- ジャズ45rpm EP
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USA / 45rpm EP / Mono / Good Time Jazz 1002 / Rec 1951 / Pub 1953
ジャケット表裏ともに擦れ少々、レーベルきれい、盤浅い擦れ表層スクラッチ少々、チリパチ音
Jacket 3~3.5 / Disc 3.5 / Sound 3
■キッド・オリーの51年のライヴを収録した3曲入りEP。
黎明期のニューオーリンズ最高のプレイヤーの一人であり、ミュージシャン達からも多大な畏敬の念を持たれるキッド・オリー。なんといってもキング・オリヴァーもサッチモもオリーのバンドに在籍していたのですから。上の管の下で、トロンボーンを対位法的に使って低音を作った、いわゆるニューオーリンズ・スタイルの演奏はオリーがルーツ。本作は51年のライヴ録音、53年リリースの3曲入りEP。メンバーはテディ・バックナー(TP)、ジョー・ダレンズバーグ(CL)、ロイド・グレン(P)、エド・ガーランド(B)、マイナー・ホール(D)。当時定住していたカリフォルニアでの録音。生々しいクラ・ソロ、タンがからんだようなオリーのTB、泣き叫ぶようなTPが壮絶な「Blues For Jimmy Noone(試聴)」、どこよりもニューオーリンズ的な、シンコペーションとマーチング・スタイルをミックスした最高のドラムにのって喧騒が繰り広げられる「St. Louis Blues」、グレンのブギウギ・ピアノが主人公になる「Ory's Boogie(試聴)」の3曲。レスター・ケーニッヒがコンテンポラリー設立前に興したグッド・タイム・ジャズから。オリジナル赤盤。