- クラシックLP
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USA / LP / Mono / MGM E3422 / Rec 1956 / Pub 1956
コーティング・ジャケット表裏擦れ、背部下部にテープ、レーベルひげ少々、盤表層スクラッチ少々
Jacket 3 / Disc 3.5 / Sound 3.5~4
■3人のアメリカ現代音楽作曲家の弦楽オーケストラ作を収録した一枚。
50年代MGMクラシック独特のハイファイとローファイが混ざり合う絶品の音で、古典から現代音楽までいいレコードを残したアイズラー・ソロモンが、アメリカの3人の現音作曲家の弦楽曲を演奏した一枚。まずはスイスから米に渡ったユダヤ人作曲家ブロッホの、3部からなるSQと弦楽オケのための『Concerto Grosso No.2』。非常に素直な新古典主義的な作。続いて女性作曲家マーガ・リヒターの単一の作『Lament』。嘆きというより激しい渇望というような荒涼とした世界が続く作。ラストは『バレエ・メカニック』で知られるジョージ・アンタイルの、三部からなる『Serenade』。スーザ、ジャズ、軽音楽の影響も感じさせるドラマ性に溢れた作。オリジナル盤。