Isham Jones And His Orchestra- アイシャム・ジョーンズ&ヒズ・オーケストラ - "FEATURING WOODY HERMAN"
USA / LP / Mono / Sunbeam HB306 / Rec 1936 / Pub 1974
ジャケット擦れ、しみ少々、裏面曲目表に書き込み、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket 3 / Disc 4 / Sound 4 2480 yen ■アイシャム・ジョーンズの(ほぼ)最後の演奏を収録した一枚。ここからハーマン楽団が生まれました。
ジャズの一つの大きなベースになったダンス・バンド音楽。このアイシャム・ジョーンズ楽団は、楽器の編成、曲のアレンジなどダンス・バンドの語法を定めた、初のダンス・バンドと言われるグループ。黄金期は20年代初~中期。これは36年で、40年代後半からの新しいジャズの潮流を生んだウッディ・ハーマンが在籍していた頃の音源を収録した一枚。ジョーンズはこの録音のすぐあとに引退、この時のバンドメンバーをハーマンがリーダーとして受け継ぎハーマン楽団が誕生したということです。全編高品質なスウィング・ジャズ。ラストのみアイシャム・ジョーンズ・ジュニアーズという名前で録音されたプライべート盤で、かなり黒いスモール・コンボ・ジャズ。これ一曲だけでもいいと思わせる素晴らしい演奏。【曲】「Stomping At The Savoy」「At Sundown(試聴)」「Between The Devil And The Deep Blue Sea」「Nola」「Old Man Mose」「Lost」「You're Driving Me Cracy」「Christopher Columbus」「Hobo On Park Avenue」「Inspiration Tango」「Blues(試聴)」
Ida Cox- アイダ・コックス - "WILD WOMEN DON'T HAVE THE BLUES"
USA / LP / Stereo / Rosetta RR1304 / Rec 1961 / Pub 1981
見開きジャケット擦れ極わずか、内側しみ少々、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2680 yen ■アイダ・コックスの61年録音盤。女性限定のロゼッタ・レコードからの一枚。
1888年生まれ、世紀をまたぐ頃にはステージにあがり、20年にジェリー・ロール・モートンと共演したことが契機となりレコード・デビュー、そして20年代前半のパラマウント・レコードの看板女性ブルース・シンガーとなったアイダ・コックス。これはそんな華々しい時代から30年近くたって、コールマン・ホーキンスらがサポートし録音された彼女のラスト・アルバム(オリジナルは61年のリバーサイド盤)。かのバーバラ・デインほか多くの女性シンガー達にショックを与えたというタイトル曲を筆頭にしわがれた声で泣き疲れたように歌うブルース10曲。古風なオブリがいいトランペット(ロイ・エルドリッジ)はじめレイジーなジャズ・ブルース伴奏がばっちりはまってます。女性アーティスト限定でブルースもののいいレコードを作ったロゼッタ・レコードからの一枚。【曲】「Wild Women Don't Have The Blues(試聴)」「Blues For Rampart Street(試聴)」「St. Louis Blues」「Fogyism」「Hard Time Blues」「Cherry Pickin Blues」「Hard, Oh Lord」「Lawdy, Lawdy Blues」「Death Letter Blues」「Mama Goes Where Papa Goes」
Illusions, Escorts, Four Directions, etc.- イリュージョンズ、エスコーツ、フォー・ディレクションズ、etc. - "THE BEST OF CORAL DOO WOPP VOLUME 1"
USA / LP / Mono / Coral 1000 / Rec early60s / Pub ?
