- ギターLP
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USA / LP / Mono / Takoma C1008 / Rec 1962 to 1966 / Pub 1970s
ジャケット表裏円状の擦れ少々、背部ほころび少々、レーベルひげ無し、盤浅い擦れ少々
Jacket 3.5 / Disc 3.5~4 / Sound 3.5~4
■66年の4枚目のアルバム。
方向性が変ってくる60年代末以降の作品もそれぞれに素晴らしい点が沢山あり聞き逃せないのですが、初期の、特に番号の付いた6枚のアルバムは、ブルース、カントリー、クラシック、賛美歌等がマジカルに形成され見たことの無い世界が眼前にひろがるものばかり。66年のこの4枚目は、この時期の彼の作品の中でも最も内向的で薄暗い創造力に溢れた一枚。タイトル曲は、フィンガー・ピッキング、スライドと曲中で奏法を変え、エコーも面白く使い一気に聞かせる20分近いギター劇。スピリチュアルの「Will The Circle Be Umbroken」はオルガニストとの合奏で、オルガンがメロディを軽くなぞり、それにほぼ即興でブルース・ギターを戦わせるナンバー。キャンド・ヒートのアル・ウィルソンが参加している曲などもあり。ちなみに番号付きの最初の6枚は全て、過去に録音していたものとその時に新しく録音されたものが混在していて、本作も62年から66年の間の録音。黒金のサード・レーベル。【曲】「The Great San Bernardino Birthday Party(試聴)」「Knott's Berry Farm Molly(試聴)」「Will The Circle Be Umbroken」「Guitar Excursions Into The Unknown」「900 Miles」「Sail Away Ladies」「Oh Come, Oh Come Emanuel」※本日のアップはこれで終了です