- 日本の音楽/ハワイアン78rpm
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USA / 78rpm / Mono / Columbia M64 / Rec late1930s / Pub late1930s
レーベル擦れ少々、盤浅い擦れ、トレースノイズ少々
Jacket n/a / Disc 3.5~4 / Sound 3
■日本のハワイアン・グループ、ワイラナ・グラス・シャック・ボーイズ。
1920年代後半、貴族や三井財閥の御曹司、実業家(雪村いづみの父の朝比奈愛三など)たちが組んだアマチュア・バンド、カルア・カマアイナス。このワイラナ・グラス・シャック・ボーイズは、カマアイナスの変名バンド。メンバーの村上一徳のスティール・ギター・ソロをフィーチュアし、ギター、ウクレレ、ウッドベースの編成で送るドリーミーな二曲。数年前にオーマガトキより『幻のハワイアン』としてカマアイナス関連の音源集がCDで再リリースされましたが、これはそれでも紹介されていた、WGSBの代表作として名高い一枚。村上のニュアンス力豊かなスティール・ギターで聞くセント・ルイス・ブルース、米英のハワイアン・コンボとは一味違うエキゾチシズムがあるメキシコの作曲家マリア・グレベールの「LAMENTO GITANO(ジプシーの嘆き)」。