- クラシック3LPボックス・セット
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Germany / LP / Stereo / Deutsche Grammophon 2740153 / Rec 1976 / Pub 1976
コーティングのボックス擦れわずか、端々・中身ともにきれい、レーベルディスク3のB面にひげわずかある程度、盤擦れ極わずか、きれい
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4
■ロンドンの室内オーケストラがクルト・ワイルの作品を演奏した3LPボックス・セット。
シェーンベルク等の前衛的なクラシックの手法をマスター、それにアメリカのジャズから影響受け出来上がったアヴァンギャルドな大衆娯楽音楽がクルト・ワイルの芝居音楽。これは、ワイルのベルリン時代の代表的な作、それをワイル自身がリアレンジした作、協奏曲などを収録した3LPボックス・セット。まず第1面『Little Mahoganny』、これはあの「Alabama Song」等を含む『マホガニー』をちょうどLP片面分に短くまとめたもので、現代音楽ポップスという趣の衝撃的にいい内容。裏返してまたショック。『主人公』から「パントマイム」という曲ですが、ストラヴィンスキー×ウッディ・ハーマンの『エボニー・コンチェルト』を思わせる刺激的なオケ作。B二曲目もスゴイ...こんなモダンで胸が苦しくなるような『Happy End』も聞いたことないです。最後まで最高。演奏はロンドンの室内オーケストラ、歌もイギリスの歌手たち。45ページのブックレット(独英仏語)、妻ロッテ・レーニャのインタビュー付き。【曲】『Side A : Mahagonny-Songspiel (1927・試聴)』『Side B, 1 : Pantomime I (1925・試聴)』『Side B, 2 : Vom Tod Im Wald, Op. 23 (1927)』『Side C : Happy End (1929・試聴)』『Side D : Das Berliner Requiem (1929)』『Side E : Kleine Dreigroschenmusik Fur Blasorchester(1928)』『Side F : Konzert Fur Violine Und Blasorchester, Op.12 (1924)』
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