コーティング・ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2680 yen ■コーラル・レコードのドゥワップ集。
一部を除いてあまり若者向けというイメージの無いコーラル・レコードですが、シングル単位だと素晴らしいオールディーズ/ロックンロール多いです。これはコーラルのホワイト・ドゥワップを集めた一枚。ロックンロール×ドゥワップ・コーラスのベイ・バップス、ドゥワップ黄金アレンジにハイトーンのリード・ボーカルがいいエクスプローラーズ、若々しいアップテンポ・ドゥワップでメロディも練られたエスコーツなどなど、10グループ16曲収録。かなり分厚い赤盤。【曲】「Bay Bops / To The Party」「My Darling My Sweet」「Andy Rose / Don't Ask Me To Be Lonely」「Chateaus / Honest I Will (My Pledge To You)」「Exotics / That's My Desire」「Darling I Want To Get Married」「Explorers / Don't Be A Fool(試聴)」「In The Wee Small Hours Of The Morning」「Four Directions / Tonight We Love」「Escorts / Guadeamus」「Crests / You Blew Out The Candles」「Andy Rose / Crazy For You」「Illusions / The Letter」「Escorts / Gloria(試聴)」「Seven Wonders Of The World」「Demensions / Just A Shoulder To Cry On」
Ishman Bracey- イシュマン・ブレイシー - "COMPLETE RECORDINGS IN CHRONOLOGICAL ORDER"
Austria / LP / Mono / Wolf WSE105 / Rec 1928 to 1930 / Pub 1983
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2980 yen ■ジャクソンのブルースマン、イシュマン・ブレイシーの全音源集。
ジャクソンと言えばトミー・ジョンソン、そのジョンソンの親友で、彼の影響をにじませつつ甲高い歌と抜群のギターでジャクソンの2トップとなったイシュマン・ブレイシー。彼の全音源を収録した編集盤。A面は弾き語りと、ボー・カーターやハーレム・ハムファッツでも活躍したチャーリー・マッコイ(G, Mand.)とのデュオ。B面はピアノやフィドル、曲によりクラも入るブルース・バンド、ニューオーリンズ・ネヒ・ボーイズを6曲と弾き語り二曲。恐ろしく洗練された、明らかに一線を越えた数少ないブルースマン。【曲】「Saturday Blues」「Left Alone Blues」「Leavin' Town Blues」「My Brown Mamma Blues」「Trouble Hearted Blues」「Trouble Hearted Blues(試聴)」「The Four Day Blues(試聴)」「The Four Day Blues」「Jake Liquor Blues」「Family Stirving」「Mobile Stomp」「Farish Street Rag」「Woman Woman Blues」「Suitcase Full Of Blues」「Bust Up Blues」「Pay Me No Mind」
I.N. Marlor, Bascom Lamar Lunceford, Charles Seeger(Edit)- I.N.マーラー、バスコム・ラマー・ランスフォード、チャールズ・シーガー(編) - "FOLK MUSIC OF THE UNITED STATES : VERSION AND VARIANTS OF BARBARA ALLEN"
USA / LP / Mono / Library Of Congress AAFSL54 / Rec 1930s / Pub 1965?
ジャケットシュリンク入り、レーベルひげ極わずか、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 3980 yen ■バラッド"バーバラ・アレン"のフィールド録音集。
アラン・ロマックス、父のジョンAロマックス、ヘンリー・カウエルの妻シドニー・ロバートソン・カウエル、etc...らが33年から40年の間にフィールド録音した、数多くのバリエーションの"バーバラ・アレン"を、ピート、ペギーの父チャールズ・シーガーがまとめた国会図書館盤。誰も知らない地方の人々のものから、バスコム・ラマー・ランスフォード等ヒルビリー・シンガーがこの録音のために歌ったものなど、無伴奏、数十秒の断片的なもの、5分以上の長尺なものまで全30曲収録。オリジナルはSP盤のセット?これは65年盤。
Harry Carney- ハリー・カーネイ - "RARE DATES WITHOUT THE DUKE 1944/1949"
Italy / LP / Mono / Raretone 5011FC / Rec 1944, 1949 / Pub 1982
ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2680 yen ■バリトン・サックス奏者ハリー・カーネイの40年代音源集。
エリントン楽団の要の一人で、それだけでなく多くのセッションで活躍したバリトン・サックス奏者ハリー・カーネイ。これは、エリントン楽団としての音源ではなく、他グループで彼のバリサクが光るナンバーを集めた一枚。自分のリーダー・バンド、カーネイズ・ビッグ・エイトや、コールマン・ホーキンス・バンドでの名演、ストレイホーンやソニー・グリアに弦楽四重奏が入った室内楽ジャズ・セッション、ほとんどホンカーのR&Bなどなど盛りだくさんの一枚。音もいいです。ビバップ、ビバップ前夜の編集盤を出したレアトーンというレーベルから。【曲】「Coleman Hawkins And His Sax Ensemble / On The Sunny Side Of The Street」「Three Little Words(試聴)」「Battle Of The Saxes」「Louise」「Harry Carney's Big Eight / Minor Mirage」「Candy Cane」「Timme Rosenkrantz And His Barons / Bouncy」「Bouncy (Alternate Take)」「Blues At Dawn」「Timme Time」「Al Hibbler Acc. By Harry Carney's All Stars / Fat And Forty」「Harry Carney / Sono」「Frustration(試聴)」