- ジャズ/アコーディオン78rpm
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USA / 78rpm / Mono / Capitol 15228 / Rec 1948 / Pub 1948
レーベル擦れ、Aに極小はがれ、Bにシール、盤浅い擦れ、Bに若干サーフェイスノイズ
Jacket n/a / Disc 3.5 / Sound 3~3.5
■西海岸のジャズ・アコーディオン奏者アーニー・フェリス。最近の細野さんの音が好きな方に特にお薦め。
残された音源の少なさからか知名度は低いものの音を聞けば天才的なプレイヤーということがすぐにわかるアコーディオン奏者。単なるテクニックに終ること無く、サウンド面、ハーモニー両方にこだわりを示し、一台のアコーディオンでスウィート・バンドのサックスやクラを再現すべく自らアコーディオンを改造。左手のボタンを数個同時に押すと音が重なりますが、その重なりを抑えるミュート・システムを発明したのだそう。本作は48年、彼が組んでいたドラム・レスのカルテット(アコ、クラ、ギター、ベース)での一枚。フェリス自身が親密に唄うAなんて最近の細野さんのナンバーのよう。なんといいんでしょうか。裏はフェリスのアコーディオンの妙味、バンドの一体感が楽しめる「Love Me Or Leave Me」。アート・ヴァン・ダムとマット・マシューズの中間的なスウィングっぷりで最高。