- ジャズ10LP
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USA / 10LP / Mono / Trend TL1007 / Rec 1954 / Pub 1954
コーティング・ジャケット表裏ともに円状の擦れ(裏の方が顕著)、端々折れ目小、レーベルひげ無し、盤浅い擦れ、極細い表層スクラッチ少々、チリノイズ
Jacket 3 / Disc 3~3.5 / Sound 3
■ウエストコーストのトレンドから、ジャズ・アレンジャー、ケン・ハンナの54年の10インチLP。
ディスカヴァリー・レーベルを興したアルバート・マルクスが、デイヴ・ペルを音楽監督に53年に新たに設立したレーベル、トレンド。リリースは10インチLPが13枚、LPが2枚と少ないのですが、クロード・ソーンヒル、ジョン・グラース、そのデイヴ・ペルなど、カリカリのモダン・ジャズとは違う、趣味よくムード・ミュージックの要素も備えた名作をリリース。これは、ケントン、チャーリー・バーネット、テックス・ベネキーと一流バンドを歩んだジャズ・アレンジャー、ケン・ハンナの54年の10インチLP。あくまでアンサンブルの一部ながら、テーマ部からおのおのが独奏を始める、メロディのよさが際立つオープナー「First Floor Front」、洒落たモダン・スウィングに女性シンガー、シャーリ・サンダースが可愛さを振りまく「Sweet Riley O'tool」、相当にカッコイイ、クール・ラテン「Poco」などなどさらりとしていながらじっくり聞き込めるいいアルバムです。【曲】「First Floor Front(試聴)」「You're Nobody's Baby」「Nirvana」「Sweet Riley O'Toole 」「Pogo」「Chicken Road(試聴)」「Gotta' Go Now」「Misty Mood」