- クラシックLP
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USA / LP / Mono / Westminster WN18005 / Rec mid50s / Pub mid to late50s
ジャケット表裏円状の擦れ少々、上下の右側に縁裂け、レーベルひげ極わずか、盤擦れ極わずか、美品
Jacket 3 / Disc 4 / Sound 4
■米の女性ピアニスト、ナディア・ライゼンバーグが、チャイコフスキーの『12 Piano Pieces』を弾いた一枚。
『くるみ割り人形』『白鳥の湖』など特にバレエの作品で知られる、19世紀ロシアを代表する作曲家チャイコフスキー(1840-1893)。これは、チャイコフスキーがイタリアに滞在していた時に書いたという、12曲からなるピアノ曲『中級程度の12の小品』(1878年)を収録した米ウエストミンスター盤。演奏はリトアニア生まれでアメリカに渡った女性ピアニスト、ナディア・ライゼンバーグ。物悲しい感傷的なメロディがいきいきとしたリズムで奏でられるナンバー、重苦しい情感と歓喜がひとつの曲の中で現れるロシアの農民をテーマにした曲、古風で優雅なワルツEtc...12曲、特段決まったテーマはないものの、どこか古めかしいすすけた空気が全体を覆うなんとも言えない味を持った一枚。残響の少ない、極私的な音もとてもいいです。小さな音でずっとかけておきたくなる一枚。【曲】「Etude In G Minor」「Chanson Triste」「Marche Funebre」「Mazurka In C Major」「Mazurka In D Major」「Chant Sans Paroles(試聴)」「Au Village」「Valse In A-flat Major(試聴)」「Valse In F-sharp Minor」「Danse Russe」「Scherzo In D Minor」「Reverie Interrompue」