- 日本の音楽78rpm
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Japan / 78rpm / Mono / Nitto 895 / Rec early1920s / Pub early1920s
レーベル擦れ少々、盤擦れ、プツ音でるスクラッチ少々
Jacket n/a / Disc 2.5~3 / Sound 3
■演歌師、寺井金春の書生節の一枚。
日本人のレコード第一号としても知られる「オッペケペー節」の川上音二郎をルーツに、添田唖蝉坊が広めた演歌(演説歌のことで、いわゆる演歌とは違います)。後に服部良一と作曲家コンビを組む鳥取春陽をはじめ、明治~大正期にはヴァイオリン片手に通りで演歌を歌う演歌師が多数あらわれ人気に。これはニットーからデビューした演歌師、寺井金春が、女性歌手常盤静子と書生節を唄ったバンド伴奏の一枚(ヴァイオリンのみを伴奏にしたものが多い)。Aは"デイジーデイジー"にのせた「青春の友」、裏は日本のメロディの「籠の鳥」。ケイジャンを深く聞いているような人にもお薦めの一枚。