- パーソナリティ(12インチ)78rpm
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USA / 78rpm / Mono / Victor 35785 / Rec 1926 / Pub 1926
レーベル擦れ、盤浅い擦れ、プツ音でるスクラッチところどころ
Jacket n/a / Disc 2.5~3 / Sound 2.5~3
■森と鳥に育てられた男、チャールズ・ケロッグ。電気録音の12インチ78回転盤。
あまりにも伝説の多いエンターテイナー/自然主義者/博物学者、チャールズ・ケロッグ(1868-1949)。乳児の頃に母を失い、父も仕事で忙しく、子供の頃からカリフォルニアの森で一人で遊んでいたというケロッグは、他の口笛奏者のように、口笛や口真似などで鳥の鳴き声をまねするのではなく、とうとう本当に鳥と同じ意味でさえずることができるようになってしまったという人。これは、今でもケロッグをおいて他にいないと言われています(ちなみに科学者が実際にケロッグの声を測定したところ人の声よりもはるかに高い周波数がでたのだそう)。アコースティック録音の時代にいくつかレコードをリリースしていますが、これは26年の電気録音の一枚で、恐らくケロッグのラスト録音と思われる12インチSP盤。ネコマネドリにはじまり最後のフクロウまで多数の鳴き声を披露。さらに、ケロッグにしかできない、鳥の鳴くやり方で人の言葉を話すという、何を聞いているのか?になってしまうものまであります。