- クラシックLP
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USA / LP / Stereo / CRI CRI244SD / Rec 1969 / Pub 1969
ジャケット擦れ少々、しみ少々、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し、インサート色あせ少々
Jacket 3.5 / Disc 4 / Sound 4 3980 yen
■A面にマーク・ブランズウィック、B面にエズラ・レーダーマンの室内楽を収録した一枚。
A面は、既にこの時代リタイアしていたアメリカ現代音楽の長老的存在マーク・ブランズウィックの2作。まずは、第二バイオリンの替わりにコントラバスを入れた弦楽四重奏で、本気で刺し合うような凄まじい演奏に圧倒される最高の作。続いてまたしても異形のSQで、弦楽三重奏の世界を四人でやったという7作『Seven Trios For String Quartet』。響きやムードは最初の作にかなり近いです。対して裏面は若き作曲家エズラ・レーダーマンの『String Quartet No.2』。音を細胞としてとらえ全体を育て、テーマを浮かばせたり、という方法で作られたんだそうです。この珍妙さを喜ぶ人はあまりいないかも....とも書かれています。とはいえお聞きのとおりのこれまたスリル満点の作。大推薦。