- クラシックLP
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Hungary / LP / Stereo / Hungaroton SLPX12178 / Rec 1982 / Pub 1982
コーティング・ジャケット表裏ともに円状の擦れわずか、下部中央に縁裂け、レーベルひげ無し、盤美品、擦れほぼ無し、ハンガリー語のほかに英・独・露語の訳が付いた詳細解説付き
Jacket 3~3.5 / Disc 4 / Sound 4
■ハンガリーの6人の若い作曲家の室内楽6作品を収録した一枚。
音楽大国ハンガリー。この国がどれほど豊かなものを生み出したかは作曲家の名前を羅列しただけでもわかりますが、現代音楽が求心力を失いつつあった70年代以降でも、その閉塞感を打破するような素晴らしいものを次々と生み出していることが伝わる一枚。ハンガリーの国営レーベル、フンガロトンから、6人の若い作曲家の室内楽曲6曲を収録したアルバム。まずはバルナバシュ・ドゥカイ(1950-)の75年作で、三本のフルートと三本のアコースティック・ギターによる「In Memoriam Lucretii」。続いてヤーノシュ・ヴォイダ(1949-)のやはり75年作で、メゾ・ソプラノ、フルート、クラ、バスーンによる「Ket Teszt / Two Tests」。そしてバラージュ・スニョグ(1954-1999)の76年作、チェロとピアノのデュエット「Negy Duo / Four Duets」。B面トップはボルショディ・ラースロー(1955-)のピアノ・ソナタ『Sonata Mondo』。木琴、グロッケン、オーボエ、電子オルガン、他多様な打楽器で演奏される、ガボール・コーシャ(1950-)の76年作「Zsvuhu Brubb Brugg」。ラストはラヨシュ・フサール(1948-)の75年作で、サックスを含む木管、金管、ハープ、ピアノ等による「Musica Concertante」。以上6作品。試聴は「...Lucretii」と「Negy Duo」です。