- 2020-10-27 23:13
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Felia Litvinne(Sop), Camille Saint-Saens(P), etc.- フェリア・リトヴィンヌ(ソプラノ)、カミユ・サン=サーンス(ピアノ)、etc. - "A RECORD OF SINGERS : SUPPLEMENT RECORDINGS FROM 1902-1912"
U.K. / LP / Mono / His Masters Voice HLM7264 / Rec 1902 to 1912 / Pub 1982
見開きジャケット擦れわずか、しみ少々、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ラッパ録音時代の声楽SP盤のマスターピースを収録した一枚。
方々手を尽くして製作したものかと思いきや、ライナーノーツ、原盤起こし他すべてをキース・ハードウィックというたった一人の人がやったということも驚きの一枚。EMI/HMVが80年代に製作した、ラッパ録音時代の声楽のSP盤をまとめたシリーズ、A Record Of Singers。まずLP6枚組で2セットリリース。1セット目は近代以前のスタイルから20世紀初頭の新しいイタリア・オペラの流行までの歌手を収録。2セット目は、そこからワグナー等のドイツ系のスタイル、帝政ロシア時代の歌手を収録。これは第三集で、その2セットからもれた名演を、スタイル関係なく20曲収録した一枚。女性/男性の割合は半々、ピアノ/楽団伴奏の割合も半々。無理な音質操作などないいい音です。
- 2020-10-05 22:39
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Fleming Brown- フレミング・ブラウン - "FLEMING BROWN"
USA / LP / Mono / Folk Legacy FSI1 / Rec 1962 / Pub 1962
ジャケット擦れ極わずか、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか、ブックレットきれい
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 3800 yen
■伝説的なバンジョー奏者&シンガー、フレミング・ブラウンのファースト・アルバム。
26年ミズーリ生まれアンクル・デイヴ・メイコンとドク・ボッグスを聞きバンジョー弾き語りを始め、1950年には既にステージにたっていたという人。最初期、まだアマチュア時代の彼の演奏を聞いたジーン・リッチーが"ダウン・ホーム・サウンド"と形容したとおりの演奏に、無理をしない自然体の歌で、クラレンス・アシュレイやバスコム・ラマー・ランスフォード、アント・モリー・ジャクソン等の持ち歌、トラディショナルを歌っています。このフォーク・レガシー・レコードの初リリース盤。バイオ、一曲づつの曲解説と歌詞入りの18ページ・ブックレット。【曲】「Reek And Rambling Blade」「Market Square」「Ellen Smith」「Rocky Hill(試聴)」「Ford Machine」「The Death Of J. B. Markham」「Flag Of Blue, White And Red」「The Ely Branch」「The Cuckoo(試聴)」「Railroad Bill」「The Cruel War Is Raging」「Pearl Bryan」「Sugar Hill」「Teddy, Let Your Hair Hang Down」「John Henry」「As I Go Ramblin' Round」
- 2020-07-27 22:12
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Freddy Fender- フレディ・フェンダー - "LOVE ME TENDER"
USA / LP / Stereo / Crazy Cajun CCLP1011 / Rec 1975 / Pub 1975
ジャケット擦れわずか、レーベルひげほぼ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
3 2680 yen
■75年のアルバム。
チカーノR&Rをやっていた50年代はヒットには恵まれなかったものの、74年にルイジアナのスワンプ・ポップ風味の「Before the Next Teardrop Falls」が全米No1となったフレディ・フェンダー。これはケイジャン、ザディコ、テックス・メックス名門クレイジー・ケイジャン・レコードから出された、まさにその時代、最も乗っていた頃のアルバム。超級名演のラブ・ミー・テンダーからラストまでどれも甲乙つけがたいいい曲揃い。R&Bシンガー、アイボリー・ジョー・ハンターのまったりしたR&B名曲"Since I Met You Baby"のカバーがヒット。【曲】「Love Me Tender(試聴)」「Goin' Out With The Tide」「There Is Something On Your Mind(試聴)」「Your Cheating Heart」「I Don't Know Why I Love You (But I Do)」「Since I Met You Baby「Wasted Days And Wasted Nights」「You Don't Have To Go」「Crazy Kat」「Crazy Crazy Baby」
- 2020-06-17 22:48
