- ジャズ/ハーモニカLP
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USA / LP / Mono / Columbia CL568 / Rec 1955 / Pub 1955
コーティング・ジャケット表裏円状の擦れ少々、取り出し口にコーティング材のはがれ、下部右と中央に縁裂け、上部右側にテープ、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ、極表層のスクラッチ、ほとんど気になりません
Jacket 2.5~3 / Disc 3.5~4 / Sound 3.5~4
■たまらんですなあ。トゥーツ・シールマンス55年のアメリカ・デビュー・アルバム。
ジャンゴのライブをたった一度だけ見てギターを始め、ポップ・ハーモニカの始祖ラリー・アドラーに影響を受けてジャズ・ハーモニカを始めたという、ベルギー出身のトゥーツ・シールマンス。黄金期のジョージ・シアリング・グループの名メンバーであり、作曲家としてもジャズ・ワルツの名曲「BLUSETTE」をヒットさせたりと、ほのぼのと音楽心に溢れたミュージシャン。ジャズの激動を体験しておきながら(パーカーとも共演)、この身軽なサウンドといい、まったくお茶目で最高な人。これは彼のジャズ・ハーモニカをたっぷり味わえるアメリカ移住後の1st。レイ・ブライアント(P)、ウェンデル・マーシャル(B)、ビル・クラーク(D)のトリオをバックにした「Diga Diga Doo」他、ミュートTBにトニー・モトラ(G)、オスカー・ペティフォード(B)という編成、さらにそれにサックスとクラリネットを足した編成などなど。あくまでもハーモニカ中心の仕上がり。心地よいミドルの「Skylark」や、トゥーツが後でギターをオーヴァーダビングした「Cocktails For Two」etc..,文句のつけよう無し。※コロンビア6EYE・DG。【曲】「On the Alamo」「Don't Be That Way」「I'm Putting All My Eggs in One Basket」「Sophisticated Lady」「Scotch on the Rocks」「I Let a Song Go Out of My Heart(試聴)」「Stars Fell on Alabama」「Diga Diga Doo(試聴)」「So Rare」「Skylark」「Sonny Boy」「Cocktails for Two」