- クラシックLP
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USA / LP / Stereo / Vanguard VSD71159 / Rec 1966 / Pub 1966
ジャケット表裏擦れ少々、下部にテープ貼り、レーベルひげわずか、盤ほぼ美品、擦れ極わずか、プレスに起因するチリ音少々
Jacket 3~3.5 / Disc 4 / Sound 3.5
■英の作曲家ヴォーン・ウィリアムスの2作を収録した一枚。
近代イギリスの作曲家として、欧米では友人のホルストよりも高く評価されているヴォーン・ウィリアムス(1872-1958)。ブルッフとラヴェルに師事、印象派等の影響のもとイギリスの原風景を感じさせる、美しくピリッと肌寒い名作を多く残しました。これは、ソプラノ、バリトン、合唱、そしてオーケストラで演奏される8部からなるカンタータ『Dona Nobis Pacem(われらに平和を与えたまえ)』(1936年)と、6楽章からなる、小規模なコーラスを入れたヴィオラの協奏曲『Flos Campi(野の花)』(1925年)を収録した66年の一枚。ラヴェルの歌曲のエッセンスも感じさせる、神秘的な響きが天地のスケールで展開していく『Dona...』、ヴォーン・ウィリアムスの作品の中で最も美しくオリジナリティのある作と言われる『Flos Campi』。演奏はモーリス・アブラヴァネル指揮ユタ交響楽団。ソプラノはブランシェ・クリステンセン、バリトンはウィリアム・メトカーフ、『Flos Campi』でのヴィオラはサリー・ペック・レンツ。