- 2020-08-31 21:34
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Jorge Fontes- ホルヘ・フォンテス - "FADOS AND VARIATIONS"
USA / LP / Mono / RCA Victor FPM172 / Rec 1966 / Pub 1966
ジャケット擦れ極わずか、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■ポルトガル・ギターの名手、ホルヘ・フォンテスのソロ・アルバム。
ファドの伴奏に無くてはならないポルトガル・ギター。6コース12弦で洋梨のようなボディをした楽器で、12弦ギターやマンドリンにも似た光沢おある音色が独特。このホルヘ・フォンテスは、アマリア・ロドリゲスの伴奏等で知られる名手。ポルトガルではヴィオラと言われる通常のギターと、ギターと同じ形をしたベースのバイショ等の小編成でファドのスタンダード、彼の自作曲等を12曲演奏。テクニック抜群のアップテンポの2ビートものからロス・インディオス・タバハラス風のエキゾチックなもの、アントン・カラスを思わせるゆったりしたナンバーまで多彩。モノラル。【曲】「Lisboa A Noite」「Guitarra Espectacular」「O Fado Mora Em Lisboa」「Coimbra 」「Escadinhas De Alfama(試聴)」「A Rua Dos Meus Ciumes」「Madragoa(試聴)」「Comboio Do Norte」「Lisboa, Nao Sejas Francesa」「Al Mouraria」「Ferias No Algarve」「Chegaste Em Dia De Sol」
- 2020-08-31 21:32
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Lotte Lenya, Erika Helmke, Lewis Ruth Band, etc.- ロッテ・レーニャ、エリカ・ヘルムケ、ルイス・ルース・バンドetc. - "DIE DREIGROSCHENOPER"
Germany / LP / Mono / Eterna 820440 / Rec 1930 / Pub 1970s
ジャケット色あせ少々、擦れわずか、レーベルひげ極わずか、盤浅い擦れわずか、試聴のようなチリ音
Jacket
3.5 / Disc
3.5~4 / Sound
3~3.5 2980 yen
■『三文オペラ』の初録音を収録した一枚。
シェーンベルク等の前衛的なクラシックの手法をマスター、それにアメリカのジャズから影響受け出来上がったアヴァンギャルドな大衆娯楽音楽がクルト・ワイルの芝居音楽。そして、「Moritat(Mack The Knife)」等を含む『三文オペラ』は、ワイル、詩のブレヒトともに自身の生涯の代表作といえる傑作。これは、28年の舞台初演時のキャストそのまま、30年に録音された歴史的な作品で、『三文オペラ』の最も古い録音。ワイルの妻でもある、ワイル曲の最高の歌い手ロッテ・レーニャ、やはり本作の録音が代表作となったソプラノ歌手エリカ・ヘルムケ、そしてドイツ・ジャズ・バンド、ルイス・ルース楽団らによる演奏。他、その少し後に、三文オペラのフィルムのために録音された4曲、中では最も古い『マハゴニー』(「アラバマ・ソング」の最高のヴァージョン収録!)など貴重な音源を収録。独エテルナ盤。
- 2020-08-30 21:58
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Melos Ensemble, Eric Parkin(P), etc.- メロス・アンサンブル、エリック・パーキン(ピアノ) - "JOHN IRELAND : SEXTET / CELLO SONATA / FANTASY-SONATA"
USA / LP / Stereo / MHS 1610 / Rec 1972 / Pub 1972
コーティング・ジャケット擦れわずか、レーベルひげ極わずか、盤擦れほぼ無し
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2680 yen
■ジョン・アイアランドの室内楽三作を収録した一枚。
ヴォーン・ウィリアムスらと同時代の作曲家で、BブリテンやEjモーランの師でもあったイギリス印象主義の作曲家ジョン・アイアランド(1879-1962)。交響曲や協奏曲は少なく、ピアノ曲、歌曲、室内楽の小品を数多く残し、上の作曲家たちに通じる、美しく陰影のあるしんとしたメロディ、厳しい自然への畏怖のようなものが滲む作品を多く残しました。これは彼の室内楽三作を収録した一枚。若い頃に作った曲を全て破棄した彼が残した、穏やかで優しい『Sextet For Clarinet, Horn And String Quartet』、彼が最後の住処として選んだイギリス最南部の自然に啓発されて作られたという、震えるようなスリルと妖しい甘美さのある『Sonata For Cello And Piano』、クラリネットを生涯愛したという彼の思いが詰まった、クラとピアノが淡く広がる印象派風名作『Fantasy Sonata For Clarinet And Piano』の三作。メロス・アンサンブル、エリック・パーキン(ピアノ)等イギリスの演奏家の一枚。オリジナルはイギリスのリリタから、これは米の通販専門レーベル、MHSのライセンス盤。
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-08-30 21:56
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Dezso Ranki- デジュー・ラーンキ - "BELA BARTOK : FUR KINDER"
Germany / LP / Stereo / Telefunken 635338 / Rec 1977 / Pub 1977
ボックス擦れわずか、シール、内側きれい、レーベル二枚ともひげ極わずか、盤二枚とも極浅い擦れわずか
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■全85曲の『子供のために』を収録した2LP。
ハンガリー~ヨーロッパのローカルな民俗音楽から着想を得たメロディを、クラシックの技法でもって新しく生まれ変わらせ、音楽大国ハンガリーをリストらとともに代表する存在となったバルトーク。これは、ハンガリーのフンガロトン・レーベルが出したバルトーク全集からで、数十秒~1分ほどの全85曲からなる『子供のために』を完全収録した2LP。ハンガリー/チェコの民謡をもとに作られたこの作品の暖かい無垢な音は、ちょっとした一瞬の仕草を切り取ったようだったり、忘れていた安堵を思い起こさせるようだったりと、新鮮な郷愁感とでも言うような響きがします。演奏はハンガリー人ピアニスト、デジュー・ラーンキ。英仏独3か国語の解説ブックレット。
