- クラシック/女性ヴォーカルLP
![]() |
|

USA / LP / Mono / Urania UX113 / Rec 1958 / Pub 1958
ジャケット表裏ともに円状の擦れ少々、上部縁裂け、裏ジャケット左上に小シール、レーベルひげわずか、盤擦れわずか、きれい、プレスに起因するチリパチ音少々、破れ少々ありますが歌詞カードになっている専用内袋付き
Jacket 3 / Disc 3.5~4 / Sound 3.5~4
■女優/名ソプラノ、バーバラ・クックのファースト・アルバム。クラシックともポピュラーとも付かない不思議な魅力の一枚。
51年に舞台デビューして以来、女優、名ソプラノとして活躍してきたバーバラ・クック。ジャズ・ファンには59年のロジャース&ハート集が知られる彼女の58年のファースト・アルバムで、女流詩人、脚本家、作家ドロシー・パーカーの詩を唄った一枚。全曲作曲したのは、名クラシック・チェロ奏者で、後にフィリップ・グラス・アンサンブルに加入するシーモア・バラブ。クラシック・ピアニスト、アバ・ボーギンがリーダーの、フルート、トランペット、クラリネット、バスーン、ピアノのチェンバー・コンボの演奏がまず素晴らしすぎます。クラシック・ソプラノとポピュラー・ヴォーカルの中間的な彼女の歌、ウィット満点でユーモラスなアレンジ、どのジャンルにしたらいいのかわからなくなるようなヴォーカル・アルバム。アレック・ワイルダーを深く聞いているような方には特に大推薦。規模は小さいものの、50年代のクラシック、ジャズ、民俗音楽の良質なリリースで知られるマイナー・レーベル、ウラニアから。オリジナル・レーベルDG。【曲】「Songs Of Perfect Propriety」「Now At Liberty」「Ultimatum」「Renunciation」「Inventory(試聴)」「Social Name」「A Very Short Song(試聴)」「One Perfect Rose」「Wisdom」「Men」「Lullaby」「Comment」「Symptom Recitai」「The False Friend」「Love Songs」「Indian Summer」「Somebody's Song」「Song Of One Of The Girls」「Bric-a-brac」「They Part」「Chant For Dark Hours」「The Choice」「The Trusting Heart」「Coda」