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Fanta Sacko- ファンタ・サッコ - "MUSIQUE DU MALI : FANTA SACKO"
Germany / LP / Stereo / Mali Music Musicaphone BM30L2551 / Rec 1971 / Pub 1971
見開きコーティング・ジャケット擦れわずか、ブックレット部きれい、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 4800 yen
■マリの女性シンガー、ファンタ・サッコのファースト・アルバム。
マリの、民俗音楽というよりも、現行のミュージシャン、バンドのレコードを数少ないながらも出したマリ・ミュージック。70年頃から、その素晴らしさに気づいたムジカフォンがリリースをとってかわりました。これはファンタ・サッコという、"Bajourou"という世俗的な音楽のスタイルを代表する女性歌手のファースト・アルバム。二本の弦楽器の静かな伴奏に、伸びやかで穢れの無い、どこか寂しい歌を聞かせる10曲。仏英独の三か国語ブックレット。【曲】「Jelike Jan」「Ni Ko Ni Kadissa」「Tita」「Tara」「Banankoro」「Kita Jeli(試聴)」「Tubaka」「Jimbe Wata Dabola」「Maliens Be Di Yala(試聴)」「Kankan Jarabi」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-04-27 14:48
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Francois Rabbath- フランソワ・ラッバート(ラバト) - "BASS NO TETSUJIN"
Japan / LP / Stereo / Moshe Naim P10100H / Rec P10100H / Pub 1970s
ジャケット擦れ極わずか、しみ少々、レーベルひげ極わずか、盤擦れほぼ無し、帯、インサートきれい
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 3800 yen
■ベーシスト、フランソワ・ラバトの73年のアルバム。
シリア生まれ、独学でコントラバスを始めクラシックをマスター、その後プロとしてキャリアをスタート。数枚のソロ作を発表、エディット・ピアフやバルバラなどの歌伴もこなした彼の73年のアルバム。様々な奏法で一本のベースをフルバンドのように鳴らし多重録音、それに数人の打楽器奏者が参加、アラブやインド音楽のエッセンスも散りばめたイマジナティブな名盤。日本盤、帯・解説付き。【曲】「L'odysee D'eau(試聴)」「Poucha-Bass」「Incantation Pour Junon」「Horda」「Breiz」「Mutants D'eau Pale」「Thyossane(試聴)」「Equation」「Embruns」「Chagall De Basse」
- 2020-03-30 23:05
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Ferrante And Teicher- フェランテ&タイシャ - "HEAVENLY SOUNDS IN HI-FI"
USA / LP / Mono / Mono ABC221 / Rec 1957 / Pub 1957
コーティング・ジャケット擦れわずか、しみわずか、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5~4 / Disc
3.5~4 / Sound
3.5~4 3480 yen
■ピアノ・デュオ、フェランテ&タイシャのプリペアド・ピアノ作。
ピアニストしても神童クラスの2人がプリペアド・ピアノの洗礼を受け生みだした数枚のアルバムは、耳に新鮮なだけでなく構築度も最高な、紛れもなくピアノ音楽の一つの奇跡。ピアノでやっているとは到底思えないパーカッションのような音まで、全てピアノで出しているということにまず驚くのですが、反面やはりピアノという楽器の懐の深さを感じられたりします。ピアノという、古く完成された楽器をいかに歴史の呪縛から解き放つか。彼らは軽々とやってのけています。そして決して陳腐にならないこの格調の高さ。月や星にちなんだスタンダードをとりあげた彼らのまぎれもない名盤。【曲】「The Moon Was Yellow(試聴)」「Stella By Starlight」「Stardust」「Stars In My Eyes」「The Moon Is Low」「Over The Rainbow」「Out Of This World」「Out Of Nowhere(試聴)」「Beyond The Moon」「I've Told Every Little Star」「East Of The Sun」「Serenade To A Star」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-03-12 22:37
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Flip Phillips-Buddy Rich Trio- フリップ・フィリップス-バディ・リッチ・トリオ - "CARIOCA cw THREE LITTLE WORDS"
Japan / 78rpm / Mono / Granz JP1017 / Rec 1952 / Pub 1950s