- 2020-08-30 21:54
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Maria Callas- マリア・カラス - "LA DIVINA IN IHREN BEDEUTENDSTEN AUFNAHMEN 1953-64 "
Germany / LP / Mono / EMI 1C15103154-55 / Rec 1950s, 60s / Pub 1977
見開きジャケット円状の擦れ少々、内側きれい、レーベル二枚ともひげ無し、盤二枚とも擦れほぼ無し
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
4 3480 yen
■マリア・カラスの絶頂期の名演を2LPでまとめたアルバム。
56年にアメリカ・デビュー、65年に事実上引退という短いキャリアながら、20世紀最高と言われた説明不要のソプラノ歌手マリア・カラス。これは77年、彼女が53歳で亡くなった時に追悼の意味を込めてリリースされた、彼女の生涯の名演集。『ルチア』『トスカ』始めとする、彼女と言えばの曲を24曲収録。
- 2020-08-26 00:57
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Billie Holiday, Ethel Waters, Lillian Glinn, etc.- ビリー・ホリデイ、エセル・ウォーターズ、リリアン・グリン、etc. - "RED WHITE AND BLUES - WOMEN SING OF AMERICA"
USA / LP / Mono / Rosetta RR1302 / Rec 1920s to 50s / Pub 1980
見開きジャケット擦れ極わずか、内側きれい、レーベルひげ無し、盤極浅い擦れわずか
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■女性ブルース、ジャズ・シンガーによる、"アメリカ"の歌を集めた一枚。
アフリカとヨーロッパの伝統がブレンドされ生まれたブルース、ジャズ。初めて世界に広がったアメリカ生まれのこの音楽を通して、全員その筋のスタイリストといえる類まれなシンガー達の歌を通して、アメリカという国を紹介しましょう、という一枚。そして、女性アーティスト限定でレコードを出したこのロゼッタ・レコードらしく、女性の目線で歌われる、町や土地をテーマにした歌を収録。説明不要のシンガーを中心に(しかしビリー・ホリデイやベッシー・スミス、リル・アームストロングなどは未SP化の貴重音源)、アメリカ生まれの楽器バンジョーのポロポロを入れたテキサスのブルース・シンガー、リリアン・グリン、ロックンロールの先祖的名バンド、ハーレム・ハムファッツを従えたロゼッタ・ハワードなど、ウルトラ・ディープな選曲の15曲。【曲】「Billie Holiday / Do You Know What It Means To Miss New Orleans」「Ethel Waters / West End Blues」「Lillian Glinn / Shreveport Blues」「Ivie Anderson / Sad Night In Harlem」「Victoria Spivey / Detroit Moan」「Rosetta Howard / Delta Bound(試聴)」「Mildred Bailey And Her Oxford Greys / Arkansas Blues」「Bessie Smith / St. Louis Blues」「Blue Lou Barker / New Orleans Blues(試聴)」「Ella Fitzgerald And Her Famous Orchestra / Gulf Coast Blues」「Helen Humes / Mound Bayou」「Bertha Chippie Hill / Charleston Blues」「Betty Roche / A Train」「Julia Lee / Goin To Chicago」「Lil Armstrong & Blossom Seeley / Chicago」
- 2020-08-24 23:34
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Derek Bailey- デレク・ベイリー - "SOLO"
U.K. / LP / Stereo / Incus 2 Revised / Rec 1971 / Pub 1978
コーティング・ジャケット擦れわずか、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか、試聴のようなチリ音
Jacket
3.5~4 / Disc
4 / Sound
3.5 7980 yen
■ファースト・アルバムA面の即興曲を入れ替え出された78年エディション。
それまでの演奏をひっくり返し、究極の表現と言えるかも知れない、"弾かない"ことに成功したといえるまさしく無二のギタリスト、デレク・ベイリー。これは、71年に出された彼の初アルバムの裏バージョンともいえる78年のインカスからの正規盤。71年Verは、A面がインプロヴィゼーションの番号4、5、6、7の4曲で、この78年Verは、同じ時に録音された番号3、8、9、10、11、12の6曲を収録。B面は同じで、ミッシャ・メンゲルベルグなど知人ミュージシャンに作曲を依頼、そして演奏した無二の3曲。オリジナル盤。【曲】「Improvisation 3(試聴)」「Improvisation 8」「Improvisation 9」「Improvisation 10」「Improvisation 11」「Improvisation 12」「Where Is The Police?(試聴)」「Christiani Eddy」「The Squirrel And The Ricketty-Racketty Bridge」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-08-24 23:32
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Alan Hovhaness- アラン・ホヴァネス - "HOVHANESS : FANTASY FOR PIANO / KOMITAS VARDAPET : SIX DANCES OR PIANO"
USA / LP / Stereo / Poseidon Society 1007 / Rec 1971? / Pub 1971?
