Alvis Wayne- アルヴィス・ウエイン - "SWING BOP BOOGIE"
USA / LP / Mono / Westport PBLP001 / Rec 1950s to 1970s? / Pub 1994
ジャケット円状の擦れ少々、レーベルひげ極わずか、盤極浅い擦れわずか
Jacket 3.5 / Disc 4 / Sound 4 3680 yen ■ロニー・ワイザーの尽力で製作された、ロカビリアン、アルヴィス・ウエインの初LP。最高の内容。
37年テキサス生まれ、当然のようにカントリーに出会いバンドを結成、演奏を始めるもロカビリーの世界へ、そしてカンザスのマイナー・ウエストポートに56~58年の間数枚のシングルを録音。それからだいぶ経った後、アメリカン50sの求道者ロニー・ワイザーと出会い、彼の70sDIYロカ・レーベル、ローリン・ロックに録音。ちなみにそのローリン・ロックでの録音はいつのものなのかよくわからないのだそう...これは50年代の音源からワイザー絡みのものも収録してリリースされたLPで、ワイザーも製作に尽力した彼の1st。ルーズでダルイムードも最高な恐ろしくカッコイイ50年代音源(メンバーの演奏も生唾)、なんら変わらない野卑な60~70年代のナンバーの数々、さらにバラードも極上。【曲】「Swing Bop Boogie(試聴)」「Sleep, Rock-a-Roll Rock-A-Baby(試聴)」「I Gottum」「Lay Your Head On My Shoulder」「You Are The One」「Don't Mean Maybe Baby」「I'd Rather Be With You」「I Wanna Eat Your Pudding」「It's Your Last Chance To Dance Tonite」「Heart Beat」※本日のアップはこれで終了です
Bill Horwitz- ビル・ホーウィッツ - "LIES, LIES, LIES"
USA / LP / Stereo / ESP Disk ESP3020 / Rec 1975 / Pub 1975
見開きジャケット擦れ極わずか、内側きれい、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 4 / Disc 4 / Sound 4 2980 yen ■ESPディスクから、シンガー・ソングライター、ビル・ホーウィッツのファースト・アルバム。
どういう人なのかまるでわからないのですが、アルバムはこのESPに一枚だけの人のよう。プロテスト・フォークの流れを汲んでいるようにも思えますが、社会の諸問題だけでなく、彼にしかわからないような悩みも並列に歌われています。切実というのとはまるで違う、何か諦めた感のさみしいたたずまいが延々続く一枚。ニール・セダカの「Breaking Up Is Hard To Do」がこんな沁みるナンバーだとは。グッドタイムなA2「New American Guilt Trip」と、ニール・イネスばりの美メロ・ナンバーB1「If I Had A Friend Like Rosemary Woods」がカップリングされたシングルが出ました。【曲】「Consumption」「New American Guilt Trip」「Father (Workingman's Daughter)」「Henry K」「Sing Me」「My Father(試聴)」「If I Had A Friend Like Rosemary Woods」「Tocks Island」「Broken Record」「Breakin' Up Is Hard To Do(試聴)」「Candyman」「Sadness」
Bulgarian Musicians, Ethel Raim, Martin Koenig(Recording)- ブルガリアのミュージシャン、エセル・レイム&マーティン・ケーニッヒ(録音) - "VILLAGE MUSIC OF BULGARIA : A HARVEST, A SHEPHERED, A BRIDE"
USA / LP / Stereo / Nonesuch H72034 / Rec 1978 / Pub 1978
ジャケット擦れわずか、しみ少々、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し、インサートきれい
Jacket 3.5 / Disc 4 / Sound 4 2480 yen ■ブルガリアの民俗音楽を収録したノンサッチからの一枚。
エセル・レイムとマーティン・ケーニッヒという研究家がブルガリアとユーゴに赴き録音、ノンサッチ・レーベルの民俗音楽シリーズ"エクスプローラー"からリリースされた一枚。これはブルガリア編。ブルガリアといえばやはりあのコーラスですが、80年代以降ヒーリング・ミュージック等に取り込まれたものとは当然ながら全く違う、本当に脳の髄までヴァイブレーションを感じるものが収録されています。そのコーラス曲を中心に、アイルランドのイリアン・パイプのようなカバ・ガイディという楽器のインスト(+歌ものもあり)、ガドゥルカという擦弦楽器と女性のソロ・ヴォーカル曲などを収録。曲紹介、歌詞英訳のインサート。【曲】「Vetar Vee」「Triti Puti」「Ta Shto Mi E Miloj, Mamo(試聴)」「Krivo Horo」「Potajno Rada Godiya」「Zhalna Goro, Zhal Mi E Za Tebe(試聴)」「Izlel Je Delyo Hajdutin」「Dimitro, Sino Dimitro」「Molih Ta, Majcho I Molih」「Lichkoljo Glaven Lichkoljo(試聴)」「Lisna, Goro Spushi Sa」「Svornato - Pajdushko」※本日のアップはこれで終了です
Django Reinhardt- ジャンゴ・ラインハルト - "DJANGO PLUS"
France / LP / Mono / Pathe Marconi 1727291 / Rec 1928-40 / Pub 1983
ジャケット擦れ少々、レーベルひげ無し、盤擦れほぼ無し
Jacket 3.5~4 / Disc 4 / Sound 4 2980 yen ■ジャンゴの知られざる名演を収録した一枚。
ジャンゴのあまり知られていない音源を、最初期からまとめたフランスのパテ・マルコーニのオフィシャル編集盤。まずいきなり衝撃な、手をケガする前の、28年のバンジョー演奏ナンバー。アコーディオン、口笛のメロディを信じられないテクニックでサポート。ジャンゴのバンジョー・リードの音源なんかももしかしてあるんでしょうか。ジャンゴのトリオでバックを務めた仏No1クルーナー、ジャン・サブロンの音源、そのジャンの姉ジェルメーヌ・サブロンの沁みるトーチ・ソング風の曲、仏のジャズTB奏者ガイ・パキネのリーダー録音のロマンチックな「Night And Day」、ギターを前面に出した純正ダンス・バンド風の演奏、ファッション評論家マリー・ジャックス・ペリエの舌足らずな歌がかわいいスウィング・ナンバー、ホット・クラブ・オブ・フランスの代表作「Nuages」のクラリネットがメロディを吹く珍しいバージョンなどなど収録。全体的に落ち着いた内容で、長く聞けるいい一枚。【曲】「Moi Aussi(試聴)」「Parce Que Je Vous Aime」「Si J'aime Suzy」「La Chanson Du Large」「I Saw Stars」「Vieni, Vieni」「Tout Le Jour, Toute La Nuit(試聴)」「From You」「Cette Chanson East Pour Vous」「Darling, Je Vous Aime Beaucoup」「Mademoiselle Adeline」「Le Roi Marc」「Les Salades De L'Oncle Francois」「Ric Et Pissy」「Nuages」「Coucou」