Roy Brown- ロイ・ブラウン - "GOOD ROCKING TONIGHT"
Sweden / LP / Mono / Route 66 KIX6 / Rec 1947 to 1954 / Pub 1978
ジャケット擦れわずか、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れ少々
Jacket 3.5~4 / Disc 3.5~4 / Sound 4 2480 yen ■ニューオーリンズR&Bの草分け的存在、ロイ・ブラウンの初期音源集。
ワイノニー・ハリスに憧れ、ワイノニーのライバルになり、ついにワイノニーを抜いてしまったといえる、ジャンプ・ブルースからロックンロール、50SR&Bへの橋渡しをしたニューオーリンズのR&Bシンガー、ロイ・ブラウン。これは47年から54年のナンバーを収録したスウェーデンMr.R&Bの編集盤。ワイノニーの代名詞でロックンロール第一号ナンバーの誉たかい"Good Rocking Tonight"はこのブラウン作でこれがオリジナル・バージョン。異様なバカでかさで迫るブラウンのボーカルに、エドガー・ブランチャード(G)らが既に顔を見せているバックも熱い15曲。ホーンの繊細なアレンジもグッとくるバラードもグレイト。特にラスト一曲前の、静かなファルセットで歌う「This Is My Last Goodbye」は絶品。【曲】「Good Rocking Tonight(試聴)」「Long About Midnight」「Whose Hat Is That(試聴)」「Fore Day In The Morning」「Butcher Pete, Pt 2」「Dreaming Blues」「Old Age Boogie, Pt 1 & 2」「Good Man Blues」「Miss Fanny Brown Returns」「Brown Angel」「Grandpa Stole My Baby」「Teenage Jamboree」「Black Diamond」「This Is My Last Goodbye」「Mighty, Mighty Man」※本日のアップはこれで終了です
Delta Rhythm Boys- デルタ・リズム・ボーイズ - "THE DELTA RHYTHM BOYS"
Japan / LP / Mono / RCA PG47M / Rec 1940s / Pub 1977
ジャケット擦れ極わずか、レーベルひげ極わずか、盤擦れほぼ無し、帯、インサートきれい
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 1980 yen ■ワン&オンリーのブラック・ハーモニー・グループ、デルタ・リズム・ボーイズの代表作。
ゴスペル、ジャズ、ブルースが一つのグループの中で結晶した彼らのハーモニーは、他に似ているものが思い浮かばない個性あり。ジャンルの垣根を越えてハーモニーしていたのは、もともと音楽が混合するメッカのニューオーリンズ出身ということが理由なのかも知れません。エラ・フィッツジェラルド等との共演などが有名で、SPの時代で既に超一流のジャズ・コーラスを聞かせてきた彼らが、ゴスペル・クラシック「Dry Bones」を誰も考えなかった異色のアレンジでカバー、彼らといえば、の曲になりました。これはそのドライボーンズを筆頭に、色気と洒落たユーモア満載のジャズ・コーラスを聞かせる、彼らの味を楽しむのに最高の一枚。オリジナルは56年で、これは77年の日本盤リイシュー。ジャケットもしっかりしていて音もいいです。帯、解説付き。【曲】「Dry Bones(試聴)」「September Song」「East Of The Sun And West Of The Moon」「Take The ''A'' Train(試聴)」「St. Louis Blues」「Ev'ry Time We Say Goodbye」「If You Are But A Dream」「One O'Clock Jump」「My Blue Heaven」「You're Mine, You!」「Little Small Town Girl (With The Big Town Dreams)」「Jenny Kissed Me」
Laurindo Almeida, Chet Baker, Fred Katz, etc.- ローリンド・アルメイダ、チェット・ベイカー、フレッド・カッツ、etc. - "BALLADS FOR BACKGROUNDS"
Japan / LP / Mono / Pacific Jazz PJ0503 / Rec 1950s / Pub 1990s
コーティング・ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 1980 yen ■静かでスローな曲で統一されたパシフィック・ジャズのオムニバス。フレッド・カッツのこれでしか聞けない「星影のステラ」収録。
