- ジャズLP
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USA / LP / Mono / Stinson SLP29 / Rec 1940s / Pub 1962
ジャケット表裏擦れ少々、上部に小テープ、下部中央わずか縁裂け、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket 3 / Disc 3.5~4 / Sound 3.5~4
■アッシュに残されたブギウギ、ジャズSP盤のLP化。
旧ソ連のSP盤をNYで売っていたハーバート・ハリスが、後にフォークウェイズを始めるモーゼス・アッシュと43年に始めたアッシュ・スティンソン。LP時代に入るとアッシュはフォークウェイズを立ち上げ、ハリスはそのままスティンソンのSP盤のLP化などを続行。これもそんな一枚、しかし、これがスゴイ。まずはハーレムのストライド・ピアニストJPジョンソンのかなり独特なブギウギ。本当タイトル通りな「Boogie Woogie Stride(試聴)」に、フランス印象派に影響を受けた「Impressions」。クレオール的と言えるのでしょうか。そしてまさしくバップを作ったのは彼女ではと思わせるメアリー・ルー・ウィリアムスの2曲「Song In My Soul(試聴)」「This And That」。パーカーのように1人のスゴイ人がいるというタイプでなくて、バンドの構築感があります。そしてトロンボーンのベニー・モートンで「Boogie」に「Williphant Willie(試聴)」。これも斬新。スティンソン・オリジナル赤盤。