- ジャズLP
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USA / LP / Mono / Mercury MG20011 / Rec 1953 / Pub 1953
ジャケット表裏擦れ少々、下部中央縁裂け、下部右端にテープと折れ目、レーベルひげ少し、A面にシール、盤極浅い擦れいくつか、きれい、B面にもとからのトレースノイズ少々
Jacket 3~3.5 / Disc 3.5~4 / Sound 3.5
■楽聖エイドリアン・ロリーニ唯一のLP。最高の内容。
ジャズ・ヴィブラフォンを最も初期に開拓した、戦前・戦後通しても最高の演奏家、エイドリアン・ロリーニ。レッド・ノーヴォもミルト・ジャクソンもロリーニがいなければいなかった、かどうかは分かりませんが、後の世代に与えた影響は絶大。ヴァイブだけでなくバス・サックス、チャイムも堪能。本作は53年リリースの彼の唯一のフル・アルバム。信じられませんがこれほんとにトリオ演奏。ロリーニのほかに、ギター、ベースだけ。リズムやムードのヴァリエーションはあるものの、派手な展開などなく、ひたすら名人芸的なヴァイブ、チューブラーベルズのソロと、卓抜したギター、ベースのスウィング・演奏が全12曲ずっと続きます。レイモンド・スコットの「Minuet In Jazz」のカヴァーもあり、ロリーニ自身何度か録音している「Dardanella」ではブギウギ・ピアノも披露。オリジナル・レーベルDG。【曲】「Jazz Me Blues」「Chopsticks」「Loch Lomond」「Limehouse Blues(試聴)」「Minuet In Jazz」「Raggin' The Scale」「Oye Negra」「Humoresque」「Dardanella」「Tea For Two」「Minute Waltz」「Way Down Yonder In New Orleans(試聴)」