器)らと彼自身の演奏。
- 2021-02-13 23:34
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Jelly Roll Morton, Clarence Williams, Charles Davenport, etc.- ジェリー・ロール・モートン、クラレンス・ウィリアムス、チャールズ・ダヴェンポート、etc. - "PIANO ROLL HALL OF FAME"
USA / LP / Mono / Sounds LP1202 / Rec 1920s / Pub 1970s
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■ジャズ、ブルースの巨人たちのピアノ・ロールを収録した一枚。
巨大なロール紙を内蔵した特殊なピアノで、弾くとタイプライターが文字を打つようにロール紙に穴を開け演奏を記録して、紙を流すと自動でピアノが弾かれるという、デジタルの録音再生ができるピアノ・ロールは、20年代まで立派に音楽ソフトとして成り立っていました。これはジャズ、ブルースの巨人たちのピアノ・ロールを収録した一枚。まずびっくり、貴重なのは、ブギウギ・ブルース・クラシック、カウ・カウ・ダヴェンポートの「Cow Cow Blues」。レコードのバージョンよりもぐっとスピードダウンして、絡みつくようなスウィング感がたまらなくいい演奏。ジェームスPジョンソンとファッツ・ウォーラーはそれぞれソロも収録、それだけでなくなんと連弾もあり。シカゴ・ブルース、ジャズ界のトップ・ピアニスト、ジミー・ブライスの、セント・ルイス・ブルースとブギウギをミックスしたようなナンバー、ニューオーリンズの伝説のピアニスト、スティーヴ・ルイスが、バンド演奏以外で唯一録音したソロなどなど本当貴重なものばかり。バキバキした音も気持ちいい、いい一枚です。【曲】「Jelly Roll Morton / Grandpa's Spells」「Clarence Williams / Papa De-Da-Da」「Charles Davenport / Cow Cow Blues(試聴)」「Thomas Waller / Do It Mr. So-And-So」「Richard M. Jones / King Of The Zulus Blues」「James P. Johnson / Black Bottom Dance」「Steve J. Lewis / Mama's Gone Good-Bye(試聴)」「Clarence Johnson / Gulf Coast Blues」「Sam Williams / Stuttin' At The Strutter's Ball」「Teddy Weatherford / Jackass Blues」「Clarence M. Jones / You've Gotta See Mamma Ev'ry Night」「Jimmy Blythe / Mr. Freddie Blues」「James P. Johnson & Thomas Waller / If I Could Be With You」
- 2021-02-08 20:43
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Isaac Albeniz, Joaquin Malats, Enrique Granados, Frank Marshall, Alicia De Larrocha- カタラン・ピアノ・トラディション - "THE CATALAN PIANO TRADITION"
USA / LP / Mono / International Piano Archive IPA109 / Rec 1903-1932 / Pub 1976
見開きジャケット擦れ極わずか、内側しみ少々、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■アルベニスやグラナドスが自ら演奏し吹き込んだシリンダー等を集めたコンピレーション。
スペインの一地方ながら、独立した国の国民のような誇りを持っているという、カタルーニャ人。これは、カタルーニャ人の作曲家/名演奏家の、珍しいプライヴェート録音のシリンダーやSP盤の音源を集めた特殊なコンピレーション。イサーク・アルベニス(1860-1909)が生前吹き込んでいたシリンダーの2曲の「Improvisation」、近代スペイン最高のピアニストの一人ホアキン・マラツ(1872-1912)の、やはりシリンダーで、ショパンやリスト等の4曲、グラナドス(1867-1916)が1912年に自ら自作を演奏したアコースティック録音盤の4曲、グラナドスの弟子だったピアニスト、フランク・マーシャル(1883-1959)が1907年にシリンダーに録音したグリーグ「ノルウェー舞曲」、そのマーシャルに教えを受けた、20世紀スペインを代表する女性ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ(1923-2009)が、9歳の時に録音したショパンのワルツとノクターン、という13曲。半分ほどあるシリンダー音源は正直かなり聞きづらいですが、気高く情熱的な気質がノイズの向こうから目一杯立ち上ってきます。試聴はグラナドス「Spanish Dance」、フランク・マーシャルのグリーグ「ノルウェー舞曲」。
※本日のアップはこれで終了です
- 2021-02-08 20:35
