- クラシックLP
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USA / LP / Mono / Concert Hall CHS1244 / Rec 1949 / Pub late50s?
ジャケット表面擦れ少々、裏ジャケット経年の色あせ、下部中央に縁裂け、レーベルひげ少々、盤擦れほぼ無し
Jacket 3 / Disc 4 / Sound 4
■マックス・レーガーの『クラリネット五重奏曲』。大推薦の一枚。
ヒンデミットやシェーンベルクなど20世紀音楽の旗手たちに大きな影響を与えたドイツの作曲家、マックス・レーガー(1873-1916)。これは彼の最後の作品で、レーガーの室内楽の最高傑作と言われ、またこのジャンルの超名作とされる、クラリネットと弦楽四重奏で演奏される『クラリネット五重奏曲』(1915年)。感動しました。古典、ロマン派の美しいメロディを基調に、淡い濁りが生まれ全体にかすかな毒気が広がっていくような、一時も耳の離せない全4楽章。第二楽章のみ若干快活になりますが、あとはすべて試聴のようななだらかな演奏。カザルスの親友だったというチェリスト、アントニオ・トゥシャらのウィンターサー弦楽四重奏団、クラリネットはジョルジュ・クーテレンという人。49年録音で、恐らくはSP盤がオリジナル、これは50年代後期と思われます。試聴は第一(途中から)、第四楽章。※本日はこれでアップ終了です