- クラシックLP
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USA / LP / Mono / Ava A15 / Rec 1963 / Pub 1963
ジャケットシュリンク入り、美品、レーベルひげ無し、盤擦れ極わずか、美品
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4
■ストラヴィンスキーが敬愛した米人女性ヴァイオリニスト、ユーディス・シャピロによる2作品。
既にアメリカに移住していた52年、ストラヴィンスキーはロサンジェルス室内交響楽団を指揮、自身の作品の全曲演奏というチャレンジをしていたところ、そのソロイストだったこの女性ヴァイオリン奏者、ユーディス・シャピロの演奏に心底ほれ込んだのだそう。本作はシャピロがやはり名手のブルックス・スミスとストラヴィンスキーの二つのヴァイオリン作を演奏した63年の一枚で、ストラヴィンスキー80歳を記念して彼に捧げられたアルバム。Aは5曲からなる『デュオ・コンチェルタント』、Bはバレエ『妖精の接吻』の曲をヴァイオリン室内楽にした3曲5楽章からなる『ディヴェルティメント』。どちらも1931-32年の作品。この時代のストラヴィンスキーに特徴的な澱みを吹き飛ばすきらめく人工美というような音で溢れかえる一枚。こんなのがレコードから聞こえてくるんです。嗚呼。彼女の情熱的で鋭敏な演奏も胸に迫ります。63年アヴァ・オリジナル盤。【曲】『Duo Concertant』(「Cantilena」「Eclogue I(試聴)」「Eclogue II」「Jig」「Dithyramb」)、『Divertimento』(「Sinfonia, Danses Suisses」「Scherzo」「Adagio」「Variation」「Coda」)