- ジャズ10LP
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USA / 10LP / Mono / X LX3002 / Rec 1930, 1934 / Pub 1954
コーティング・ジャケット下部右側縁裂け、レーベルひげ無し、盤擦れ極わずか、きれい、LD素材の内袋付き
Jacket 3 / Disc 3.5~4 / Sound 3.5~4
■RCAのサブ・レーベル、Xから、ジミー・ランスフォード楽団の10インチLP、54年。
エリントンやキャブに続くコットン・クラブのハウス・バンドとして、白人中心だったスウィング時代に、よりハード・エッジなスタイルで人気を博したブラック・ジャズ・バンド、ジミー・ランスフォード楽団。後に一時代を築くサイ・オリヴァーが音の組み立ての要で、本作はオリヴァーのアレンジを中心に構成された、30年と34年の音源を集めたXレーベルからの10インチLP。暴れん坊っぷりが伝わる、燃え上がる"White Heat"や"Jazznocracy"(ともにウィル・ハドソン作。"Moonglow"の作者です)をはじめ、エリントンとキャブのエッセンスを引継ぎそれを直情的なパワーで炸裂させたようなキラー・ジャズのオン・パレード。楽団の看板だったウィリー・スミスのブロウ、ゆらぎのあるメロウ・ヴォーカル曲もお楽しみあれ。選曲&ライナーは、すぐ後にリヴァーサイド・レーベルを興すビル・グロワーJrとオーリン・キープニュース。54年オリジナル・レーベルDG、1S/1S。【曲】「White Heat」「In Dat Mornin'」「Sweet Rhythm」「Swingin' Uptown(試聴)」「Jazznocrazy」「Chillun Get Up」「Leaving Me(試聴)」「Breakfast Ball」