ジャケット表裏ともに擦れ少々、右上カットアウトホール、左上小折れ目、レーベルひげ無し、盤擦れわずか、B3に強めの擦れ一本、音に出ません
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 3980 yen
■東洋の音楽に影響を受けた作曲家ホヴァネスと、アルメニアの偉大な作曲家コミタス・ヴァルダペットのピアノ曲を収録した一枚。
A面は、アルメニア、インド、韓国、ハワイの音楽、そして日本の雅楽に影響を受けた現代音楽作を発表し続け、ヘンリー・カウェルにも影響を与えたアルメニア系米人作曲家アラン・ホヴァネス(1911-2000)の10章からなる『Fantasy For Piano』。インドのラーガを、プリペアド・ピアノも混ぜ演奏した大変にイマジナティヴな作品。サイドBは、民俗音楽の研究家でもあり、修道士でもあった、19世紀~20世紀初頭のアルメニアを代表する作曲家コミタス・ヴァルダペット(1869-1935)の6曲からなる『Six Dances For Piano』で、アルメニア民族楽器をクラシック・ピアノに置き換え、民謡をベースに作曲された、全く新鮮なエスニック・ピアノ組曲。こちらも演奏はホヴァネス。ホヴァネス自身が興した自主レーベル、ポセイドン・ソサエティから。試聴は『Fantasy For Piano』の冒頭と、『Six Dance』から「Ounapi」と「Choror」。
- 2020-08-22 00:10
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Bob Bain- ボブ・ベイン - "LATIN LOVE"
Japan / 10LP / Mono / Capitol OLP45 / Rec 1962 / Pub 1962
コーティングの折り返しジャケット擦れ少々、レーベルひげ少々、盤浅い擦れ、表層スクラッチ少し、チリ音少々
Jacket
3.5 / Disc
3~3.5 / Sound
3~3.5 1980 yen
■ハリウッドNo1の名ギタリスト、ボブ・ベインの日本盤10インチLP。
「ピーター・ガンのテーマ」のあのギターやシナトラの「I've Got You Under My Skin」、エラ・メイ・モース「Cow Cow Boogie」等でプレイしてきた、ハリウッドの静かな巨匠と言えるギタリスト、ボブ・ベイン。デイヴ・バーバー(ペギー・リーの旦那)の後釜としてTドーシー楽団に入り、レス・ポールとは家に入り浸るような仲だったり、他にもいろんな話があり興味の尽きない人。裏方に徹していた人なのでソロ作は数枚しかだしていないのですが、この一枚は彼が、ガット・ギターを伴奏とメロディーで多重録音した作品。(こんなのはこれしかないです)たった2本のガット・ギターだけでうっとりしてしまうような、ラテン系のスタンダードをゆるく演奏しています。心踊る「FRENESI」、「PERFIDIA」「BRAZIL」「MARIA ELANA」等等極上のギター・アルバム。ちなみにあのフィル・ムーアのグループにも参加していました。【曲】「Brazil」「Amor」「Besame Mucho」「Frenesi」「Green Eyes」「The Breeze And I」「Yours」「Perfidia」「You Belong To My Heart」「Maria Elena」
※本日のアップはこれで終了です
- 2020-08-22 00:09
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Duane Eddy- デュアン・エディー - "1,000,000.00 DOLLAR WORTH OF TWANG"
USA / LP / Mono / Jamie 70-3014 / Rec 1959 / Pub 1959
コーティング・ジャケット擦れ少々、裏ジャケット書き込み、レーベルAに書き込み、ひげ少々、盤浅い擦れ、小スクラッチ少々
Jacket
3 / Disc
3~3.5 / Sound
3.5 2980 yen
■「Movin Groovin」等の代表作+αのオリジナル・アルバム。
エレキ単音一本弾きの鬼太フレーズでロックンロール界をのし歩いたデュアン・エディ。トゥワンギー・ギターと呼ばれるそのスタイルは当時は映画『PETER GUNN』のテーマなどにも影響し、21世紀になっても毎夜どこかでグア~ンと鳴り響いているはず。これは、「Movin Groovin」「Cannonball」「Rebel Rouser」など問答無用の代表作を抑えつつ(はっきり言ってこの三曲をいい音で聞けるだけで満足)、フォークからハワイアン、マリアッチ風味まで幅広くレパートリーを選んだ実に面白い一枚。59年。【曲】「Rebel Rouser(試聴)」「Cannonball」「The Quiet Three」「Bonnie Came Back」「Because They're Young」「Theme For Moon Children」「Moovin' 'N Groovin'(試聴)」「The Lonely One」「Forty Miles Of Bad Road」「Some Kinda Earthquake」「First Love, First Tears」「Kommotion」