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Aurele Nicolet, Heinz Holliger, Eduard Brunner, Oleg Mainsenberg- オーレル・ニコレ、ハインツ・ホルガー、エドゥアルト・ブルンナー、オレグ・マイセンベルク - "DARIUS MILHAUD : CHAMBER MUSIC FOR WINDS AND PIANO"
Germany / LP / Stereo / Orfeo S060831 / Rec 1983 / Pub 1983
ジャケット擦れわずか、レーベルひげなし、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■ミヨーの木管とピアノの室内楽を収録した一枚。
ドビュッシーの『弦楽四重奏』の譜面を見て音楽を志し、サティやコクトーとの出会いからフランス6人組として活躍、第一次世界大戦後のフランス音楽界で最重要作曲家の一人となったダリウス・ミヨー(1892-1974)。アメリカでバート・バカラック、デイヴ・ブルーベックetcを教え、ジャズ、ポップス界にも影響を持った音楽家。本作はミヨーが残した4作の木管とピアノのための室内楽を収録した83年のアルバム、ドイツ盤。さて、やはりA面全てを占める、ミヨーの作品の中でも最も深い情感を持った作といわれる、4曲からなる『フルート、オーボエ、クラリネットとピアノのためのソナタ(試聴)』(1918年)の素晴らしさが圧倒的。この曲、いろいろ探したのですが、これともう一枚しかアナログはないんじゃないでしょうか?(あったらすみません)B面には『フルートとピアノのためのソナチネ』(1922)『クラリネットとピアノのためのソナチネ(試聴)』(1927年)『オーボエとピアノのためのソナチネ』(1954年)を収録。どれも透明感溢れる幻想的な響きで統一された美しい作。ドイツ、スイスのミュージシャンによる演奏。解説入りのオリジナル・インサート付き。
- 2021-02-07 20:02
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Maggie Teyte- マギー・テイト - "DEBUSSY MELODIES"
France / LP / Mono / EMI 2904021 / Rec 1936-44 / Pub 1985
コーティング・ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■戦前のソプラノ歌手マギー・テイトのドビュッシー歌曲集。
イギリス生まれでフランスに渡ったソプラノ歌手、マギー・テイト。1906年にステージ・デビュー、数年のうちにドビュッシーが認めるまでとなり、ドビュッシーが生涯のうちただ一人だけ伴奏をつけたという逸話も知られるシンガー。これは、30年代~44年に録音されたドビュッシーのナンバーを集めた仏EMI盤。丁寧で柔らかい中庸的な歌声とドビュッシーの静かで謎めいたメロディが不思議な魅力を醸し出しています。全曲ピアノ伴奏で、演奏はコルトーとイギリス人の名歌伴ピアニスト、ジェラルド・ムーア。【曲】「Fetes Galantes(全6曲)(試聴)」「Trois Chansons de Bilitis(全3曲)」「Le Promenoir Des Deux Amants(全3曲)」「Romance(試聴)」「Beau Soir」「Green」「Le Jet d'Eau」「Proses Lyriques(全4曲)」「Ballade des Femmes de Paris」
※本日のアップはこれで終了です
- 2021-01-25 20:52
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Zadel Skolovsky(P), Darius Milhaud(Cond.)- ザベル・スコロフスキー(P)、ダリウス・ミヨー(指揮) - "MILHAUD : SAUDADES DO BRAZIL / CONCERTO NO.4 FOR PIANO AND ORCHESTRA"
USA / LP / Mono / Columbia ML4523 / Rec 1951 / Pub 1951
ジャケット擦れ、下部中央に縁裂け、レーベルひげわずか、盤浅い擦れ、極表層のスクラッチ少し
Jacket
3~3.5 / Disc
3~3.5 / Sound
3~3.5 3480 yen
■A面は12曲からなるピアノ曲『ブラジルの郷愁』、B面はピアノ協奏曲第4番。51年。
ドビュッシーの弦楽四重奏の楽譜を見ただけで音楽を志し、サティやコクトーとの出会いからフランス6人組として活躍、第一次世界大戦後のフランス音楽界で最重要作曲家の一人となったダリウス・ミヨー(1892-1974)。アメリカでバート・バカラック、デイヴ・ブルーベックetcを教え、ジャズ、ポップス界にも影響を持った音楽家。ミヨーはブラジルに住んでいたことがあり、現地の音楽の恩恵を受けた作を残しましたが、A面はブラジルからの帰国後に書かれたピアノ曲集『ブラジルの郷愁』(1920-1921年)。熱に浮かされた体験だったのか、真偽があやふやになってしまったような思い出を、南米由来のリズムとともにおぼろげながら構築していったような素晴らしい12曲。試聴は7曲目「コルコヴァード」。裏面は不協和音交じりのオーケストラが疾走する爽快な『ピアノ協奏曲第4番』(試聴は第一楽章)。ヴァン・ダイク・パークスみたい。ピアノはザベル・スコロフスキー、B面はフランス国立放送管弦楽団で指揮はミヨー自身。51年のオリジナル盤、フラットエッジ。
※本日のアップはこれで終了です