- クラシックLP
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Holland / LP / Stereo / Philips 6570 811 / Rec 1981 / Pub 1981
コーティングの見開きジャケット表裏擦れほぼ無し、内側ブックレット部きれい、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2680 yen
■シェーンベルクの魅力をかってなかった企画で浮かび上がらせた一枚。
シェーンベルクと言えば『月に憑かれたピエロ』などその後の音楽のあり方を変えてしまった有名な諸作が多く録音されているわけですが、これはかなり趣が違い、かつシェーンベルクや現代音楽に興味の無い人も楽しめ、そして素晴らしい内容の一枚。サティ等で知られるピアニスト/指揮者デ・レーウの企画で、時代を問わずシェーンベルクが作曲、編曲した作品を演奏し、彼の音楽的な背景、ウィーンという街の音を浮かび上がらせようという内容。マーラーが指揮者として生涯最後の演奏に選んだという、固まって聞いてしまう真夜中の管弦楽「悲歌的子守唄」で始まり、なんとシェーンベルクがアレンジした「フニクリ・フニクラ」などもあり。【曲・最初に作曲家名があるものは編曲がシェーンベルク】「ブゾーニ/悲歌的子守唄(試聴)」「弦楽四重奏のためのスケルツォ」「ヨハン・シュトラウス/南国のバラ」「逢い引き(試聴)」「シューベルト/セレナード」「シオリー/だから俺は古い遊び人」「デンツァ/フニクリ・フニクラ」「鉄の旅団」「ヨハン・シュトラウス/皇帝円舞曲」