- クラシック/ギターLP
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USA / LP / Mono / Decca DL9638 / Rec 1952 / Pub late50s
ジャケット表裏円状の擦れわずか、レーベルひげ無し、盤擦れ無し、極表層のスクラッチわずか
Jacket 3.5~4 / Disc 4 / Sound 3.5~4
■セゴヴィアの52年録音。
クラシック・ギターを世界に広めたギタリスト、セゴヴィア。ほかの楽器の曲をギターに置き換えて演奏するという、それまで例のないスタイルを確立し、ギターがクラシックの世界でも立派に通用する楽器だということを身をもって証明した偉大な人。これは52年録音、50年代中~後期のアルバム。ルネサンス期のスペインの作曲家ルイス・ミランの「Fantasia」、ルイ14世の宮廷音楽家だったギタリスト、ロベール・ド・ヴィゼーの「Suite」(試聴)、ギターのベートーベンと言われるスペインのソルで「Variations On A Theme By Mozart」がA面。B面は、ヘンデルの「Allegretto Grazioso」「Gavotte」、続いてバッハで、ヴァイオリンのための「Bouree」とチェロのための「Courante」、19世紀イタリアのギタリスト、マウロ・ジュリアーニの「Sonata」。ラスト2曲が20世紀の曲。まずはマヌエル・デ・ファリャ唯一のギター曲で、ドビュッシーのピアノ曲「グラナダの夕暮れ」を引用した印象主義的な「ドビュッシーの墓のために」。最後はヴィラ・ロボスがセゴヴィアのために書いた「エチュード」(試聴)。