- 2020-08-22 00:07
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Lester Robertson, Billy Tate, Little Victor, etc.- レスター・ロバートソン、ビリー・テイト、リトル・ビクター、etc. - "GOING TO NEW ORLEANS - UNISSUED SIDES 1954-1959"
U.K. / LP / Mono / Flyright FLY601 / Rec 1950s / Pub 1984
ジャケット擦れ少々、レーベルひげわずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket
3.5 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■フライライト・レコードのニューオーリンズR&B集。
全曲お蔵入りとなっていた音源集。同じイギリスのエイス・レコードの襟を正した編集盤とはまるで違う、ラテン・リズムのジャングルR&B、悲痛なスワンプ・ブルース、40年代ジャンプ・ブルース路線のホットなナンバーなどなどまさしくごった煮状態の濃すぎる一枚。アップセッターズがバックを付けた盤が特に人気のレスター・ロバートソンの「Iko Iko」系のナンバー、調子っぱずれなエレキが泣けるザディコ・シンガー&アコーディオン奏者ロッキン・シドニーのユルイナンバー、この盤のハイライトと思わせる、ヒューイ・スミスやエディ・ボーと活躍したシンガー、ビリー・テイトのシャウト炸裂の泣きのナンバーなどなど、もうニューオーリンズ全く関係なく楽しめる一枚。【曲】「Lester Robertson / Hoo Wee Pretty Baby」「Baby Give Me A Chance」「Billy Tate / Teasin' Around With Me」「Little Victor / Loc-A-Li」「Eddie Hudson / That Long Lost Baby」「Skinny Dynamo / So Long, So Long」「Tabby Thomas / Hmmm I Don't Care」「Ernie Holland / Gimme My Money Back」「Vince Monro / If I Had My Life To Live Over」「Billy Tate / Right Or Wrong」「Lester Robertson / Please Don't Go」「Little Victor / Theresa」「Rockin' Sidney / Augustine」「Tabby Thomas / Tomorrow」
- 2020-08-20 23:03
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Albert Dominguez- アルバート・ドミンゲス - "FILM MUSIC FOR PIANO"
USA / LP / Stereo / Citadel CT7010 / Rec 1979 / Pub 1979
ジャケットシュリンク入り、下部中央小縁裂け、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し、美品
Jacket
4 / Disc
4 / Sound
4 2980 yen
■ロージャ、コルンゴルト、マックス・スタイナーの映画音楽を名クラシック・ピアニストが弾いた一枚。
ルーマニア生まれでアメリカに渡り、映画音楽の世界で活躍したミクロス・ロージャ、ナチスのオーストリア併合によりアメリカへ亡命、やはり映画の世界へ入ったエーリッヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト、そして映画音楽の大家マックス・スタイナー。この三人が映画のために書いた曲をピアノ独奏で演奏した一枚。A面7曲は全てロージャの『Lydia』941年公開)。ロマン派、近代と20世紀ポピュラーが無理なく溶け合うあざやかな作。B面はまずコルンゴルトの『Between Two Worlds』(44年公開)。単一の曲で、30年代のスタンダードのようなメロディを耽美的に披露。スタイナーは『Bill Of Divorcement』(32年公開)から「Unfinished Sonata」と、『City For Conquest』(40年公開)。いきなり澱みが晴れたように世界が変わり、シンプルで訴えかけるメロディが広がります。ハイフェッツ等名だたる演奏家や声楽家の伴奏で知られる名手アルバート・ドミンゲスの演奏。映画音楽専門のヴァレーズ・サラバンドのサブ・レーベル、シタデルからの一枚。
※本日のアップはこれで終了です