日本盤。ウエストコースト・モダン・ジャズ・レーベル、パシフィック・ジャズのオムニバス。既にリリースされているアルバムの中から、もしくはこの時点で出ていなくとも、後にそれぞれのアーティストのアルバムに収録されるものから選ばれているのですが、タイトルからわかるように、全てスローで静か、メロウな曲だけで統一されたまたとない一枚。しかし、大大ボーナスが。ジャズ・チェロ奏者フレッド・カッツの「Stella By Starlight」は、これにしか収録されていない忘我のナンバーで、ライブ音源。試聴一曲目です。他、バド・シャンクのダークなエデン・アーベ「Nature Boy」カバー、裏ジャケの曲目表に記載されていない、ハワード・ロバーツのトロミがかったエレキが素晴らしいチコ・ハミルトン・トリオの「What Is There To Say」などなど。帯無し、解説付き。【曲】「Laurindo Almeida Quartet Featuring Bud Shank / Stairway To The Stars(試聴)」「Gerry Mulligan Quartet / Polka Dots And Moonbeams」「Bud Shank Quartet Featuring Claude Williamson / Nature Boy」「Chet Baker Quartet Featuring Russ Freeman / The Thrill Is Gone」「Bob Brookmeyer Quartet Featuring John Williams / Body And Soul」「Bud Shank Orchestra Featuring Bob Brookmeyer / Out Of This World」「John Lewis Quartet / I Can't Get Started」「Fred Katz / Stella By Starlight(試聴)」「Chico Hamilton Trio / What Is There To Say」「Gerry Mulligan Quartet Featuring Chet Baker / My Old Flame」「Bill Perkins Octet Featuring Stu Williamson / 100 Years From Today」※今日のアップはこの二枚です
Teddy Wilson, Mary Lou Williams, Errol Garner, etc.- テディ・ウィルソン、メアリー・ルー・ウィリアムス、エロール・ガーナー、etc. - "JAZZ PIANO GREATS"
USA / LP / Mono / Folkways FJ2852 / Rec 1944, 45 / Pub 1974
ジャケット円状の擦れ少々、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ、極小のスクラッチわずか、解説シート色あせ、小やぶれ
Jacket 3.5 / Disc 3.5 / Sound 3.5 3480 yen ■アッシュ・レコードに残されたジャズ・ピアノ・ソロ名演を収録した一枚。
フォークウェイズの前にモーゼス・アッシュがやっていたアッシュ・レコードのジャズ・ピアノ・ソロ集。自分でも素晴らしいレコードを残したラグタイム/ジャズ研究家デイヴ・ジェイセンがこれぞというものを選んでいます。最初の二曲だけでもう吹っ飛ばされました...まずテディ・ウィルソン、参加したBグッドマンのトリオでもこの曲をやっているのですが、それを下敷きにさらに八面六臂の激しい演奏で聞かせる"I Know That You Know"、続いてバップの母メアリー・ルー・ウィリアムス三曲で、三曲とも異世界に突入するようなスタンダード・カバー。次はエロール・ガーナー、トレードマークのねちっこいビートとは真逆の機械のようなブギウギ・ピアノで驚き。ジャイヴ誕生にも寄与した名手ウィリー・ザ・ライオン・スミスは、クラシック・ピアノとジャズを掛け合わせた異色の自作"Echoes Of Spring"路線の夢のようなナンバー。A面最後はブギウギのミード・ラックス・ルイス2曲で、彼の代表作"Honky Tonk..."の熱い再演とライブ音源。裏面はすべて神様アート・テイタム絶頂期の名演5曲。アツくなれます!【曲】「Teddy Wilson / I Know That You Know」「Mary Lou Williams / Blue Skies」「Caravan(試聴)」「Yesterdays」「Erroll Garner / Lady Be Good」「Willie The "Lion" Smith* / Woodland Fantasy」「Meade "Lux" Lewis / Honky Tonk Train Blues」「Medium Blues」「Art Tatum / Fine & Dandy(試聴)」「Danny Boy」「Ja-Da」「Where Or When」「It Had To Be You」※今日のアップはこれで終了です
