- ジャズ78rpm
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USA / 78rpm / Mono / Musicraft 329 / Rec 1945 / Pub 1945
レーベルきれい、盤浅い擦れ少し、プツ音でる極小のスクラッチわずか
Jacket n/a / Disc 3.5~4 / Sound 3.5~4
■アデーレ・ジラード(ハープ)大活躍の45年作。
ジミー・ヌーンに私淑、クラリネットをマスターし、20年代にはウィンギー・マノン等と演奏、30年代からは自分のバンドを率いて活動したシカゴ派クラ奏者ジョー・マーサラ。音楽の冒険心のみならず、人選も偏見無しでよければ起用という彼のスタンスは多くの才能を表舞台に立たせました。バディ・リッチの実質的なデビューもマーサラ楽団ですし、ジャズ・ギター・マニアは本当気になる存在カーメン・マストレンのデビューもここ、などなどきりがないのですが、最終的に一番気になるマーサラ人脈は彼の奥さん。キャスパー・リアドンについでジャズ・ハープをやったといわれるアデーレ・ジラード。このアデーレが入ったマーサラ・コンボの録音は眼から鱗のドリーミー・スウィング。これは中でもアデーレ大活躍の一枚。アデーレ一人が奏でるイントロから、メンバーたちのスムーズなソロ(ギターのチャック・ウェインがかなりがんばります)展開に惚れ惚れ。スピードを落としてトーンもじっくり聞かせるBも絶品。