- クラシックLP
![]() |
|

U.K. / LP / Stereo / Chandos ABRD1114 / Rec 1984 / Pub 1984
見開きジャケット表裏にきれい、内側しみ少々、レーベルひげ無し、盤美品
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4
■イギリスの4人の作曲家のオーボエ+弦楽四重奏曲を4作品収録したシャンドスの一枚。
79年に1人の実業家が興した英国の高音質クラシック系インディ・レーベル、シャンドス。やはり英のリリタ同様英国圏の作曲家の知られざる作品や、北欧の音楽も録音、熱心にリリースを続けた名門。本作は、4人の英の作曲家の、オーボエ入り弦楽四重奏作を5作品収録した一枚。まずはそのリリタでも熱心に紹介されたバックス(1883-1953)で、1922年に書かれた3楽章からなる『オーボエ五重奏曲(試聴第二楽章)』。続いて『惑星』で知られるイギリスを代表する作曲家ホルスト(1874-1934)の2作品『オーボエと弦楽四重奏のエアと変奏曲』(1896年)と、『オーボエと弦楽四重奏のための 3つの小品』(1896-1910年)。サイドBは、やはりリリタから素晴らしい作品集のあるEJモーラン(1894-1950)の『オーボエと弦楽のための幻想的曲(試聴)』(1946年)、保守派のゴードン・ジェイコブ(1895-1984)の4楽章からなる『オーボエと弦楽のための四重奏曲』(1938年)。オーボエは女性演奏家サラ・フランシス、そしてイギリス弦楽四重奏団による演奏。欧本土の流れに飲まれない、静かで郷愁感あふれる曲の数々。