- イージー・リスニングLP
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USA / LP / Mono / New World NW298 / Rec 1920s to 1950s / Pub 1977
見開きジャケット表裏ともに擦れ少々、表面下部に薄くしみ、裏面にも同様のしみ(小)、内ジャケットのブックレット部がくっついています(写真)、レーベルひげわずか、盤浅い擦れ
Jacket 3 / Disc 3.5 / Sound 3.5
■ピアノ・ファンに捧げる一枚。
(New World 298-ニュー・ワールドに関してはこちらを)ニューワールドのコンピレーション、これはピアノ特集。ポピュラー音楽のもので、初期の黒人のラグタイム・ピアノものを除き、タイトルにあるように禁酒法の頃からテレビの時代までの音源を15曲収録。猫が鍵盤の上をガチャガチャと歩くような音色が楽しい、アコースティック録音時代のピアノ・クラシック、ゼズ・コンフレイ「Kitten On The Keys」、レイスコ楽団からアレック・ワイルダー・オクテットに加入した「Tenderly」の作者ウォルター・グロスのピアノ・ソロ、カクテル・ピアノのサイ・ウォルターによる「Happy Talk」、55年に全米チャートのナンバー・ワンとなったロジャー・ウィリアムスの「枯葉」(ピアノ・ソロがナンバーワンになったのは後にも先にもこの一曲のみなのだそう)などなど収録。イージー・リスニングが中心のニューワールドのアルバムってこれぐれいなんじゃないでしょうか。【曲】「Mine, All Mine / Lee Sims」「Canadian Capers / Phil Ohman And Victor Arden」「Kitten On The Keys / Zez Confrey And His Orchestra」「I'm Always Chasing Rainbows / Walter Gross」「Enlloro / Carmen Cavallaro And His Orchestra(試聴)」「Aquellos Ojos Verdes / Nat Brandwynne」「It Had To Be You / Eddy Duchin」「A Lover's Lullaby ; A Sunrise Serenade / Frankie Carle」「Happy Talk / Cy Walter」「Begin The Beguine / Eddie Heywood, Jr.(試聴)」「Carioca / Liberace」「Autumn In New York / Buddy Weed」「La Vie En Rose / George Feyer」「The Most Beautiful Girl In The World / Fairchild And Carroll」「Autumn Leaves / Roger Williams」