- クラシックLP
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USA / LP / Stereo / MHS 849-850 / Rec mid1970s / Pub mid1970s
コーティングの見開きジャケット表裏内側ともに擦れわずか、下部中央に縁裂け、レーベル二枚ともひげ無し、盤二枚ともに極浅い擦れ少し、きれい
Jacket 3~3.5 / Disc 4 / Sound 4
■フランスの名女性ピアニストのコンビが、フランス近現代のピアノ連弾曲を弾いた2LP。
近現代フランス音楽を熱心に演奏した、フランスを代表する女性ピアニストのコンビ、ジュヌヴィエーヴ・ジョワとジャクリーヌ・ロバン=ボノー。これは二人が5人の仏作曲家のピアノ連弾曲を演奏した2LP。古い順から、エマニュエル・シャブリエ(1841-1894)は、19世紀からドビュッシー、ラヴェルに橋渡しをするような3曲からなる『3つのロマンティックなワルツ』。フォーレ(1845-1924)は、愛人エンマ(後のドビュッシーの妻)とその娘のために書いた6曲からなる大変に可愛らしく美しい『ドリー』。ドビュッシー(1862-1918)は3曲からなる『白と黒で』、単一の「リンダラハ」、6曲からなる『古代のエピグラフ』。ラヴェル(1875-1937)はエキゾチックな「ハバネラ」と、5曲からなる『マ・メール・ロア(試聴)』。そしてうれしいのがジャン・フランセ(1912-1997)の、「パンビッシェ」「バイヨン」「灰色のヌーベ」「メレンゲ」「遅いサンバ」「マンボ(試聴)」からなる『6つの異国風舞曲』。ほとんど80年代以降のポップスのような曲で、アナログではなかなか聞けません。仏エラートから二枚のアルバムでリリースされたものを米MHSが2LPとしてライセンス・リリースした盤。