- ジャズ/クラシックLP
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Czechoslovakia / LP / Mono / Supraphon DV10177-8 / Rec 1920 to 1960 / Pub 1965
特殊ブックレット型ジャケット折れ目少々、裏表紙円状の刷れ少々、ブックレット部きれい、レーベル2枚ともひげ無し、盤2枚とも擦れわずか、ピカピカです、試聴の一曲目のように、プレスに起因するもとからのノイズが出る曲あり
Jacket 3.5 / Disc 4 / Sound 3.5~4
■チェコ・スプラフォンが自国のジャズをまとめた特殊2枚組セット。
地理や歴史のみならず、音楽においても新大陸となったアメリカが初めて世界に発信した音楽、ジャズ。実はヨーロッパで、最も早くから独自に噛み砕かれたジャズの作品が生まれた国の一つがチェコスロヴァキア。これはチェコの国営レーベル、スプラフォンが、自国のジャズとジャズに影響を受けたクラシックを2枚組のLPでまとめた65年のセット。さて、アメリカのジャズが右倣えで翻訳されたというイメージはすぐさま木っ端微塵に打ち砕かれる事実。収録曲の年代が下るにつれ、確かにそういう側面は無くは無いのですが、米ジャズに準じたものでさえ、アメリカには無い響き、気概で充満しています。クラシックの作曲家の、ジャズに出会ったショックが刻まれた曲、エリントンやカサ・ロマ楽団のスタイルを借りつつ新しいところに踏み出したナンバー、日本のモカンボ・セッションを思い出さずにはいられない鮮烈なビバップ、ルイやキャブを思わせる娯楽性に溢れたエグいジャイヴ、ノイジーなアンサンブルがショックな「キャラヴァン」、もろにジャンゴ&グラッペリにハーモニカが参加したようなチェコ・スウィングetc...ジャケットは厚いスケッチブックのような体裁になっていて、20ページ以上の大判ブックレット(写真多数)の中に盤が収納されています。
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