レーベル擦れ少々、盤擦れあり、音良し、しなり少々
Jacket
n/a / Disc
2.5~3 / Sound
3.5 1480 yen
■ジャズ・テナー・マンFlip PhillipsとドラマーBuddy Richのトリオ。国内盤。
ウディ・ハーマン楽団出身、その後Jazz At The Philharmonicの常連テナー・マンとして活躍し一時代を築き上げたフリップ・フィリップス。時にはかなりの熱いブロウもする、そのハードにスウィングするスタイルはイリノイ・ジャケーと相通じる所ありますが、時として味のあるクール・トーンも得意とし数々のセッションに参加。かといって器用貧乏にならず、聴く人をサックスの目の前に来させる深くドープな音色が信条。これは西海岸一やんちゃなドラマー、バディ・リッチとピアニスストハンク・ジョーンズとのベースレス・トリオ。リッチが遊びまくるホットなラテン・ジャズのAもグレイトですがやはりテナーの音色をじっくり楽しむBが特にお薦め。
※本日のアップはこの一枚です
- 2020-02-23 22:10
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Freeman Stowers, State Street Boys, Carver Boys, etc.- フリーマン・ストーワーズ、ステイト・ストリート・ボーイズ、カーヴァー・ボーイズ、etc. - "HARMONICA BLUES : GREAT HARMONICA PERFORMANCES OF THE 1920'S AND 30'S"
USA / LP / Mono / Yazoo -1053 / Rec late1920s / Pub 1991
ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れ少し
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 3800 yen
■ヤズー選曲のハーモニカ・ブルース集。
ロバート・クラムの愉快なジャケットからもイメージできるように、ブルース本来の意味を忘れても思いっきり楽しめる最高のコンピレーション。技巧派からホーカムなものまで幅ひろく楽しめる戦前ハーモニカ・ブルース集です。もろにブルースな曲もどこか陽気さを湛えているのが独特。一曲目に必ず必殺のナンバーを持ってくるヤズーですが、これももちろんそう。歌というか声と、超絶のハーモニカ・テクニックで、伴奏なしでプレイされるFreeman Stowersという人の「RAILROAD BLUES」にはじまり、Bラストまで、純粋に音の楽しさ面白さで一杯の14曲。カラー孔雀レーベル。【曲】「Freeman Stowers / Railroad Blues(試聴)」「State Street Boys / Crazy About You」「Carver Boys / Wang Wang Harmonica Blues」「Lee Brown / My Driving Wheel」「Ashley & Foster / Bay Rum Blues」「Robert Hill / I'm Going To Write And Tell Mother」「Chuck Darling / Blowin' The Blues(試聴)」「Chuck Darling / Harmonica Rag」「Jaybird Coleman / Man Trouble Blues」「Jazz Gillum / I Want You By My Side」「Alfred Lewis / Friday Moan Blues」「Chicken Wilson & Skeeter Hinton / House Snake Blues」「Bobby Leecan & Robert Cooksey / Need More Blues」「DeFord Bailey / Davidson County Blues」
- 2020-02-20 22:51
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Fisk Jubilee Singers- フィスク・ジュビリー・シンガーズ - "THE GOLD AND BLUE ALBUM"
USA / LP / Mono / Scholastic SA2372 / Rec 1955 / Pub 1955
ジャケット擦れわずか、裏面よごれ、下部取り出し口から真ん中ぐらいまで縁裂け、レーベルひげ少々、盤極浅い擦れわずか、小チリ音、インサート色あせ少々
Jacket
2.5~3 / Disc
4 / Sound
3.5 2980 yen
■黒人大学の先駆フィスク大学の学生によるスピリチュアル・アカペラ・グループ。
ミンストレル・ショー等に代表されるエンターテイナーとしての黒人とは違った側面をもった1871年結成のボーカル・グループ。元々は大学の授業料を稼ぐためだったらしいですが、次第に人気を獲得、ツアーなども多く行ったグループでいまでもその伝統が残っています。所謂ブラック・コーラスの源流の一つとして必ず登場するのがこの人達、スピリチュアルをメインに歌っていました。これは55年のアルバムで、全12曲スピリチュアルのアカペラ・コーラス曲集。【曲】「I Couldn't Hear Nobody Pray」「O The Rocks And The Mountains」「When I Was Sinkin' Down」「Rockin' Jerusalem」「You May Bury Me In The East」「He Arose」「There's A Great Camp Meeting」「The Angels Done Bowed Down」「Done Made My Vow To The Lord」「I'm A-Rolling Through An Unfriendly World」「Were You There?」「Lord I'm Out Here On Your Word」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-02-20 22:48
