- クラシック10LP
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USA / 10LP / Mono / Remington R149-17 / Rec 1951 / Pub 1951
ジャケット表裏円状の擦れ少々、背部、下部中央に縁裂け、レーベルひげわずか、盤極浅いスクラッチわずか、もとからのチリ音少し
Jacket 2.5~3 / Disc 3.5~4 / Sound 3.5
■ラヴェルの『クープランの墓』を、女性ピアニスト、フリーダ・ヴァレンツィが演奏した51年の10インチLP。
ラヴェルのピアノ曲の集大成『クープランの墓』を、オーストリア生まれの女性ピアニスト、フリーダ・ヴァレンツィが演奏した、米レミントン51年の10インチ、オリジナル盤。ラヴェルの生涯最後のピアノ曲となったこの『クープランの墓』(1914-1917年)は、ラヴェルが敬愛していた作曲家クープランをはじめ、18世紀のフランス音楽全体へのオマージュと、第一次世界大戦で亡くなった友人(1曲1曲が特定の個人に捧げられています)の追悼の意味が込められた作品。ひとつひとつにラヴェルが培ったものが一度に凝縮され、ピアノ曲としては『ガスパールの夜』と並び最高傑作という人が最も多い作品。ほのかな悲哀を含んだあまりにも美しいメロディ、何度聞いてもどうなているのかわからない細かなタッチ(ものすごい技術を要するのだそうです)が織り成す躍動感。【曲】「プレリュード」「フーガ」「フォルラーヌ」「リゴドン(試聴)」「メヌエット」「トッカータ(試聴)」