- クラシック78rpm
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USA / 78rpm / Mono / Victrola 1095 / Rec 1925 / Pub 1925
レーベルきれい、盤見た目美品、AにくらべBにトレースノイズ多し
Jacket n/a / Disc 3.5~4 / Sound 3
■ロシア生まれでアメリカに渡ったピアニスト、オシップ・ガブリロヴィッチが、グレインジャー、ドリーブを弾いた24年作。
ロシア生まれのクラシック・ピアニスト/作曲家、オシップ・ガブリロヴィッチ(1876-1936)。ウィーン、ミュンヘン、チューリヒを経てアメリカに渡り本格的に活動をスタート、名だたる交響楽団の指揮者も務めた人。マーク・トウェインの娘と結婚、トウェインとは終生仲のいい友人だったそう。ガブリロヴィッチは、24~25年の間にビクターにいくつかピアノ・ソロを録音、しかしリリースされたのは二枚のみのよう。これはそのうちの一枚で、おもにイギリス圏の民謡の香り漂う作品を残したパーシー・グレインジャーの「Shepherd's Hey」、仏ロマン派の作曲家レオ・ドリーブの「パスピエ」を弾いた盤。涼しく澄んだ音が広がる一枚。マニア向け情報ですが、25年5月録音で、VEがエッチングしてある超初期の電気録音盤。