- ダンス・バンドLP
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USA / LP / Mono / JJA 1974-1 / Rec 1925 to 1933 / Pub 1974
ジャケットこれといってダメージ無し、曲目表にはがれ、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket 3.5 / Disc 4 / Sound 4
■名ピアニスト2人のダンス・バンド。いいメロディが詰まった一枚。
ガーシュウィンの舞台では欠かせないピアニストだったアーデンと、後に映画音楽の世界でも優れた作品を残したこれまたピアニスト、オーマンのデュオ。10年代の後半から吹き込みをしてきたピアノのプロ中のプロ。彼らのグループは、ダンス・バンドに二人のピアノのアクセントを入れるというスタイル。さて、よほどのことが無い限りSPの世界では白人ダンス・バンドは基本的に人気なし。よって純粋なダンス・バンドは編集盤も編まれることが少ないです。アーデン&オーマンの編集盤なぞコアなコレクターは食指が動かないのですが、これは聞いて初めて超々納得。とにかくいいメロディが溢れかえる20曲。これほどまでにメロディに恵まれたバンドは無いのでは。ガーシュイン・ナンバーはじめティン・パン・アレイの真髄が楽しめる一枚。