Huey Piano Smith And His Crowns- ヒューイ・ピアノ・スミス&ヒズ・クラウンズ - "ROCKIN' PNEUMONIA AND BOOGIE WOOGIE FLU"
U.K. / LP / Mono / Ace CH9 / Rec late50s / Pub 1978
ジャケット擦れほぼ無し、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2980 yen ■ヒューイ・ピアノ・スミスの決定盤コンピレーション。英エイスから。
(こちらもどうぞ、試聴は違う曲です)プロフェッサー・ロングヘア等のニューオリンズR&Bピアノの伝統を引き継ぎ、リトル・リチャードやロイド・プライス等のニューオリンズR&Rを影から支えつつ、50年代後半には自身のバンドで大ブレイクしたヒューイ・スミス。これは59年リリースのエイスからの1stLPを軸に、そのアルバムから漏れていたヒット曲等を収録した英エイスからの濃縮編集盤。タイトル曲を初め「Don't You Just Know It」「High Blood Pressure」などなど代表曲はもちろん、ニューオリンズのスラングを連発する「Don't You Know Yockomo」などなど、体の休まるヒマの無いニューオーリンズR&Bダンス大会。アルヴィン・タイラー、リー・アレン、ロバート・パーカー(SAX)、Drジョン、ロイ・モントレル(G)、そしてやっぱりあの半熟な8ビートを叩くドラマー、チャールズ・ハングリー・ウィリアムスの存在がデカイ。ほんと何番煎じでも聞きたくなるようなグレイトなビート感。【曲】「Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu (Pt.1)」「Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu (Pt. 2)」「Little Chicken Wah Wah」「Little Liza Jane」「Just A Lonely Clown」「Hush Your Mouth」「Don't You Know Yockomo」「High Blood Pressure(試聴)」「Don't You Just Know It(試聴)」「Well I'll Be John Brown」「Tu-Ber-Cu-Lucas And Sinus Blues」「Dearest Darling」「She Got Low Down」「Second Line」※本日のアップはこの一枚です
Lonnie And Ed Young, Vera Hall, Fred McDOwell, etc.- ロニー&エド・ヤング、ヴェラ・ホール、フレッド・マクダウェル、etc. - "ROOTS OF THE BLUES"
USA / LP / Stereo / Atlantic SD1348 / Rec 1950s / Pub 1970s
ジャケットシュリンク入り、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2980 yen ■アメリカ南部フィールド録音の名シリーズから、ブルースのルーツを遡った一枚。
アラン・ロマックスが50年代後半~60年代前半にかけてまとめた、アメリカ南部の民俗音楽と言えるものをまとめたアトランティックの名シリーズの一枚。アフリカから持ち込まれた音楽が最もプリミティヴな形でアメリカらしく生まれ変わった儀式的な踊りの音楽、ブルースの起こりをうながしジャズにも吸収されていったフィールド・ハラーを始めとする労働歌、そしてカントリー・ブルース弾き語り、ストリング・バンド、ハーモニカ・ソロなどなど全13曲収録。オリジナルは60年、下の盤同様、しっかりしたジャケット&音の70年代盤。【曲】「Ed Young, Lonnie Young / Jim And John(試聴)」「Vera Hall / The Wild Ox Moan」「Fred McDowell / Been Drinkin' Water Out Of A Hollow Log」「Bob Pratcher, Miles Pratcher / All Night Long」「Fred McDowell / Shake'em On Down(試聴)」「Forest City Joe / Levee Camp Reminiscence」「Ed Young, Lonnie Young / Chevrolet」「Ed Young . Lonnie Young / Oree」「Johnny Lee Moore / Levee Camp Holler」「Johnny Lee Moore / Eighteen Hammers」「Forest City Joe / Train Time」「Fred McDowell / Freight Train Blues」「Forest City Joe / Drink On Little Girl」※本日のアップはこれで終了です