- クラシックLP
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France / LP / Mono / EMI 2C153-14090-9 / Rec 1950s / Pub 1976
ボックス蓋部の右辺上下縁に裂け、背部にほころび、表裏擦れほぼ無し、内側きれい、レーベル10枚全てひげ無し、盤擦れ極わずかあり、チリ音少々、7インチ擦れわずか、ブックレット書き込みや折れ目等なくきれい
Jacket 3 / Disc 4 / Sound 4
■ヴィラ・ロボスの代表作を、全て50年代録音の音源でLP10枚にまとめたフランスEMIのボックス・セット。
ブラジルのみならず、近代クラシックを代表する作曲家と言えるヴィラ・ロボス(1887-1959)。有名な作品から、ほとんど知られていない、しかし身震いするような室内楽までとても一口には言えない彼の作品を、LP10枚というヴォリュームでまとめた仏EMI渾身のボックス・セット。ほとんどがヴィラ・ロボス自身の指揮のもので、音源は全て50年代録音(ほぼ50年代中期)、モノラルのものが選ばれています。前半のLP4枚には『バキアーナス・ブラジレイロス』(1930-1945年)9作品全てを収録。有名な『第五番』のソプラノはビクトリア・デ・ロス・アンヘレス。もう一つの代表的作品集『ショーロス』(1920-1929年)は、第2、5、10、11番という選曲で、室内楽、器楽、協奏曲をバランス良く収録。続いて『祖国を守る祈り』(1942年)という短いコーラス曲をはさみ、映画音楽『ブラジルの発見』(1937年)の組曲をLP2枚分収録。ディスク8のサイドBは丸々『交響曲第4番』(1919年)。ディスク9は、Aが『おませな子供』(1929年)、『ピアノ協奏曲第5番』(1954年)という、ピアノ+オーケストラ作を両面に収録。ラストのディスク10は両面にピアノ独奏の組曲『赤ちゃんの一族』の第一(1918年)、二集(1921年)を完全収録。そして7インチ・シングルが付属してあり、58年にヴィラ・ロボスがフランスのとあるクラブで、『ショーロス』とはどういうものなのかを説明している様子が収録されています。大判26ページのブックレット付き。
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