
アーティスト名等不明、目の覚めるようなテクニックでメロディとさえずりを披露する口笛奏者。恐らく1900年代ですが、そんな時代とは思えないいい音で鳴ります。盤縁に溝に影響の無いかけあり。11インチ(10.5インチ?)の片面SP盤。

ドイツ人口笛奏者グイド・ジャルディニ。まるでクラシックのヴァイオリン奏者のような卓抜した口笛。裏は、John FaheyもRobert Crumbも使ったバンジョー/ギターメーカー、ベイコン&デイの創設者FJベイコンのバンジョー・ソロ。盤擦れ多め、音は問題なし。

イタリア人アコーディオン奏者グイド・デイロの歯切れのいいラグタイム・アコーディオン独奏。Bはラグタイム・バンジョーのパイオニア、フレッド・ヴァン・エプス。こちらは楽団付き。レーベル擦れ、盤擦れあり、鑑賞充分OK。

マルチ・ミュージシャンAndy Sannellaらのグループで、ハワイアン・ギター、アコーディオン、木琴をフィーチュアした最高の小編成ホット・ジャズ。裏はパワフルなダンス・バンド。この系列のレーベルに多いサーフェイスノイズ。盤きれい、全く問題なく楽しめます。

最高の一枚。もう既にジャイヴに通じるエグイ歌芸にも痺れる黒人女性ジャズ/ブルース・シンガー、イヴリン・プリアーの26年作。クインテットほどのジャズ・マンたちのヴィヴィッドな演奏も申し分無し。盤擦れ多め、鑑賞充分OK。

筑前琵琶の名手、田中旭嶺のピアノ伴奏盤。二つの楽器のシンプルで重く深いコンビネーション、気高く媚びない歌。