- ギター/アルゼンチンLP
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Argentina / LP / Mono / Odeon DMO55612 / Rec 1940s, 1960s / Pub 1971
コーティング・ジャケット表面擦れ少々、端々折れ目少々、左上に小はがれ、小シール、レーベルひげ少々、盤擦れ極わずか
Jacket 3~3.5 / Disc 4 / Sound 4
■二人のアルゼンチン・ギターの革命児を両面に収録した一枚。
まずA面は、アルゼンチンの生んだ世界的ギタリスト&シンガーで、フォルクローレ・アーティストたちの心の師と言えるアタウアルパ・ユパンキ。本作では歌は無し、全曲試聴のようなギター・ソロ。秘めた情熱が繊細なタッチで噴出するこの演奏にしびれっぱなし、一曲も緩みの無い全6曲。65年あたりの録音のものが中心と思われます。対して裏面は、ユパンキも影響を逃れられない、アルゼンチン・ギターの父と言われるSP盤時代のギタリスト、アベル・フレウリ(1903-1958)。最初は母から手ほどきを受け、その後ミゲル・リョベートの弟子ドミンゴ・プラットに師事、30年代以降アルゼンチン・ギター界の大きな存在となった音楽家。全曲SP盤音源で、こちらも6曲。ずっしりと低いトーンで骨を抜き出すような強烈な演奏。フレウリ自身の演奏をここまでまとめたレコードは恐らく他にないと思います(あったらごめんなさい)。リリース71年、コーティング・ジャケットのアルゼンチン・オリジナル盤。※本日のアップはこれで終了です
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