- ジャズ78rpm
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USA / 78rpm / Mono / Columbia 38224 / Rec 1947 / Pub 1947
レーベルきれい、盤浅い擦れ
Jacket n/a / Disc 3.5~4 / Sound 3.5~4
■リー・コニッツの初レコーディングとなる47年作。パーカー&ガレスピーの「Anthropology」。
大音量でひたすらスウィングする楽団が隆盛を極めた白人スウィング・バンド全盛期に、あまりにも音楽的過ぎた、静寂のビッグ・バンド・ジャズを演奏したクールの元祖クロード・ソーンヒル楽団。41年、コロンビアと契約、録音ストライキ前の42年までの短い期間で「Snowfall」を始めとする作品でソーンヒル・サウンドを完成させ、戦後を迎えます。これは47年、ディジー・ガレスピー&チャーリー・パーカーの「Anthropology」を演奏した一枚で、リー・コニッツ(AS)の初レコーディングとなるナンバー。ビバップ世代の音らしい、ソーンヒルにしては珍しい曲で、19歳のコニッツ、アレンジのギル・エヴァンス、最後にはバリー・ガルブレイス(G)も出てきて腕を披露した、まさにクールの夜明けのナンバー。裏返せば何百番煎じでも聞きたくなる、ソーンヒル印のソフト・ビッグ・バンド・ナンバー。※本日はこれでアップ終了です