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Fannie Mae Goosby, Ruby Gowdy, etc.- ファニー・メイ・グースビー、ルビー・ゴーディ、etc. - "FEMALE BLUES SINGERS VLUME G"
Austria / LP / Mono / Fantasy SHN4022 / Rec 1923-1929 / Pub 1990
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2480 yen
■6人の戦前女性ブルース・シンガーたちの全音源を収録。
A面は全て、ディープ・サウスで初めて録音した女性ブルース・シンガーと言われるファニー・メイ・グースビー。自分のピアノ伴奏の曲、クラレンス・ウィリアムスらの小編成ジャズ・バンドをバックにしたものなど全11曲。裏面はほぼ一枚しかSPを出さなかった幻のシンガーを5人。やはり小編成のコンボ伴奏にダーティな歌い口のルビー・ゴーディ、シルベスター・ウィーバー風のゆるいブルース・ギターが入ったバンドに端正に歌うベティ・グレイなど、こちらの面も11曲収録。
- 2020-02-19 01:47
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Fugs, Holy Modal Rounders- ファッグス、ホリー・モーダル・ラウンダーズ - "FUGS 4, ROUNDERS SCORE"
USA / LP / Stereo / ESP Disk 2018 / Rec mid60s / Pub 1975
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ極わずか、盤浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 3980 yen
■ハリー・スミスの後押しでデビューした頃のファッグス、ホリー・モーダル・ラウンダーズの未発表曲+アルファ。
NYのビート詩人/活動家たちのいわば仮の姿、ファッグス。クレイジーなヒルビリーを奏でる先輩2人組ホリー・モーダル・ラウンダーズも参加、なんとも得体の知れないバンドが完成。本作はそのデビュー作に収まりきらなかったものを収録し、既出LPからのナンバーも加え一枚のLPとしてESPがリリースした盤。演奏は二の次という勢いがすごすぎます。ヘイゼル・アドキンスとレッド・クレイオラを足したような「Defeated」、ジャックスがエキゾをやったような「Virgin Forest Excerpt」等等ショッキング。ジャケットを書いたのはポートランド動物園のチンパンジー、ジザベル。【曲】「Boobs A Lot」「Romping Through The Swamp(試聴)」「Defeated(試聴)」「Crowley Waltz」「Fiddler A Dram」「Fishing Blues」「New Amphetamine Shriek」「Jackoff Blues」「I Couldn't Get High」「Slum Goddess」「Caca Rocka」「C.I.A. Man」「Kill For Peace(試聴)」「Morning, Morning」「Virgin Forest Excerpt(試聴)」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-02-02 22:31
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Fats Domino- ファッツ・ドミノ - "SINGS MILLION RECORD HITS"
USA / LP / Stereo / Imperial LP12103 / Rec 1950s / Pub 1964?
ジャケット擦れ少々、右下小カット、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れほんのわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■60年のアルバム。
40年代~50年代ニューオーリンズの音の要デイヴ・バーソロミューとタッグを組み、ニューオーリンズのローカルの音と滋味満点の自分の魅力でスターとなったR&Bシンガー、ファッツ・ドミノ。黒人シンガーとして50年代にもっとも多くのヒット曲をもつ男となりました。60年のフル・アルバム(これは60年代中期レーベル)。ドミノらしいミッド・スロウとアップのニューオーリンズR&Bをバランスよく(アップ多め)収録した50年代のヒット集。【曲】「You Said You Love Me」「I Still Love You」「Be My Guest」「Country Boy」「If You Need Me」「I Want To Walk You Home」「It's You I Love」「I've Been Around」「I'm Gonna Be A Wheel Some Day」「I'm Ready」「Margie」「I Want You To Know」