- クラシック/民俗音楽LP
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USA / LP / Mono / Capitol T10123 / Rec 1957 / Pub 1957
ジャケット表裏擦れわずか、レーベルひげ無し、盤擦れ極わずか、美品
Jacket 3.5~4 / Disc 4 / Sound 4
■イギリス人女性作曲家ドロシー・ブリトンが、日本をイメージし作曲した2作品を収録した、キャピトル・オブ・ザ・ワールドの傑作。
1922年横浜に生まれ大戦中にはカリフォルニアでダリウス・ミヨーに師事、再び日本に戻り、葉山で創作を続けた英人女性作曲家ドロシー・ガイヴァー・ブリトン。芭蕉『奥の細道』や芥川龍之介、黒柳徹子の『窓際のトットちゃん』などを翻訳した人としても有名。本作は、56年に国立博物館が製作した映画『Arts Of The Yedo(江戸)Period』の為に、江戸をイメージして彼女が作曲した5曲からなる『Yedo Fantasy』と、キャピトルの依頼でこのアルバムのために書き下ろした、やはり5曲からなる『東京の印象』を収録した一枚。演奏は團伊玖磨の楽団。全編聞けるハープは琴をイメージしたのでしょうか?このハープを中心に、優雅なチェロ、フルートやオーボエなどの木管、ホルン、ストリングス、和太鼓、拍子木etcの編成で日本の印象が描かれています。ちなみに本作でフィーチュアされたソロ・ヴァイオリニストは、黒柳徹子の父、黒柳守綱。単なるオリエンタル・ファンタジーに終わらない、フランス近代、まんが日本昔話、クルト・ワイル、黒澤映画音楽etc...の世界がミックスされたようなワン&オンリーの傑作。オリジナル・レーベル。※キャピトルの民族音楽シリーズ、キャピトル・オブ・ザ・ワールドのカタログになったカンパニースリーブ付き。【曲】『Tokyo Impressions』「Carnival At Asakusa(試聴)」「Ginbura」「Hanami」「Evenig Of The Sumida(試聴)」「Reflections In The Moat」、『Yedo Fantasy』「Nikko Temples」「Nagasaki」「Street Scene In Old Kyoto(試聴)」「Iris Garden(試聴)」「Geisha」※本日はこれでアップ終了です